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2004

BLEACH memories in the rain
★ 3.5 / 5.0アクションドラマ超自然
| 放送年 | 2004年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Pierrot |
黒崎一護は、朽木ルキアの代理死神として、母親の殺し手がかつて狩っていたホロウの一体であることを発見する。一護は復讐のための激しい戦いでそのホロウと対決する。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
朽木ルキアの代理死神として活動する黒崎一護は、ある日、自分の母・真咲を殺したホロウと再び対峙することになる。かつてルキアが追っていたそのホロウが、母の死の真相に深く関わっていると知った一護は、悲しみと怒りをぶつけるように激しい戦いへと身を投じる。2004年放送のテレビスペシャルで、一護の過去と内面に迫る濃密な一本。みどころ・魅力
① 一護の”原点”が明かされる重厚な過去回
なぜ一護が強さにこだわるのか、その根底にある喪失と感情が丁寧に描かれる。母・真咲との記憶と、その死に向き合う一護の姿は、本編バトルとは異なる深みをこの作品に与えている。単なる戦闘話でなく、キャラクターの”核心”に触れられるエピソード。② スペシャル仕様の作画と演出
TVスペシャルとして制作された本作は、通常放送回よりも丁寧な作画と演出が施されている。一護とホロウの対峙シーンは特に力が入っており、感情の高ぶりと戦闘のダイナミズムが融合した映像体験は、BLEACHの魅力を凝縮した仕上がりになっている。③ ルキアとの関係性を映す感情的な背景
代理死神としての一護とルキアの絆が、この戦いを通じてより立体的に見えてくる。単独のスペシャルながら、二人の関係性や一護の成長をふまえた文脈で楽しめるため、本編視聴済みのファンはもちろん、キャラクター掘り下げに興味がある視聴者にも刺さる内容です。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 阿部記之 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 工藤昌史 |
| 音楽 | 鷺巣詩郎 |
| ED | 森田成一「Memories in the Rain」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ブリーチは、通って来なかった。 長すぎる、途中から入るのも億劫、という言い訳を重ねているうちに何年も経ち、今さら第1話から見返す気力もない。そういうアニメが誰にでも3〜5本くらいあるはずで、自分にとってのブリーチがそれだった。 「memories in the rain」が46分で完結するSPだと聞いて、試しに見ることにした。「本編未視聴でも追えるのか」という実験半分、タイトルの引力が半分。 結論から言うと、追えた。死神・ホロウ・代理死神という基本設定をぼんやり知っていれば、このSPは「主人公と母親の話」として成立する。固有名詞の洪水は来るが、感情の芯はシンプルで迷子にならない。2回目に見たとき、声優の演技の細部に気づいて少し止まった。それはあとで書く。雨の日の怒りは悲しみで、悲しみは「守れなかった」という事実だった
「memories in the rain」というタイトルは、なかなか正確だ。 舞台は母・真咲の命日。毎年、雨の中で墓参りをする黒崎家の話で、アクションSPとして見始めると後半の感情密度に少し面食らう。バトルはある。でもこのSPが本当に描いているのは、「戦闘」ではなく「上書き」だ。 一護が戦う動機は復讐だが、その怒りの奥にあるのは単純な憎しみではない。「あのとき自分は幼くて、何もできなかった」という無力感の再体験だ。母を喰ったホロウとの戦いは、現在進行形の戦闘でありながら、過去の記憶を書き直そうとする行為でもある。敵が社会悪とか組織とかではなく「母親を殺したホロウ一体」という私的なスケールで完結しているから、怒りの中の悲しみが透けて見える。 大原さやかが演じる真咲が、回想でわずかに出てくる。出番は短い。それでも声の存在感が重くて、雨のシーンと合わさったときの喪失感がじわりと来る。大原さやかの声には、どこか「もう戻らないもの」を連想させる質感がある。あの声が真咲役なのは、たぶん偶然ではない。 父・一心を演じる森川智之は、このSPでは抑えた演技を見せる場面がある。普段どういうキャラクターかは本編未視聴なのでわからないが、墓の前での沈黙に「この人も何かを背負ってきた」という重さが乗っていた。森川智之の声の低さと間の取り方が、笑いで包んだ悲しみをにじませるのに向いている。 本編未視聴者として正直に言うと、このSPを見た後に「本編が少し気になりはじめた」という現象が起きた。それはたぶん、46分の中に「失われたものへの敬意」が丁寧に置かれていたからだと思う。このSPは入り口としては不親切だが、感情のサンプルとしてはよくできている。特に刺さったシーン
雨の中、墓の前に立つ一心のシーン。 台詞より間のほうが長い。森川智之の声が普段とは違うトーンになって、「ああ、この人が道化を演じてきたのには理由があったんだな」と推測させる構造になっている。本編の積み重ねがあればもっと刺さったはずで、それが少し悔しかった。 折笠富美子のルキアは、このSPではほとんど戦闘に絡まない。遠くから一護の背中を見ている、という立ち位置で台詞も少ない。それでも「見守っている」という感情が声の質だけで伝わってくる場面があって、2回目に見たときルキアが画面の端にいるカットに気づいて止まった。折笠富美子の声には静かな温度があって、こういう役の使い方が上手い作品だと感じた。 釘宮理恵の夏梨は出番が短い。それでも、子どもっぽい強がりとその下にある不安が声に同居していて、「黒崎家の全員が何かを抱えている」という補助線になっている。これだけの出演本数を持つ声優が短い役にこれだけ詰めてくるのか、という気持ちになった。読んで見たくなったら——『BLEACH memories in the rain』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ブリーチ本編を見ていて、一護と真咲の関係に思い入れがある人
- 46分で完結する感情密度の高いSPが好きな人
- 声優の演技の細部に反応できる人(森川智之・大原さやか・折笠富美子の使い方が光る)
- 「復讐」よりも「守れなかった記憶と向き合う話」として少年アニメを読める人
合わない人
- 本編未視聴で、固有名詞の密度に耐性がない人(感情は追えるが、文脈は半分しか機能しない)
- バトルの爽快感を目的に見る人(このSPはカタルシスより感情の解放が主軸)
- 単体作品として完全に楽しみたい人(本編の積み重ねを前提にしている箇所が多い)
次に見るなら
鬼滅の刃(2019)——家族を鬼に殺された主人公が復讐と再生の間で揺れる話として、「memories in the rain」と構造がよく似ている。怒りの動機が私的なスケールで完結しているところ、その怒りの奥に悲しみがあるところ、どちらも重なる。こちらは第1話から積み重ねられているので、本編未視聴でも入りやすい。 夏目友人帳(2008〜)——超自然的な存在と人間の境界、その中で孤独を抱えた主人公、というテーマが共鳴する。バトルよりも感情の密度で見せるアニメで、BLEACHの静かな側面に引かれた人には向いている。声の使い方が丁寧な作品でもある。 Fate/stay night: Unlimited Blade Works(2014〜2015)——過去の後悔と現在の戦いが重なる構造、「守れなかった記憶が戦う理由になる」という動機を持つキャラクターが中心にいるという点で近い。声優の演技密度も高く、こちらは映像のクオリティも見どころになっている。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「BLEACH memories in the rain」はdアニメストアで視聴できます。2004年放送のテレビスペシャルとして、一護の母の死にまつわる過去を描いた本作は、BLEACHの世界観をより深く味わいたいファンにとって見逃せない一本です。dアニメストアのBLEACH作品ページからあわせてチェックしてみてください。