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魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A’s
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Seven Arcs |
高町なのはと仲間たちが、新たな脅威に立ち向かう冒険を描く。時間軸が複雑に絡み合う中、彼女たちは自分たちの運命を変えるために戦う。魔法少女としての力を磨きながら、過去と現在の謎を解き明かし、世界を救うために奮闘する姿が描かれる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
高町なのはとフェイト・テスタロッサが新たな脅威「闇の書」と、その守護騎士ヴォルケンリッターに立ち向かう物語。闇の書の主である八神はやてと、彼女を守る騎士たちの悲しい運命が丁寧に描かれ、なのはたちとの激しくも心揺さぶる戦いへと発展する。テレビ第2期を劇場版として再構成した本作は、圧倒的なバトルシーンと深いドラマで感動の結末へと導く。みどころ・魅力
① 劇場版クオリティで進化した圧倒的バトルシーン
テレビシリーズの名バトルを大幅にリファインし、滑らかで迫力あるアクションに仕上げている。魔法少女同士の高速戦闘や大規模な魔法演出は、劇場の大スクリーンを意識した映像美であり、シリーズファンはもちろん初見でも引き込まれる完成度を誇る。② はやてと守護騎士たちが紡ぐ、切なくも温かい絆の物語
なのはやフェイトとの対決という構図でありながら、ヴォルケンリッターが主人のはやてを守ろうとする理由と葛藤が丁寧に描かれる。敵役でありながら深く感情移入できるキャラクター造形は本作の最大の魅力であり、涙なしには見られない感動的な展開が待っている。③ なのはとフェイトの関係性が深まるドラマパート
第1作で育まれた二人の絆が本作でさらに発展し、互いを信頼しながら強大な敵に立ち向かう姿が胸を打つ。アクションだけでなく、キャラクターの内面と成長に焦点を当てたドラマ部分が厚く、シリーズを通じた感情の積み重ねが結実する一作となっている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 草川啓造 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 奥田泰弘 |
| 音楽 | 中條美沙 |
| 美術監督 | 片平真司 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| ED | 田村ゆかり「微笑みのプラムジュース」 |
| ED | 水樹奈々「BRIGHT STREAM」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「名前は知ってる」という状態で映画館に行った。魔法少女系をちゃんと通ってきていない人間だったが、「A’sはテレビ未視聴でも入れる」という話を信じた。実際、冒頭の十数分は設定の照合がうまくいっていなかった——けれど、最初のバトルシーンが劇場の音響とスクリーンに広がった瞬間、そういう細かいことはどうでもよくなった。
想定していたより戦争映画に近い質感で、あのスケールの魔法陣が大スクリーンに展開されるのは、配信で体験するものとは別物だと思う。「なのは」という名前だけ知っていたIPへの認識が、最初の10分で完全に更新された。
呪いの中で育つ愛情は本物か——八神はやてとヴォルケンリッターの話
A’sの核心は「家族」の話だ。ただし、最初から歪んだ形をしている。
車椅子の少女・八神はやてと、彼女に仕える騎士たちの関係は、見かけ上は理想的な疑似家族に見える。管理局の戦士たちが組織の論理で動いている間、はやての家では夕食の匂いがして、笑い声がある。その対比は意図的で、この映画が本当に語りたいことの根にある。
問題は、その家族が存続するために騎士たちが他者の命を奪い続けなければならないという事実だ。闇の書というシステムは彼女たちに選択肢を与えない。主を守るために動く——それが誰かを傷つけることになっても。はやては何も知らないまま笑っている。知らせることができないから。
植田佳奈が演じるはやては、無邪気さと諦観が同居している。自分が長く生きられないかもしれないという予感を、普通のトーンで口にする。明るいシーンでこそその重さが滲み出る——あれは技術的にかなり難しいところで、台詞よりも声の佇まいで語っている。
ゆかなのリインフォースは、終盤に向かって人格が生まれてくる過程が声の質だけで伝わってくる。台詞の量より間の取り方で語るタイプの演技で、何度聞いても計算がうまい。
「呪いによって結ばれた絆が本物かどうか」という問いに、この作品は誠実に向き合う。呪いが解かれた後も、愛情の記憶は残るからだ。リインフォース・ツヴァイという形で残されたものは、純粋な意志だけを受け継いだ存在であって、呪いとは切り離されている。あの着地の判断は、今でも正しかったと思う。
特に刺さったシーン
終盤の決戦前に、はやてと騎士たちがごく普通のやり取りをする場面がある。たいしたことを話しているわけではないのに、全員が「これが最後かもしれない」と知っているような重さがある。植田佳奈の「ありがとう」の言い方が一言で全部説明してしまっていて、その後しばらくスクリーンに集中できなかった。
田村ゆかりのなのはと水樹奈々のフェイトが並んで戦うシーンは、声の相性というものが確かにあると実感できる場面だった。声域が補い合う形になっていて、劇場音響で浴びると物理的にわかる。テレビ版を追っていない状態でも「このふたりが一緒に戦うために今まで積み上げてきた」という感覚が読み取れた。
大原さやかのレティは出番こそ限られているが、指揮官としての重さを台詞数に頼らずに出してくる。あの落ち着いた低音は劇場音響との相性がよく、数秒の登場でも存在感が残る。
読んで見たくなったら——『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A’s』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- アクションの密度と感情の重さが両立しているアニメが好きな人
- 「家族ではないのに家族以上になる」という関係性に弱い人
- 水樹奈々・田村ゆかり・植田佳奈の声優としての仕事を追っている人
- 劇場ならではの音響・作画スケールで感情を動かされたい人
- 完全なハッピーエンドではなく「高い代償の上での着地」が好きな人
合わない人
- テレビシリーズ未視聴で人間関係を一から説明してほしい人(ある程度の前知識が前提になっている)
- 魔法少女に「軽さ」と「明るさ」を求めている人
- 設定の複雑さ(管理局・ロストロギア・闇の書のシステム)を追う気がない人
- 感情描写より純粋なアクションに重きを置く人(戦闘は多いが、心情シーンの方が印象に残る構成)
次に見るなら
「守護者の孤独と主への愛情」という軸に引っかかったなら、劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編・後編]は外せない。魔法少女を戦闘兵器として再定義した作品で、A’sとは逆のベクトルから「戦うことの代償」を描く。劇場音響で見ることを前提に作られた映像密度で、TV版既視聴でも新しく見える構成になっている。
「血のつながらない関係が本物の家族になる」という軸で選ぶなら、CLANNAD AFTER STORYが近い感触を持つ。TVアニメで長尺になるが、時間をかけて絆が積み上がっていく過程の丁寧さは、はやてと騎士たちの関係に感情移入した人には刺さりやすい。
同じシリーズを順に追うなら、魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1stから入るのが正攻法だ。A’sから見てしまった場合も、1stを後から見ることでフェイトとなのはの出会いの重みが遡及して理解できる。あの奇妙な順番でも成立してしまうのが、このシリーズの構造的な強さだと思う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A’s』は、dアニメストア・U-NEXT・Huluの3サービスで視聴できます。いずれも月額サブスクリプションで見放題コンテンツとして配信されており、好きなデバイスからすぐに視聴を始められます。第1作の『The MOVIE 1st』も各サービスで配信されているため、合わせて視聴するとより楽しめます。

