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灼眼のシャナII (Second) スペシャル
| 放送年 | 2008年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 3話 |
『灼眼のシャナ-tan』は、『灼眼のシャナ Second』第1話から3話の冒頭シーンに関連する様々なシーンを描いている。また、吉田一美が登場するエピソード、そして『灼眼のシャナ II』ガイドブックに付属する復讐編も含まれている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『灼眼のシャナII』のスペシャルエピソード集。シャナ自身が主役として活躍するコメディ短編『灼眼のシャナ-tan』をはじめ、吉田一美にスポットを当てたエピソード、さらに『灼眼のシャナ II』公式ガイドブックに付属していたレアな「復讐編」も収録。本編とは一味違う、笑いあり・萌えありのサービス満点な作品集となっている。みどころ・魅力
① 本編では見られないシャナの”ゆるかわ”な素顔
『シャナ-tan』は、クールで戦闘力抜群なシャナが、ミニキャラ化してコミカルに暴れる異色のコメディ短編。本編の緊張感とはまったく別の、シャナの愛嬌あふれる一面が詰まっており、シリーズファンほど笑えるシーンが満載となっている。② 吉田一美ファン必見の単独エピソード
本編では悠二とシャナの間で揺れる健気なヒロインとして描かれる吉田一美が、このスペシャルで単独のスポットを獲得。彼女の視点や心情に寄り添った内容となっており、「吉田派」にはたまらない掘り下げが楽しめる。③ ガイドブック付録の「復讐編」が映像化
もともと公式ガイドブックにのみ収録されていた幻のエピソード「復讐編」がアニメとして収録されている。ガイドブックを手に入れられなかったファンにとっては特別な一作であり、コレクター的な価値も高い希少エピソード。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 原案キャラデザ | いとうのいぢ |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 大塚舞 |
| 音楽 | 大谷幸 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「シャナ」は名前だけ知っていて、本編をちゃんと追ったことはなかった。釘宮理恵が「うるさい、うるさい、うるさい!」と叫ぶやつ、という程度の解像度でこのスペシャルを再生した。「コメディSP」という情報だけで軽い気持ちで見始めたら、開始三分で置いてけぼりを食らった。
ただ不思議なことに、そのまま最後まで見た。「シャナ-tan」パートは本編を知らなくても構造的な面白さがあって、本物の様式美をわかった上でひっくり返している感じが透けてくる。2回目で気づいたのは、釘宮さんの声がコメディモードに切り替わった瞬間の質感の変化だった。同じキャラクターで別の演技をしている、そのスイッチングが上手い人だとあらためて思った。
吉田一美が引き受けている、「負けとわかってる恋」の重さ
コメディSPと言ってしまえばそれで終わりなんだけど、このスペシャルには吉田一美のエピソードが入っていて、そっちを見て少し揺れた。
吉田一美というキャラクターは、シャナとは対照的な普通の女の子として描かれる。強さも特別な力もない。それでも坂井悠二に恋し続けている。本編でその恋がどう終わるかは知らなくても、「負けとわかってる恋に踏み込んでいく人」の造形として非常に丁寧に作られていることはこのスペシャルでも伝わってくる。
川澄綾子の演技がそこに深みを加えている。笑えるシーンでは笑えるけど、吉田の内側にある静かな覚悟みたいなものを消さない。声に芯がある。「この子は負けを知ってて動いている」という感触が声から来るのが、コメディSPのはずなのに引っかかりを残す理由だと思う。
「シャナ-tan」パートが本編の様式美を壊してくることで、逆説的に「何が本編の核心だったか」が浮かび上がる構造になっている。パロディが機能するのは、本物が確立されているときだけだ。本編を見ていないのに「何かを壊した」という感触があるということは、それだけオリジナルのトーンが強固に設計されていたということでもある。吉田のエピソードが混在しているのも、コメディの中に本編のテンションを引き戻す役割を果たしていて、構成として面白い。復讐編まで収録されているあたり、笑いの中に本編の情念を手放したくないという意図が見える。
特に刺さったシーン
「シャナ-tan」パートで、完全にキャラクターが壊れていく場面。ヘカテーを演じている能登麻美子さんが、ああいう静謐なキャラクターでありながらコメディのテンポに乗っている瞬間が面白かった。能登さんの声は基本的に落ち着いた色があるので、そこがギャグに引っ張られたときの「違和感のなさ」が逆に笑いになる。本編での存在感を知っているファンほど、ここで笑いが増幅される仕掛けだ。
もう一つは吉田のエピソード内でのほんの短いシーン。台詞としては大したことを言っていないんだけど、川澄さんの声のトーンが一瞬だけ落ちる場面がある。そこで「この子は全部わかってるんだな」と気づく。コメディSPの中にそういう一点が埋め込まれているのが、見た後に残る理由だと思う。大原さやかのベルペオルも短い出番でもきちんと存在感を出していて、あの声の低さと落ち着き、キャラクターの格を声だけで作れる人だとあらためて確認した。
読んで見たくなったら——『灼眼のシャナII (Second) スペシャル』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- シャナII本編を視聴済みで、キャラクターへの愛着がある人
- 声優陣の演技の切り替え・コメディ時のモード変化を楽しめる人
- チビキャラ・自己パロディ系のスピンオフが好きな人
- 本編では描ききれなかった吉田一美の掘り下げを求めていた人
合わない人
- 本編を見ていない状態で見ようとしている人(置いてけぼり確定)
- コメディ要素が苦手で、シャナをシリアスな作品として好んでいる人
- 長編・重厚なストーリーを期待している人(SPなので尺も内容も軽め)
次に見るなら
同時期の釘宮理恵ツンデレ路線をもう一本行くなら、ゼロの使い魔が近い。「うるさい、うるさい!」系ヒロインでシャナと同じ時期に釘宮さんの声を使った作品。ファンタジー世界観・召喚主従関係という設定の違いはあるが、キャラクターの動かし方が似ていて比較しながら見ると面白い。
パロディ・ギャグSPというフォーマット自体を楽しみたいなら、涼宮ハルヒちゃんの憂鬱も同じ系譜にある。本編の様式美をわかった上で壊してくる作り方が共通していて、「シャナ-tan」に笑えた人はだいたい笑える。
本編のシリアスな空気感が気になって深みが欲しいなら、とある魔術の禁書目録に進むのが自然だ。2000年代後半の同時期に放送していた作品で、超能力・魔術・バトルという近接ジャンル。大長編なので腰を据えることになるが、シャナで物足りなかった人の次として成立する。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『灼眼のシャナII スペシャル』は、dアニメストア・Amazonプライムビデオ・Huluの3サービスで視聴できます。主要な配信プラットフォームで配信されているため、ご利用のサービスからすぐに視聴を始められます。シリーズファンはもちろん、スペシャルエピソードだけを楽しみたい方にもアクセスしやすい環境が整っています。