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1994

魔法騎士(マジックナイト)レイアース
★ 3.5 / 5.0アクション冒険コメディドラマファンタジー魔法少女メカ
| 放送年 | 1994年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 20話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Tokyo Movie Shinsha |
光、海、風という3人の少女が、東京タワーへの遠足中に魔法の国セフィーロへ召喚される。魔道士クレフから、彼女たちが伝説の魔法騎士として召喚され、セフィーロを救うよう告げられる。少女たちは帰宅を望むが、クレフはある者に会う必要があると説明する。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
東京タワーへの遠足中、互いに別々の学校に通う獅堂光・龍咲海・鳳凰寺風の3人の少女は、まばゆい光に包まれて異世界セフィーロへと召喚される。出迎えた魔道士クレフは、彼女たちこそ世界の崩壊を食い止める「伝説の魔法騎士」であり、セフィーロを救う使命を帯びてこの地へ呼ばれたのだと告げる。元の世界への帰還を願う3人だったが、そのためにはまず会わねばならない人物がいるという。戸惑いながらも光・海・風は、魔法と剣、そして守護獣マシンを巡る壮大な冒険へと足を踏み入れていく。みどころ・魅力
① CLAMP原作ならではの王道ファンタジー世界
創作集団CLAMPが手がけた原作をアニメ化した本作は、剣と魔法、守護獣(マシン)が織りなす正統派の異世界ファンタジー。鮮やかな色彩設計と作り込まれた世界観が、セフィーロという舞台に確かな魅力を与えている。少女たちが異世界で運命と向き合う構図は、90年代ファンタジーの代表格として今も色あせない。② 個性豊かな3人の少女の成長と絆
熱血で真っ直ぐな光、気高く凛とした海、聡明で優しい風。性格も育ちも異なる3人が、戦いと冒険を通じて互いを認め合い、強い絆で結ばれていく過程が物語の核となる。それぞれが魔法を会得し、騎士として成長していく姿は、見る者の胸を熱くする。③ 終盤に明かされる衝撃の真実
明るい冒険譚として始まる物語は、進むにつれて「セフィーロを救うとは何か」という重いテーマへと深化していく。終盤に待ち受ける切なくも衝撃的な真実は、本作を単なる勧善懲悪では終わらせない。視聴後に強い余韻を残す物語構成も、長く語り継がれる理由のひとつだ。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 平野俊貴 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 石田敦子 |
| 音楽 | 松尾早人 |
| 美術監督 | 石垣努 |
| 音響監督 | 浦上靖夫 |
| OP | 田村直美「Yuzurenai Negai」 |
| ED | 吉成圭子「明日の勇気」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
東京タワーへの遠足中に異世界へ飛ばされる、女の子3人の冒険もの——最初はそのくらいの気持ちで再生した。CLAMPだし絵はかわいいし、まあ安心して見られるやつだろう、と。実際、序盤はその予想通りに進む。剣を持たされ、魔法を覚え、モンスターを倒し、お姫様を助けに行く。王道。ところが見終わったあと、しばらく動けなかった。2回目に見返して気づいたのは、あの「安心して見られそうな顔」は、最初からこちらを油断させるために用意されていたということだ。やさしい絵柄でこんな話をやるのか、と、画面の前で素直に背筋が伸びた。「お姫様を助ける物語」を、これ以上ないやり方で裏切ってくる
異世界に呼ばれた少女が伝説の騎士になって国を救う。字面だけ並べれば、これほど都合のいい願望充足の話もない。セフィーロという国は、たった一人の人間が祈り続けることで世界の形を保っている——その「柱」を守るために、光・海・風の3人は剣を取る。ここまでは、よくある救済の物語だ。だがこの作品が本当に描いているのは、その救済の構造そのものが抱えた残酷さだと思う。一人の祈りで支えられる世界は、その一人が祈ること以外を許されない、ということでもある。誰かを好きになることすら、世界の重さの前では罪になる。終盤で明かされるのは、守るべきだったはずの相手が本当は何を望んでいたのか——という、まるごとのひっくり返しだ。3人の少女は、自分たちが何のために呼ばれたのかを、いちばん知りたくない形で知ることになる。
これは単なる異世界冒険ものではなく、「救う」という言葉がどれだけ一方的になりうるかを、中学生3人に背負わせる話だ。やさしい絵柄と軽快なテンポの裏で、ずっとこの問いが転がっている。1回目はラストの衝撃で頭が真っ白になり、2回目は、序盤のなんでもない会話にまで全部伏線が刺さっていたことに気づいて、別の意味で黙った。子ども向けの顔をして、いちばん大人びた残酷さを差し出してくる。
特に刺さったシーン
やっぱり終盤、敵として立ちはだかってきた相手の「本当の動機」が剥がれていくくだりだ。小杉十郎太のザガートが、最後まで声を荒げないのがいい。怒鳴って威圧するタイプの悪役なら、こっちも身構えたまま見ていられた。そうじゃなくて、低く、抑えた声のまま淡々と立っている。その理由が分かった瞬間に、ああこの人は——と、敵だったはずの相手に同情してしまう自分がいた。受け手側、緒方恵美のエメロードの芝居も効いている。か弱く守られるだけの姫君の声に聞こえていたものが、終盤でまったく違う色を帯びる。あの落差は、声優の演技そのものだと思う。
脇も厚い。モンスターを呼び出す少年アスコットの高山みなみ、武器を打つプレセアの篠原恵美、それぞれ出番は派手じゃないのに芯がある。続く展開で絡んでくるイノーバの置鮎龍太郎も含めて、声で世界の温度が決まっていく作品だ。
読んで見たくなったら——『魔法騎士(マジックナイト)レイアース』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- やさしい絵柄の裏で容赦のない話をやられたい人
- 「救う」「守る」という言葉を、一度でも疑ったことがある人
- 90年代の少女向けアニメが持っていた、妙な切れ味が好きな人
合わない人
- 後味のすっきりした冒険活劇を求めている人
- 主人公が素直に報われる王道展開で安心したい人
- 94年作品の作画の古さが気になって入り込めない人
次に見るなら
異世界に呼ばれた少女、というだけならいくらでもあるけれど、「救うことの痛さ」まで含めて近いものとなると、数は絞られる。まず天空のエスカフローネ。異世界に飛ばされた少女が戦いの中心に立たされる構図が近い。メカも入るが、根っこにあるのは運命と恋の重さで、レイアースの後味が好きならまず合う。
次に魔法少女まどか☆マギカ。かわいい絵柄と魔法少女の枠を、観客の油断ごと裏切ってくる作り。「安心して見られる顔」に騙された経験を、もう一度味わいたい人に。
もう一本、ふしぎ遊戯。異世界に召喚された少女が、恋と犠牲のあいだで引き裂かれていく。レイアースのつらさを少女漫画側に振り切ったような一作だ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『魔法騎士レイアース』は、U-NEXT、Huluで視聴することができます。CLAMP原作の王道ファンタジーをじっくり楽しみたい方は、これらの配信サービスをチェックしてみてください。お好みの環境で、セフィーロを巡る3人の冒険を最初から味わえます。



