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ミュークルドリーミー
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 48話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | J.C.STAFF |
中学生の夢は空から落ちてくる薄紫色の子猫・ミューに出会う。ミューは「夢シンクロ」という夢の世界に入る力を持っていた。夢と現実を行き来しながら、二人は夢の世界でドリームストーンを集めていく冒険に出かける。
作品概要・あらすじ
あらすじ
中学生の夢(ゆめ)はある日、空から降ってきた薄紫色の不思議な子猫・ミューと出会う。ミューは「夢シンクロ」と呼ばれる特別な力を持ち、夢の世界へと入り込むことができた。夢と現実を行き来しながら、二人は夢の世界に散らばったドリームストーンを集める冒険に挑んでいく。みどころ・魅力
① ふわふわかわいいキャラクターデザイン
サンリオとタツノコプロが共同制作した本作は、パステルカラーを基調とした柔らかいビジュアルが特徴。ミューをはじめとするマスコットキャラクターたちのデザインは、サンリオらしい愛らしさに溢れており、見ているだけで癒される世界観が広がっています。② 夢の世界を舞台にしたワクワクの冒険
現実と夢の世界を行き来するという独自の設定が物語に奥行きをもたらしています。夢シンクロで繰り広げられるドリームストーン集めの冒険は、毎話ごとに異なる夢の世界が舞台となり、予測できない展開が視聴者を飽きさせません。③ 笑いあり感動ありの軽快なストーリー
ファンタジー・魔法少女・コメディの要素をバランスよく組み合わせた脚本が魅力。主人公の夢とミューの掛け合いは笑いを誘いながらも、友情や成長を丁寧に描いており、子どもから大人まで楽しめる作品に仕上がっています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 桜井弘明 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 金杉弘子 |
| キャラクターデザイン | 古木舞 |
| 音楽 | 川田瑠夏 |
| 美術監督 | 水谷利春 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | マリア・澤田「ミライくるくるユメくるる」 |
| ED | マリア・澤田「トキメキコレクター」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「サンリオのアニメ」と聞いて、正直なめていた。キャラクターグッズを売るための30分CMだろう、くらいの温度感で再生ボタンを押した記憶がある。ところが、オープニングで豊崎愛生の声が流れてきた瞬間に「あ、これはそういうやつじゃないな」という感覚があった。主役の猫・ミューの声として配置されていて、セリフのトーンがふわっとしているのに芯がある。
2回目を見たとき気づいたのは、夢の世界の描写がかなり丁寧に設計されているということ。「夢シンクロ」という設定、最初は「また変換アイテム系か」と流していたが、現実と夢の行き来の描き方が単純じゃない。子供向けのフォーマットの中に、中学生の等身大のリアルがちゃんと埋め込まれている。
「夢を見ることの恥ずかしさ」から解放されるまでの話
この作品を単純な魔法少女ものとして見ると、大事なところが抜ける。ドリームストーンを集める冒険自体はよくあるフォーマットだが、ミュークルドリーミーが描こうとしているのは「夢を持つこと・見ることへの照れ」との戦いだと思っている。
主人公の夢(ゆめ)は中学生で、夢と現実の境界線が一番あいまいな年齢にいる。子供のころは何でもなかった「こうなりたい」という感情が、思春期に入った途端に「恥ずかしいもの」になる。それを口にするのが怖くなる。ミュークルドリーミーはその感覚を正面から扱っていて、夢の世界という舞台装置がその「言えない気持ち」を可視化するための仕掛けになっている。
釘宮理恵が演じるゆに、というキャラクターがその象徴で、出てくるたびにこちらの読みが更新される。釘宮理恵はここ数年でキャリアの蓄積が演技の奥行きとして出てくる段階に入っていて、ゆに役もそれを感じる瞬間がある。強がりと脆さが同時に存在している声の出し方は、子供向けのフォーマットで出てくるとかえって効く。
サンリオIPのアニメだから「かわいいだけ」と思う人が多いのはわかる。でも夢シンクロという設定が意味するのは、他者の夢に入り込んで——その人が現実では決して言わないことを知ってしまうということだ。これはかなり踏み込んだ設定で、子供向けの文法の中でそれをやっているのが面白い。
特に刺さったシーン
中盤、南川朝陽の夢の世界に入り込む流れで、小林裕介の演技が一気に表情を変えるシーンがある。日常パートでは軽い雰囲気を保っていたキャラクターが、夢の中で本人も気づいていない感情を曝け出す。小林裕介はこういう「抑えていたものが漏れ出る瞬間」を作るのが巧くて、声だけで画面の温度が変わった。思わず少し巻き戻した。
久野美咲演じるつぎの登場シーンも何度か見直した。つぎというキャラクターの立ち位置が、物語のアクセントとして機能していて、久野美咲の声のバリエーションがそれをうまく引き出している。こういうサブキャラクターの演技が丁寧な作品は信用できる、というのが個人的な判断基準のひとつ。
金元寿子のすうも、出てくるたびにちゃんと存在感がある。豊崎愛生のミューと掛け合いになるシーンは、単純に声のバランスが気持ちいい。二人とも長いキャリアがあるのに軽やかさが損なわれていなくて、そこは素直にすごいと思った。
読んで見たくなったら——『ミュークルドリーミー』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- サンリオ作品のファンで、ちゃんとしたストーリーも求めている人
- 釘宮理恵・豊崎愛生・金元寿子の声を聞くだけで価値があると思っている人
- 魔法少女フォーマットに慣れているが、設定の工夫に反応できる人
- 思春期の感情を扱った作品が好きで、子供向けの文法を許容できる人
- 夢オチじゃない「夢の世界」の使い方に興味がある人
合わない人
- 対象年齢が明確に下に設定されている作品のペースに耐えられない人
- 変身・アイテム・石集めというフォーマット自体に疲れが出ている人
- サンリオキャラクターのデザインに拒否反応がある人
- シリアスな展開・伏線回収の密度を最初から求めている人
次に見るなら
夢の世界と現実の境界を舞台に少女の成長を描く、という軸で次に見るなら魔法少女まどか☆マギカ。こちらは全方位的に重い作品だが、「夢を持つことのコスト」というテーマは地続きで考えられる。ミュークルドリーミーの後に見ると、同じ魔法少女フォーマットがどれだけ振れ幅を持てるかがわかる。
声優陣の演技そのものを楽しみたいならからかい上手の高木さんも選択肢に入る。豊崎愛生がメインで、日常系のフォーマットの中で声の細かいニュアンスを堪能できる。派手な展開はないが、会話のテンポと声の演技だけで成立する作品の作り方が参考になる。
サンリオIPのアニメをもう少し掘りたいならアグレッシブ烈子。こちらはNetflixオリジナルで大人向けの作りになっていて、かわいいキャラクターデザインと中身のギャップで勝負している。ミュークルドリーミーとは全く違うアプローチだが、「サンリオがまじめに作るとこうなる」という例としてセットで語れる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ミュークルドリーミー』はdアニメストア、U-NEXT、DMM TVで視聴できます。主要な配信サービスで配信されているため、お使いのサービスからすぐに視聴を始められます。気になる方はぜひチェックしてみてください。
