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2017

カードキャプターさくら クリアカード編 プロローグ さくらとふたつのくま
★ 3.8 / 5.0冒険コメディファンタジー魔法少女ラブコメ
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | MADHOUSE |
原作「カードキャプターさくら」第70話の出来事を再構成した作品。第3巻限定版に付属。さくらが強大な魔力を持つカードに立ち向かう中で、友人たちの支援と自らの成長を描く。カード捕集の最終局面に向けて、さくらと小狼の絆が深まり、物語は新たな展開へと進んでいく。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
原作「カードキャプターさくら」第70話のエピソードを再構成したOVA作品で、コミックス第3巻の限定版に付属するかたちで2017年に登場しました。木之本桜は強大な魔力を秘めたカードと向き合うことになり、その捕集はいよいよ最終局面へと差しかかります。知世や小狼をはじめとする仲間たちの支えを受けながら、桜は持ち前のひたむきさで困難に立ち向かっていきます。ふたつのくまをめぐる出来事を通して、桜と小狼の絆はさらに深まり、物語は「クリアカード編」へとつながる新たな一歩を踏み出します。やさしさと前向きさに満ちた、シリーズの原点を感じさせる一編です。みどころ・魅力
① 「クリアカード編」へつながる原点エピソード
本作は原作第70話を映像化したもので、新章「クリアカード編」へと物語が橋渡しされていく重要な節目を描きます。長く愛されてきたシリーズの空気感をそのままに、桜たちのその後へと期待がふくらむ構成になっています。② 桜と小狼の距離が縮まる丁寧な描写
ふたつのくまをめぐるエピソードを軸に、桜と小狼の関係が少しずつ変化していく様子が繊細に描かれます。直接的な言葉ではなく、さりげない仕草や表情で二人の想いが伝わってくる演出は、ファンならずとも心が温まる見どころです。③ 限定版付属ならではの特別感
コミックス第3巻限定版に付属する特典作品という位置づけが、ファンにとっての特別感を高めています。短編ながらキャラクターの魅力や世界観が凝縮されており、シリーズへの愛着をあらためて感じさせてくれる一本です。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 浅香守生 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 濱田邦彦 |
| 音楽 | 根岸貴幸 |
| 美術監督 | 清水友幸 |
| ED | 岩男潤子「約束の空」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
配信一覧をだらだら眺めていたら、クリアカード編の「プロローグ」だけがぽつんと並んでいて、思わず手が止まった。本編でも続編本体でもなく、そのあいだに挟まる三十分弱の小品。最初は「これ単体で見て意味あるのか?」と半信半疑だった。なにせ原作第70話の再構成、しかもコミックス限定版のおまけという、いちばんコアな層に向けた一本である。 ただ、さくらは完全に世代なので、最初の数秒で抵抗は消えた。久しぶりに聞く声、久しぶりに見る町並み。2回目に見たときに気づいたのは、これが「懐かしさ」だけで成立しているわけじゃないことだった。当時はさらっと流していた小さなやり取りのほうが、いまになって効いてくる。「名前をつけて渡す」——好きと言えない子が、ぬいぐるみに肩代わりさせる話
タイトルの「ふたつのくま」は、もちろんあのクマのぬいぐるみのことだ。自分で作ったクマに自分の名前をつけて、好きな相手に渡す。相手がそれを大事に持っていてくれたら、ふたりはずっと一緒にいられる——そういう言い伝えが、この短い話の芯になっている。 改めて見ると、これは魔法少女ものの体裁を借りた、ものすごく不器用なラブレターの話だと思う。さくらも小狼も、面と向かって「好き」とは言えない。言えないから、ぬいぐるみという物体に気持ちを預ける。名前を縫い込むという行為が、そのまま「これはあなたに渡すための私です」という告白になっている。直接言葉にできない子どもが、手を動かすことでしか想いを形にできない——その回りくどさが、むしろ生々しい。 おもしろいのは、この「渡す/受け取る」が一方通行じゃないところだ。片方が渡して、もう片方も渡す。ふたつのクマが行き来することで、ようやく対等になる。告白って本来こういう、こわごわ差し出して、相手の手のなかに残るかどうかを見届ける行為なんだよな、と妙に納得してしまった。 子ども向けの優しい絵柄のなかに、これだけ「気持ちを伝えることの難しさ」を丁寧に置いている。単なる懐古ではなく、いま見ても普通にラブストーリーとして強い。クリアカード編という新章へ進む前に、わざわざこの一話を選んで再構成した理由が、見終わるとなんとなくわかる。特に刺さったシーン
やっぱり、クマを渡すかどうかで小狼がもじもじしている終盤のくだり。あの年頃の、言いたいことの十分の一も言えない感じが、声と間で完全に作られている。さくら側のまっすぐさと、小狼側のぐるぐるした逡巡の温度差がたまらない。 脇を固める声の存在感も、改めてすごい。関智一の木之本桃矢は、妹をからかうときの軽さとぶっきらぼうな優しさの配分が絶妙で、ひと言挟むだけで空気が締まる。緒方恵美の月城雪兎が見せるあのやわらかい笑顔の声も健在で、聞いた瞬間に「この町に帰ってきた」という感覚になる。そして久川綾のケルベロスが茶々を入れるたび、話が深刻になりすぎない。柚木涼香の秋月奈久留と冬馬由美のスピネル・サンのやり取りも、短いながら相変わらずのテンポで、ここだけ別のコメディが回っている。 シリアスとゆるさの行き来を、ベテランの声だけで成立させている。最初に見たときは話の筋を追っていたけれど、2回目はもう声を聞きにいっていた。読んで見たくなったら——『カードキャプターさくら クリアカード編 プロローグ さくらとふたつのくま』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編をリアルタイムで通ってきた、いわゆる世代の人
- クリアカード編へ進む前に、さくらと小狼の関係を一度おさらいしておきたい人
- 派手なバトルより、子ども同士の不器用な距離の縮め方を見ていたい人
- ベテラン声優の「変わらない声」に弱い人
合わない人
- 本編も原作も未見で、ここから入ろうとしている人(前提を知らないと置いていかれる)
- 三十分弱で起承転結のはっきりした一本を期待している人
- 続編の物語そのものが大きく動くのを期待している人(これはあくまで助走)
次に見るなら
まずは順当にカードキャプターさくらの本編TVシリーズ。このプロローグの小狼のもじもじが何倍にも効くのは、ここまでの積み重ねがあるからで、未見ならむしろ先にこっちを。 その勢いのままカードキャプターさくら クリアカード編へ。プロローグはあくまで助走で、新しいカードと新しい謎が動き出すのはこちら。地続きの空気のまま、ちゃんと続きが見られる。 作風の優しさと、細部に宿る切なさが好きならちょびっツもおすすめ。同じ作り手の手つきで、「気持ちをどう伝えるか」をもう少し大人びた形で描いていて、さくらの不器用さに刺さった人なら通じるものがあるはず。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「カードキャプターさくら クリアカード編 プロローグ さくらとふたつのくま」は、dアニメストアとHuluで配信されており、どちらのサービスでも視聴することができます。アニメ専門のdアニメストアと、幅広い作品をそろえるHuluのいずれかを利用すれば、すぐに本作を楽しめます。気になる方はご自身が使いやすいサービスを選んでチェックしてみてください。






