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今日の5の2
| 放送年 | 2006年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 4話 |
| 原作 | 漫画 |
佐藤涼太は小学5年生の明るく活動的な少年だ。しかし彼は常にクラスの女の子たちと少しエッチなトラブルに巻き込まれてしまう。彼の日常は、無邪気な子どもたちの間で起こるユーモラスで時にドキドキするような出来事に満ちている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
小学5年2組に通う佐藤涼太は、元気いっぱいで好奇心旺盛な少年。しかし彼の日常には、クラスメートの女の子たちとの”ちょっとドキドキ”なハプニングが絶えない。着替えを目撃してしまったり、プールで間近に迫られたり――無邪気な子どもたちの間で起こる、ほんのり甘くてユーモラスな騒動を描いたスクールコメディ。みどころ・魅力
① 「無邪気さ」と「ドキドキ」のギリギリラインを攻めたコメディ演出
小学生という設定ならではの無邪気さを前面に出しつつ、ちょっとセクシーな状況を次々と生み出す構成が本作の核。子どもたちに悪意がないぶん、涼太の狼狽ぶりがより際立ち、笑いと照れが絶妙に同居している。② キャラクターそれぞれが持つ個性豊かな女の子たち
活発・天然・しっかり者など、個性の違う女の子たちが涼太を取り巻く。それぞれのキャラクターが持ち味を活かしてトラブルを引き起こすため、どのエピソードも飽きずに楽しめる。短編OVA形式なので、各話のテンポも軽快だ。③ 懐かしいほのぼの学園の空気感と日常系の読後感
2006年ならではのレトロな学校描写と、ゆったりした日常系の空気感が本作の魅力のひとつ。派手なバトルもシリアスな展開もなく、「あの頃の放課後」を思い起こさせるような温かみのある世界観が心地よい。キャスト・声優一覧
















スタッフ
| 監督 | 長澤剛、則座誠 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 小島正士 |
| OP | 能登麻美子「Baby Love」 |
| ED | 能登麻美子「Yakusoku」 |
| ED | 門脇舞以「Sakurairo Kaze」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「小学生の日常もの」という説明を聞いて、のんびり見始めたら最初の5分で方向性を悟った作品。OVA版は2006年、その後2008年にTV版が制作されているので、今これを見ている人は「OVAを先に見るべきか後に見るべきか」と悩んでいるかもしれないけれど、結論から言うとどちらでも成立する。OVA版はTV版の前日譚でも続編でもなく、同じ世界観・同じキャラクターで独立したエピソードを描いている。コアファン向けというより、むしろこっちで入って気に入ったらTV版に移るルートもぜんぜんあり。最初に見たときの印象は「こんなにあっけらかんとしているのか」という軽さで、2回目に気づいたのは、エピソードごとのテンポが意外と計算されているということだった。
子どもの無邪気さがフィルターになっているから、ギリギリ成立している話
「小学生が主人公のラブコメ」という時点で身構える人は多いと思うし、実際ジャンルに「セクシー」と入っているのだから正直に言う。ただこの作品が他の同種の作品と少し違うのは、エロスに対して登場人物が徹底的に無自覚であることだ。主人公の涼太は女の子たちとトラブルに巻き込まれるたびに困惑しているが、そこに邪な意図は描かれない。女の子側も、悪意や意図的な誘惑があるわけではない。ただ、子どもならではの距離感のなさと身体的な無頓着さが、傍から見ると「ドキドキする状況」を作り出してしまっている——この構造こそがこの作品の核心だと思っている。
見る側の目線が「子どもの世界をのぞき見する大人の目」であることを作品自体が自覚していて、それをネタにしている節がある。2回目に見るとより感じるのだが、カメラアングルや演出がわざと「大人の解釈が可能な角度」を選んでいる。子どもたちは無邪気に遊んでいるだけなのに、見ている側だけが「しまった」と思う構造。この非対称性が、単純な萌えアニメとは少し違う奇妙な居心地を作っている。「これは何を楽しんでいるのか」と自問させられる、ある意味メタな作品とも言える。
桑島法子が演じる涼太は、主人公でありながら常にリアクション役に徹している。涼太が「なんでこうなるんだ」と困惑するテンポが作品のリズムになっていて、その声の芝居が絶妙に「悪意のない少年」を体現している。能登麻美子の相原カズミは、全体のムードを整えるポジションで、落ち着いたトーンが作品のざわざわした空気を一瞬静める効果をもっている。
特に刺さったシーン
プールや体育の授業まわりのシーンは、このOVAのテーマがいちばん素直に出ているエピソードだと思う。子どもたちが着替えやら水着やらで無防備になる状況を、涼太ひとりがひたすら「やばい、見るな、どこ向いてればいい」と焦っている構図——ここの桑島法子の声が絶妙で、少年が「困っているのに止められない」というてんぱり方を、わりと繊細に演じている。植田佳奈の日高メグミはこういう場面でぐいぐい来るキャラクターで、「悪気がないのに無敵に強い」という役割を声のトーンだけで表現していた。高橋美佳子の浅野ユウキと茅原実里の河合ツバサも含め、女の子側のキャストがそれぞれ「無自覚の加害者」として機能しているバランスが、見ていて笑えるか苦笑いになるかのギリギリを保っている。
読んで見たくなったら——『今日の5の2』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 2000年代のラブコメアニメの空気感に懐かしさを感じる人
- キャラクターの掛け合いとテンポだけで30分持たせる構成を評価できる人
- 能登麻美子・桑島法子・植田佳奈ら声優のキャリアを追っている人
- TV版を見てOVAも気になった人(どちらの順番でも成立するので安心していい)
- エロスよりもコメディとしてのリズムを楽しみたい人
合わない人
- 小学生が主人公のセクシー要素に倫理的な引っかかりを感じる人(それは正常な感覚)
- キャラクター描写の深さや心理描写を求める人
- ストーリーの起伏やカタルシスを期待している人
- 2006年当時の「ギリギリライン」が現在の感覚では受け入れられない人
次に見るなら
今日の5の2(TV版)は同じキャラクターで2008年に制作されたシリーズで、OVAより話数が多い分キャラクターの掘り下げがある。OVAを気に入ったなら次はここ。OVAの「ギリギリのテンポ」が好きだったか、「キャラクターが好きになった」かで楽しみ方が変わる。
ちょこっとSisterは同じ時期の作品で、日常系のゆるさと少しセクシーな要素が混在するバランスが近い。こちらは年齢設定が違うのでまた別の空気感だが、「悪意のないドキドキ」という構造には共通点がある。
苺ましまろは小学生日常ものの中でセクシー要素をほぼ排除してコメディに振り切った作品で、「子どもたちの会話だけで成立させる」という意味では今日の5の2と対比して見るとおもしろい。どちらが好きかで自分の好みがはっきりする。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『今日の5の2』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで視聴できます。サブスクに加入していればすぐに視聴を始められますので、気軽に試してみてください。短編OVA形式でサクッと楽しめるため、隙間時間のお供にもおすすめです。