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デジモンセイバーズ
| 放送年 | 2006年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 48話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Toei Animation |
無敗の喧嘩好きな中学2年生・真嗣は「チームワーク」の意味を学ぼうとしていた。DATSという組織から逃げたアグモンと戦いになる。捕獲に来た由美とラーラモンと共に逃げることになる。悪のデジモンが現れ、真嗣とアグモンがDNAチェンジで倒す。
作品概要・あらすじ
あらすじ
喧嘩無敗を誇る熱血漢の中学2年生は、ある日デジタルワールドから現れたアグモンと拳を交える。アグモンはデジモンを管理する組織DATSから逃げ出してきた存在で、激しくぶつかり合ううちに二人の間には固い絆が芽生えていく。やがて人間世界では凶暴化したデジモンによる事件が相次ぎ、少年はアグモンとともにDATSの一員として戦うことを決意する。仲間や相棒デジモンたちとの出会いを通じて、彼は本当の「チームワーク」の意味を学んでいく。熱血バトルと友情を真正面から描く、デジモンシリーズ第5作。みどころ・魅力
① 拳で語り合う熱血主人公とアグモンの王道バディ
何事も真っ向勝負で突き進む主人公と、負けん気の強いアグモン。最初はぶつかり合っていた二人が、戦いを重ねるごとに信頼を深めていく姿は本作最大の魅力です。言葉よりも行動で絆を示す関係性が、シリーズの中でも特に熱く描かれています。② DNAチェンジが生み出す迫力のバトル演出
パートナーとの絆を力に変える「DNAチェンジ」による進化と、スピード感あふれる戦闘シーンが見どころです。凶暴なデジモンに立ち向かう緊張感と、進化の瞬間のカタルシスが両立しており、アクション作品としての完成度の高さを存分に味わえます。③ 大人びた世界観で描かれる新世代デジモン
組織DATSを舞台に、デジモンと人間社会の関わりをシリアスに描く骨太なストーリーが特徴です。これまでのシリーズより一段と大人びたトーンで、キャラクターたちの葛藤や成長が丁寧に積み上げられ、幅広い世代が楽しめる作品に仕上がっています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 伊藤尚往 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 山口亮太 |
| 音楽 | 奥慶一 |
| OP | ダイナマイトしゅう「Gou’ing!Going!My Soul!!」 |
| OP | 和田光司「Hirari」 |
| ED | 伊藤陽佑「One Star」 |
| ED | みゆみゆ「Ryuusei」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
デジモンといえばアドベンチャーで時間が止まっていた。夏休み、選ばれし子どもたち、テントとキャンプファイヤー——あのあたりで記憶が更新されないまま大人になった。だからセイバーズを再生して、開始数分で戸惑った。主人公がデジモンと、話し合うより先に殴り合っている。これは自分の知っているデジモンじゃない、と一度ブラウザを閉じかけた。それでも閉じなかったのは、その拳に妙な迷いのなさがあったから。最初は「路線変更が雑だな」くらいに構えて見ていたのが、二回目に通すと印象がまるで変わる。あの拳は脚本の手抜きじゃなくて、このシリーズなりの「分かり合い方」なんだと、ようやく腑に落ちた。止まっていた時計が、思っていたのと違う方向に動き出した感覚だった。
殴ってからしか始まらない、不器用な友情の話
アドベンチャーの友情は、はぐれて、迷って、話して、少しずつ手をつなぐ種類のものだった。セイバーズはそこが根本から違う。大門大という男は、相手を理解する前にまず拳を当てる。乱暴に見えて、これが彼にとっての握手なんだと分かってくると、シリーズの輪郭が一気にはっきりする。
面白いのは、この作品が「強さ」と「やさしさ」を別々の引き出しに入れていないところだ。大はアグモンを守るために殴るし、守りたいから強くなる。進化のトリガーになるのが計算でも作戦でもなく、本人の内側から出てくる熱量だというのが、いかにもこのシリーズらしい。頭で組み立てるタイプの戦いではない。腹の底で燃えているものが、そのまま画面の出力になる。
背景にはDATSという、人とデジモンの問題を管理する組織がある。組織は秩序のために線を引きたがり、現場の人間は目の前の一匹を見捨てられない。この「制度と情」のズレが、回を追うごとに効いてくる。単なる熱血バトルとして消費することもできるけれど、二回目に見ると、これは「ルールで割り切れないものを、どう抱えて生きるか」という話でもある。大の拳は、その割り切れなさへの彼なりの返事だ。きれいな答えじゃない。でも嘘がない。アドベンチャーで止まっていた自分が、わざわざ続きを見てよかったと思えたのは、この不器用さに筋が通っていたからだった。
特に刺さったシーン
序盤、大とアグモンがぶつかり合いながら距離を詰めていくくだり。ここで保志総一朗の大門大が、終始声を張りっぱなしなのに耳が痛くならない。怒鳴っているのに芯がまっすぐで、こいつは本気で怒っているんじゃなくて本気で向き合っているんだ、と声だけで伝わってくる。乱暴な台詞が照れ隠しに聞こえてくる瞬間があって、思わず姿勢を正した。
対になるのが中井和哉のガオモンで、華村仁志の傍らで一歩引いて構えるあの落ち着きが、大たちの暑苦しさを際立たせる。クールな相棒側を任せると、この声は本当に外さない。その華村仁志を演じる関智一は、理屈で動く男の硬さと、それが崩れる瞬間の温度差が上手い。ゆかなのララモンの、空気をふっと緩める柔らかさも効いている。そして釘宮理恵の野口イクト——少年の声に抱えた影をそっと混ぜてくるあたりで、画面の熱だけでは語れない部分を一人で引き受けていた。声で殴り合い、声で支え合う作品だと、ここで気づいた。
読んで見たくなったら——『デジモンセイバーズ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 理屈より先に体が動くタイプの熱血主人公が好きな人
- 相棒もの・バディものの距離の縮まり方をじっくり味わいたい人
- アドベンチャー世代で、その後のデジモンを食わず嫌いしてきた人
- 制度と情のあいだで揺れる話に弱い人
合わない人
- 子ども時代のデジモンの空気感をそのまま求めている人
- 大声で押してくるテンションが苦手な人
- 戦いの理由を理屈で丁寧に説明してほしい人
次に見るなら
デジモンアドベンチャーが好きなら、まずは原点に戻ってからセイバーズに来ると、路線の振れ幅そのものが味わいになる。逆順でも、止まっていた時計の前後がつながって面白い。
もう少し陰のある話が見たいならデジモンテイマーズ。現実寄りの手触りと、子どもが抱える重さの描き方が一段シビアで、セイバーズの熱さとは別のところを刺してくる。
デジモンの枠を外していいなら天元突破グレンラガン。拳と魂で押し切る熱量と、進化が感情の出力になる構造が近い。大のあの暑苦しさが好きなら、まず外さない。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「デジモンセイバーズ」は、dアニメストアとAmazonプライムビデオで視聴することができます。どちらも配信に対応しているため、ご自身が利用しやすいサービスを選んで楽しめます。熱血バトルと友情の物語を、ぜひ一気見でお楽しみください。