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追放された雑用係、敗戦処理の天才だった ~崩壊寸前の辺境領を立て直す~
| 著者 | 山田鰻 |
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王国軍には「雑用係」と陰で笑われる男がいた。 名前はレイン・アストラ。剣も魔法も使えない。彼がひたすら睨みつけていたのは、残りの兵糧、動ける馬、壊れた荷車、合わない帳簿——要するに、負け戦でどうやったら一人でも多く生きて帰れるか、その数字だけだった。 ルーデン平原での大敗。総崩れの撤退戦の最中、誰に命じられるでもなく混乱を静かに捌き、本来なら屍を晒すはずだった兵たちを大勢生還させたのは、この地味な青年である。 だが、軍議で称賛されたのは派手に剣を振るった者ばかり。上層部が欲したのは正確な戦況報告ではなく、補給混乱の責任を押しつけるスケープゴートだった。 こうしてレインは、北東のハルヴェイン辺境領へ左遷される。街道は崩れ、倉庫は空、兵は脱走済み、残っているのは妙に分厚い役所の帳簿だけ——誰もがとっくに匙を投げた土地だった。 「……まあ、まだ死んでませんし」 そう呟きながら、レインは帳面を開く
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まとめ
追放された雑用係、敗戦処理の天才だった ~崩壊寸前の辺境領を立て直す~ は「小説家になろう」で無料で読めます。
