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マブラヴ オルタネイティヴ 第二期
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ビジュアルノベル |
| 制作 | FLAGSHIP LINE |
作品概要・あらすじ
あらすじ
人類を脅かす異星起源種「BETA」との絶望的な戦いが続く世界。白銀武は戦術機パイロットとして仲間たちとともにオルタネイティヴ4計画の完遂を目指す。繰り返される時間軸の記憶と重なる喪失を胸に、彼は「この世界を救う」という誓いを貫こうとする。人類の存亡をかけた戦いはいよいよ最終局面へ——。みどころ・魅力
① 圧倒的スケールの戦術機バトル
第二期では人類軍とBETAの決戦が本格化し、戦術機同士の激しい戦闘シーンが連続する。CGと作画を組み合わせた迫力ある演出は、メカアクションファンにとって見応え十分な仕上がりとなっている。② 積み重なる喪失と覚悟の物語
白銀武が何度もループを経て得た記憶と絆。仲間の死や別れを経験しながらも前進し続ける姿は、第一期から積み上げてきた感情の爆発点として機能し、感情移入した視聴者ほど深く刺さる構成になっている。③ 伏線を回収しながら加速するクライマックス
シリーズ全体に張り巡らされた謎や伏線が一気に収束していく展開は、原作ゲームのファンはもちろん、アニメ単体で追ってきた視聴者にも十分な驚きと納得感を与える。完結まで一気に見たくなる引きの強さが特徴。キャスト・声優一覧






















スタッフ
| 監督 | 西本由紀夫 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 浦畑達彦 |
| キャラクターデザイン | 谷拓也 |
| 音楽 | エバン・コール |
| OP | JAM Project「暁を撃て」 |
| ED | 「再会」 |
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アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
マブラヴの名前は知っていた。ゲームが名作だという話も、原作ファンの熱量も、ずっと横目で見ていた。ただ、今から積みゲーを崩す気力はないし、5時間越えのビジュアルノベルを経由しないと「本当の面白さ」に辿り着けないらしい作品に、正直なかなか手が伸びなかった。
それで1期も見逃し、2期が出てしばらく経ってから、ようやく見た。当然ゲームは積んだまま。1期の記憶もない。そういう状態で2期に入ったら、最初の数話は情報の密度に溺れそうになった。世界設定の説明なんてない。BETA、TSF、オルタネイティヴ計画——用語が次々と飛んでくる。「ついていけるか?」と正直ちょっと不安になった。
でも2周目に入ったとき、その感覚が変わった。「わからないまま戦わされている」という初見の感覚が、実はこの作品のテーマと正確に重なっていた。原作未経験でもこの構造には刺さる。そういう作品だった。
「知っている」ことが、この上なく残酷な話
マブラヴ オルタネイティヴは、タイムループものとして語られることが多い。主人公は過去の時間軸の記憶を持ち、「これからどうなるか」を知った状態で戦場に立っている。その設定を聞くと「主人公チートじゃないか」と思うかもしれないが、実際は逆だ。
「知っている」ということは、何が起きるかわかっている、ということでもある。誰が死ぬか。どの選択が間違いか。でも知識があっても、それを止められるとは限らない。人類全体の命運が天秤に乗っているとき、一人の命を救うために動くことが、どれだけの犠牲を前提にしているか——この作品はそこをずっと問い続けている。
未来を知っていても、主人公は常に選択を迫られる。そしてその選択は、どちらを選んでも何かを失う。ゲームが名作と言われる理由がなんとなくわかる気がしてくるのは、この「知っていることの重さ」が積み重なるほどに効いてくるからだと思う。
ゲームを知らなくても、アニメ2期だけでこの構造は伝わってくる。正確には、「わかりきれないからこそ伝わる」部分がある。情報を全部持っていないまま見ているこちら側の感覚が、主人公の「全てを知っているのに何もできない」という無力感と、どこかで共鳴する。
これは人類存亡のSFであり戦争ものでもあるが、本質的には「選択の重さと、それでも手を伸ばすことをやめない人間の話」だと思った。スケールは大きいが、やっていることは個人の感情の話だ。そこが刺さるか刺さらないかで、この作品への評価は綺麗に分かれる。
特に刺さったシーン
伊隅みちる(大地葉)の声の話をしたい。
このキャラクターは基本的に感情を押し殺して戦場に立ち続ける人で、大地葉の演技がそれを正確に表現している。いつも芯が通っている。表面はほとんど揺れない。だからこそ、終盤の崩れかけるシーンが怖いくらいに刺さった。固まっていたものが少しだけひびを入れる瞬間の、声の質感の変化。「ああ、この人も怖かったんだ」と気づく瞬間。初見では流してしまっていたが、2周目でそこだけ何度か止めて聞き直した。
楠木ともりの鑑純夏は感情の振れ幅が全然違う。泣くシーンの質感がやけにリアルで、アニメキャラの泣き声というより人間の泣き声に近い。嗚咽の密度、とでも言うか。感情の高い場面では声優としての「うまさ」より「本当にそこにいる人感」が出てくる。
若本規夫のラダビノッド将軍は、あの声で状況を説明されると「そういうもんか」と諦めがつく。あの声質が持つ「決定した感じ」はちょっと特殊で、同じセリフを別の声優が言っても多分ここまで重くならない。
読んで見たくなったら——『マブラヴ オルタネイティヴ 第二期 』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 戦争SF・メカアニメが好きで、感情的な重さもセットで欲しい人
- 「知ることで逆に縛られる」系の構造が好きな人(ループものが刺さった人)
- 1周目より2周目のほうが面白くなるタイプの作品が好きな人
- 声優の演技の細部を拾いながら見る習慣がある人
合わない人
- 説明なしに世界観に放り込まれるのがストレスになる人(前情報なしはきつい)
- 感情的な重さが積み重なると消耗する人(この作品は消耗させてくる)
- ライトな異世界・ロボットアニメを期待している人(トーンが全然違う)
次に見るなら
86-エイティシックス-が一番近い。人類が異質な存在に追い詰められていく戦争の構造、使い捨てにされていく人間たちと、それでも戦い続ける理由——マブラヴと重なる部分が多い。感情的な重さの方向性も似ているので、こちらが刺さったならほぼ確実に刺さる。
シュタインズ・ゲートは「知っていることの重さ」というテーマで一番近い。タイムループの設定を使って「未来を知っていても人は選択の重さから逃れられない」を描く点で、構造的によく似ている。トーンはだいぶ違うが、刺さるポイントが重なる。
蒼穹のファフナーは、日本という場所・生き残りをかけた戦い・感情の積み重ねという点でマブラヴと似た文脈にある作品。重さと密度は本作に負けず劣らず。セットで抑えておく価値がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『マブラヴ オルタネイティヴ 第二期』は、dアニメストアおよびDMM TVで視聴できます。第一期と合わせて一気見するのに適した環境が整っていますので、ぜひ続けて楽しんでみてください。



