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美少女戦士セーラームーン R
| 放送年 | 1993年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 43話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Toei Animation |
ウサギたちが第1期の記憶を取り戻す様子が描かれる。敵は生命の木を復活させるため人間のエネルギーを求める宇宙人のエイルとアンのペア。マモルはまだ記憶を回復しておらず、タキシード仮面ではなくムーンライトナイトとして現れる。このアークは13話のみ。第2アークでは…
作品概要・あらすじ
あらすじ
前作の激戦を終え、平穏な日常を取り戻していた月野うさぎたち。しかし、ある出来事をきっかけに封じられていた戦士としての記憶がよみがえり、新たな戦いの幕が上がります。地球に飛来した宇宙人エイルとアンは、自らの故郷である「生命の木(マカイの樹)」を蘇らせるため、人々からエネルギーを奪い始めます。一方、記憶を失った衛はタキシード仮面ではなく、謎の戦士ムーンライト・ナイトとしてセーラームーンの前に現れます。再び使命に目覚めたうさぎは、仲間とともに地球を守るため立ち上がるのでした。
みどころ・魅力
① 記憶を取り戻し再集結する戦士たちのドラマ
序盤は前作のラストで失われた記憶を、うさぎや仲間たちが少しずつ取り戻していく過程が丁寧に描かれます。一度ばらばらになった絆が再びひとつに結ばれていく展開は、シリーズを追ってきたファンにとって胸が熱くなる見どころです。
② ムーンライト・ナイトと切ない関係性
記憶を失ったままの衛が、タキシード仮面とは異なるムーンライト・ナイトとして登場する点も本作ならでは。うさぎを陰から支える存在の正体と、二人のすれ違う想いが織りなす切ないドラマが物語に深みを与えています。
③ ちびうさ登場と広がる物語のスケール
エイルとアンを巡る序盤のアークを経て、物語は新たな局面へと展開します。謎の少女ちびうさの登場をきっかけに、時空を超えたスケールの大きなストーリーへと発展し、シリーズの世界観が一気に広がっていきます。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| キャラクターデザイン | 只野和子 |
|---|---|
| 音楽 | 有澤孝紀 |
| OP | ダリ「Moonlight Densetsu」 |
| ED | 石田燿子「乙女のポリシー」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
子供の頃、夕方にやってたのをなんとなく見ていた。内容はほとんど覚えていなくて、記憶に残っているのはむしろ映画の方だった。だからRを通しで見直したのは、わりと大人になってからだ。最初は「変身バンクを眺める懐かしさ」くらいの軽い気持ちで再生したら、思っていたより敵側の話が湿っぽくて面食らった。子供の頃はうさぎたちの賑やかさしか目に入っていなかったのに、2回目に見たときは完全にエイルとアンの方ばかり追いかけていた。同じ作品なのに、見る年齢で焦点がここまでずれるのかと、自分の視点の移り変わりの方に驚いた。
奪う愛と、育てる愛——エイルとアンが見せた歪んだ恋の話
Rの最初のアークは13話しかない。けれどこの短さに、妙に苦い恋の話が詰め込まれている。生命の木を復活させるために人間のエネルギーを奪うエイルとアン。彼らは木に育てられた存在で、人間の「好き」という感情をまともに教わってこなかった。だからこそ、二人のやり方は徹底して歪んでいる。アンはマモルに、エイルはうさぎに惹かれていくのだが、その執着は相手を思いやるというより、足りないものを埋めるための飢えに近い。冬馬由美の演じるアンの、甘えと嫉妬が一瞬で裏返る声の落差が、この飢えをよく表していた。
面白いのは、エネルギーを奪わなければ生きられない木と、奪うことでしか愛を確かめられない二人が、ぴったり重ねて描かれていることだ。彼らにとって愛は「もらうもの」で、与えるという発想がそもそも欠けている。その対極に置かれているのが、記憶を失っても誰かを守ろうとするマモルであり、奪われた側を放っておけないうさぎたちなんだと思う。単なる宇宙人の侵略話ではなく、「愛は奪うことなのか、育てることなのか」という問いを、子供向けの体裁の裏でこっそり描いている。終盤、二人が辿り着く答えは決して派手ではないけれど、13話かけてようやく「育てる」側に手が届く——その不器用さこそが、このアークの芯だと感じた。
特に刺さったシーン
このアークで一番引っかかったのは、タキシード仮面ではなくムーンライトナイトとして現れるマモルだ。記憶を失っているのに、本人の意思とは別のところで、うさぎを守る何かが体から滲み出てしまう。あの白マントの登場シーンを最初に見たとき、「結局この人、覚えていなくても同じことするのか」と思わず息が漏れた。本人は自分が誰を守っているのかも分かっていない。その切なさが、三石琴乃のうさぎの、戸惑いながらも縋るような声と噛み合って、妙に胸に残る。
2回目に見て気づいたのは、ムーンライトナイトの存在が、敵であるエイルたちの「愛が分からない」という空白と鏡合わせになっていることだった。片方は理由が分からないまま守り、片方は理由を欲しがって奪う。同じ「分からなさ」が、こうも違う形になる。久川綾の亜美がさらりと状況を読み解く冷静さも含めて、賑やかな見た目の裏で誰もが何かを欠いている——その配置が、見返すたびに効いてくる。
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この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 第1期から続けて見ていて、うさぎたちの関係性の積み重ねを味わいたい人
- 主役よりも、敵側の事情やすれ違いにグッときてしまうタイプ
- 90年代の魔法少女アニメ特有の、ゆったりした湿度の空気が好きな人
合わない人
- テンポの速い現代アニメに慣れていて、序盤の助走が長く感じる人
- 13話で一区切りするアーク構成に、物足りなさを覚えてしまう人
- 当時の作画や演出の手触りより、今風の絵の精度を優先したい人
次に見るなら
まずは順当に美少女戦士セーラームーン。Rは第1期の記憶を取り戻す話から始まるので、うさぎたちの出会いと積み重ねを知っていると、ムーンライトナイトの切実さが何倍も効いてくる。
敵側のドラマに惹かれたなら、続けて美少女戦士セーラームーン Sへ。Rよりさらに重い動機を背負った相手が出てきて、「守る」と「奪う」のテーマがもう一段深く掘られていく。緒方恵美が後半のRで見せた芝居の延長として味わうのも面白い。
魔法少女の枠でもう少し甘さと痛みが欲しいならカードキャプターさくら。賑やかな日常の裏に、誰かを想う不器用さがそっと埋まっている手触りが、Rのあの湿度と地続きだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『美少女戦士セーラームーンR』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信されています。いずれのサービスでも視聴できますので、すでに利用中のサービスがあれば追加の登録なしで楽しめます。これから視聴を始める方も、複数の選択肢から自分に合ったサービスを選べる安心の配信環境となっています。
よくある質問
まとめ
『美少女戦士セーラームーンR』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信されています。いずれのサービスでも視聴できますので、すでに利用中のサービスがあれば追加の登録なしで楽しめます。これから視聴を始める方も、複数の選択肢から自分に合ったサービスを選べる安心の配信環境となっています。











