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【書籍化】聖人公爵様がラスボスだということを私だけが知っている
| 著者 | しきみ彰 |
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グレイス・ターナーは「亡国の聖花(せいか)」という小説において、ヒロインを虐めて陥れる悪女だった。 しかし実を言うとそれは、夫、リアム・クレスウェルに仕組まれたもの。 しかもこのリアムは、ありとあらゆる事件を裏で誘発させ人々を操り、破滅へと追いやったラスボスなのだ。 その情報が知られ始めるのは、小説の最後の最後。つまり、それまで、リアムは人々に愛され、同時に人々を慈しみ分け隔てなく施しを与える、聖人公爵として誉めそやされる。 そして当のグレイス自身も、リアムに心酔したために道を外れた愚か者の一人だった。 絶対に破滅したくないグレイスは、とにかくリアムには関わらないでおこうと開かれる夜会で彼を避け続ける。しかしそれを理由に逆に目をつけられ、挙句前世の記憶を思い出した影響か、魔力を全て弾く代わりに魔力の使えない特殊な体質になってしまったことを知られてしまったのだ! 魔術が使えない貴族令嬢など、
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まとめ
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