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2011

灼眼のシャナIII (Final)
★ 3.6 / 5.0アクションファンタジーラブコメ超自然
| 放送年 | 2011年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | J.C.STAFF |
前シリーズの続きから、シャナと和美は各々の場所でユージの到着を待つが、ユージが消えてしまい、彼の存在の痕跡さえ残されていない。しかし、二人が彼に送った手紙がユージの存在を証明する希望となる。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
シリーズ完結編となる本作では、坂井悠二をめぐる状況が大きく動き出します。”零時迷子”のミステスである悠二は、これまでの数々の戦いを経て自らの意志で重大な決断を下し、フレイムヘイズと”紅世の徒”の対立はついに最終局面へと突入していく。一方シャナは、大切な存在を取り戻すため、討滅者として、そして一人の少女として戦いに身を投じる。世界の在り方そのものを問う壮大な構想を軸に、無数の想いが激しく交錯し、長きにわたって紡がれてきた物語は、いよいよその結末へと向かっていきます。みどころ・魅力
① シリーズの全てが収束する完結編
高橋弥七郎の人気ライトノベルを原作とする「灼眼のシャナ」、その長い物語に決着をつける最終シーズン。これまで積み重ねてきた伏線やキャラクターたちの想いが一気に収束し、世界の命運を懸けた最終決戦が描かれます。シリーズを追いかけてきたファンにとって、見逃せないクライマックスです。② シャナと悠二、すれ違う二人の関係
本作最大の焦点は、シャナと悠二の関係の行方。立場を異にしながらも互いを想い続ける二人の感情が、戦いの中で激しく揺れ動きます。敵味方を超えてぶつかり合う想いの描写は切なくも美しく、ラブストーリーとしての灼眼のシャナの真骨頂が味わえます。③ 壮大なスケールのバトルと世界観
“紅世”をめぐる世界観がさらに広がり、無数のフレイムヘイズと徒が入り乱れる大規模な戦闘が展開。色鮮やかな炎の演出とスピード感あふれるアクションは見応え十分です。緻密に構築された設定が一つの結末へと束ねられていく構成も大きな魅力となっています。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 渡部高志 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 小林靖子 |
| 原案キャラデザ | いとうのいぢ |
| キャラクターデザイン | 大塚舞 |
| 音楽 | 大谷幸 |
| 美術監督 | 黒田友範 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | コトコ「Light My Fire」 |
| OP | 川田まみ「Serment」 |
| ED | アルティマ「I’ll believe」 |
| ED | アルティマ「ONE」 |
| ED | 川田まみ「u/n」 |
| ED | 川田まみ「光芒」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
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OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、このIIIは途中で一度脱落している。一期のあの「うるさいうるさいうるさいっ!」で完全に掴まれて、二期もちゃんと最後まで追ったのに、Finalだけは戦線の規模が膨らみすぎて、気づいたら録画フォルダの底に沈んでいた。固有名詞の量に息切れした、というのが当時の言い分だ。それから何年か経って、腰を据えて頭から見直した。そうしたら印象がまるで違う。最初は「話が壮大になりすぎてついていけない」だったものが、二周目では「ああ、これは広げた風呂敷を畳むための季節なんだ」と腑に落ちる。脱落した当時の自分は、たぶん決着を見届けるのが少しだけ怖かったんだと思う。シャナという作品が好きだったぶん、終わってほしくなかった。
「いてもいなくても同じ」だった男が、手紙一通で存在を証明される話
灼眼のシャナという作品は、最初からずっと「存在」の物語だった。人の”存在の力”を喰われた者はトーチになり、燃え尽きるまでの間だけ世界に居座り、やがて誰の記憶からも消える。坂井悠二はその仕組みの真ん中にいる人間で、物語が始まった時点で彼は実のところ”もう死んでいる”。残りカスのような存在に、たまたま宝具を抱えたミステスだった。つまりこの長い恋愛劇は、世界のルール上「いてもいなくても同じ」はずの男を軸にして回ってきた。Finalの序盤は、その問いを一番むき出しの形で突きつけてくる。悠二が消え、痕跡すら残らない。彼がいたという証拠が、シャナと吉田一美が送った手紙だけになる。これは設定遊びではなくて、シリーズがずっと抱えてきたテーマへの回答だと思う。存在が消えうる者でも、誰かが覚えていれば、誰かが宛先として書いた言葉が残っていれば、それは確かにいたことになる。記録ではなく、誰かの感情に刻まれることで存在は証明される。
だからこのFinalを、ただの大戦の決着編として見るのはもったいない。祭礼の蛇が掲げる「新世界」の理屈も、突き詰めれば「消えゆく存在をどう扱うか」の一つの答えだ。悠二がどちらの側に立つのか、という選択は、力の問題ではなく存在の哲学の問題として描かれている。三期かけてようやくここに辿り着いたのか、と二周目で静かに膝を打った。
特に刺さったシーン
釘宮理恵のシャナは、一期の頃は鎧のように堅い「うるさいうるさい」で守られていた。Finalで効いてくるのは、その鎧にヒビが入る瞬間だ。終盤の感情が決壊する展開で、声の張りがほんの少しだけ崩れる。あの”崩れ方”を釘宮理恵は計算して置いてくる。叫んでいるのに泣いているのが分かる、あの一瞬で思わず姿勢が前のめりになった。もう一人挙げるなら、速水奨の祭礼の蛇。低くて底の見えない声で、敵というより一個の思想がしゃべっているように聞こえる。彼が中盤の対話シーンで理を語るたびに、こちらの倫理が少しずつ揺さぶられる。悪役を「倒すべきもの」ではなく「反論したくなる相手」にしているのは、ほぼこの声の説得力だ。日野聡の悠二が、人間の声から別のものへ移ろっていく芝居も含めて、声優陣の仕事が物語の重さを最後まで支えていた。
読んで見たくなったら——『灼眼のシャナIII (Final)』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 一期から追ってきて、シャナと悠二の関係に決着をつけたい人
- ツンデレの”デレ”ではなく、鎧が崩れる瞬間の感情に弱い人
- 設定の重い伝奇ファンタジーを、最後まで理屈ごと味わいたい人
- 敵に説得力があるバトルものが好きな人
合わない人
- ここから初めて見る人(一期・二期の前提なしだと置いていかれる)
- ラブコメ部分の軽さや日常の甘さだけを期待している人
- 固有名詞と勢力図の洪水で頭が疲れてしまうタイプの人
次に見るなら
釘宮理恵のツンデレと、ファンタジーバトル+ラブコメの配合が好きならゼロの使い魔。同じ作りの会社で、堅い少女が少しずつほどけていく過程の気持ちよさが近い。恋愛の三角関係に最後まで責任を持って決着をつける話が見たいならとらドラ!。感情のぶつかり方の生々しさは、シャナのデレ崩壊が刺さった人ほど効く。
伝奇的な設定と存在をめぐる重いテーマ、そして川澄綾子の芝居をもう一度味わいたいならFate/stay night。”消えうる存在をどう扱うか”という問いの別解として並べて見ると面白い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「灼眼のシャナIII (Final)」は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Huluで視聴することができます。複数の主要な配信サービスに対応しているため、お使いの環境に合わせて選びやすいのが嬉しいポイントです。シリーズをまとめて見返したい方は、過去シーズンの配信状況もあわせて確認しておくと安心して楽しめます。




