とある魔術の禁書目録

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2008とある魔術の禁書目録

とある魔術の禁書目録

★ 3.5 / 5.0アクションSF超自然
放送年2008年
フォーマットTVアニメ
話数24話
原作ライトノベル
制作J.C.STAFF

科学と魔法が共存する都市を舞台に、超能力を持つ学生たちが生活している。主人公・上条当麻の右手「幻想殺し」は、魔法や超能力、神の力をすべて無効化できる。しかし彼自身の悪運までは消せない。ある日、彼はバルコニーの手すりにぶら下がる少女を見つける。彼女はイギリス国教会の修道女で、禁書目録という膨大な知識が脳に埋め込まれていた。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

科学と魔法が共存する超能力者たちの都市・学園都市を舞台に、能力なしの高校生・上条当麻が主人公。彼の右手「幻想殺し(イマジンブレイカー)」はあらゆる超能力や魔法を打ち消す謎の力を持つ。そんな彼のバルコニーに、ある日ぼろぼろの修道服を纏った少女・インデックスが現れる。彼女はイギリス清教の修道女で、10万3000冊もの魔道書を記憶した「禁書目録」。魔術師たちに追われる彼女を守るため、上条は科学と魔術の狭間で戦いに身を投じていく。

みどころ・魅力

① 「科学」と「魔術」が激突する独自の世界観

超能力が科学的に定義される学園都市と、古来の魔術体系が並立するという設定は本作独自の強み。両陣営の論理と力がぶつかり合うバトルは、単なるファンタジーとは一線を画す知的興奮がある。世界観の奥行きが深く、見るほどに設定の緻密さが伝わってくる。

② 「幻想殺し」一本で格上に挑む熱いバトル

主人公・上条は能力ランクなし(レベル0)ながら、右手一本で魔法使いや超能力者と正面からぶつかる。派手な能力バトルが溢れる中で、拳で逆境を切り拓く姿は王道の熱さ。覚悟を叫びながら立ち向かうシーンは何度見ても引き込まれる。

③ 多彩なキャラクターと広がるスピンオフ展開

インデックス、御坂美琴、一方通行(アクセラレータ)など個性豊かなキャラが次々と登場し、それぞれがスピンオフ作品の主役を張るほどの存在感を持つ。本編を起点に『とある科学の超電磁砲』等と世界が繋がる楽しみも本シリーズならではの魅力だ。

キャスト・声優一覧

上条当麻
上条当麻
メイン
阿部敦
禁書目録
禁書目録
メイン
井口裕香
アウレオルス=イザード
アウレオルス=イザード
サブ
杉田智和
月詠 小萌
月詠 小萌
サブ
こやまきみこ
芳川桔梗
芳川桔梗
サブ
冬馬由美
土御門元春
土御門元春
サブ
勝杏里
ローラ=スチュアート
ローラ=スチュアート
サブ
川澄綾子
上条詩菜
上条詩菜
サブ
井上喜久子
青髪 ピアス
青髪 ピアス
サブ
川原慶久
風斬 氷華
風斬 氷華
サブ
阿澄佳奈
姫神秋沙
姫神秋沙
サブ
能登麻美子
ステイル=マグヌス
ステイル=マグヌス
サブ
谷山紀章

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スタッフ

監督錦織博
シリーズ構成赤星政尚
原案キャラデザ灰村キヨタカ
キャラクターデザイン田中雄一
音楽I’ve、井内舞子
音響監督蝦名恭範
OP川田まみ「PSI-missing」
OP川田まみ「masterpiece」
EDイク「Rimless~フチナシノセカイ~」
EDイク「誓い言~スコシだけもう一度~」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

2008年の放送当時はリアルタイムで追っていた。「科学と魔術が共存する都市」という設定に引かれたというより、当時の深夜アニメの雰囲気としてなんとなく手を伸ばした記憶がある。最初に見たとき、インデックスというキャラクターが自分のツボに入るのかどうかよくわからなかった。可愛いのか可愛くないのか、ずっとその判断がついていなかった。白いシスター服で上条さんのバルコニーにぶら下がっているビジュアルは印象的なのに、なぜかそこで止まってしまう感じ。

数年後に見返したとき、そのモヤが少し晴れた。あのわからなさは作品側の問題ではなく、こちらの「どう見ればいい作品なのか」という受け取り方が定まっていなかっただけだと気づいた。インデックスはあくまで世界観の入口であって、この作品の中心は上条当麻という男の話なのだと整理できてから、ようやく落ち着いて観られるようになった。

「幻想殺し」は無敵じゃない——能力ゼロの人間が積み上げる話

この作品を単純なバトルものとして見ると、途中で少し退屈になる瞬間がある。魔術の設定説明が長く、世界観の骨格が複雑で、初見ではどこに集中すればいいのか迷う。ただ、2周目以降で気づいたのは、この作品が本質的にやっていることは「幻想殺し」という特殊能力の話ではなく、能力値ゼロの普通の男が何度殴られても立ち上がる話だということだ。

学園都市という設定は、能力(レベル)による序列が可視化された社会だ。強さが数値化されていて、上位の能力者が圧倒的な力を持つ世界。その中で上条当麻のレベルは0に分類されている。「幻想殺し」は確かに強力な能力だが、彼自身は攻撃手段を持たない。相手の力を打ち消すことはできるが、自分の力は何もない。その設定がずっと後を引く。

上条さんが戦う理由は、大義名分のようなものではなく、目の前に困っている人間がいるから、という単純さだ。その単純さを大声で語らない演出が地味に効いている。ヒーロー性を前面に出さず、ただ走って殴るだけの男として描いているから、見ているこちらが「またこいつはこうなる」と知りながら毎回それを待ってしまう。

魔術世界と科学世界の対立構図は、設定的な面白さとして機能しているが、それ以上に「秩序の外に置かれた者たちが秩序に抗う」という構図として読み解けると、この作品の重みが変わってくる。インデックスが脳に詰め込まれた10万3000冊の魔道書の犠牲者として描かれるのも、禁書という名の通り、知識を持つことへの管理と支配の話として機能している。

特に刺さったシーン

序盤のインデックスと上条さんのやり取り——バルコニーから助けた後、彼女の記憶が定期的に消去されるという事実が明かされるくだり——は、設定説明のはずなのに感情として入ってきた。記憶が消えることへの恐怖を、インデックス本人があまり自覚していないように見えるのが余計にきつい。

井口裕香さんの演技は、インデックスというキャラクターに対して自分がずっと持っていたあの「可愛いのかよくわからない」感をそのまま体現していると後から思った。無邪気さと不憫さが共存していて、どちらかに振り切れない。それが意図的な設計なのかは分からないが、2回目に見たとき、そこに気づいてから受け取り方が変わった。

杉田智和さんが演じるアウレオルス=イザードが絡む中盤のエピソードは、声の重さが物語の体温を一段下げた印象がある。ああいう役をやらせたときの杉田さんは独特の地を這うような静けさがあって、正直その静けさだけでそのパートを何度も見返した。

読んで見たくなったら——『とある魔術の禁書目録』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 「理屈より先に動く主人公」が好きな人。上条さんはとにかく考えるより先に身体が動くタイプで、その一貫性が好みに合えばかなり引っ張られる
  • 設定をじっくり読み込むのが苦ではない人。魔術体系の説明は丁寧だが量がある
  • 長期シリーズを腰を落ち着けて追いたい人。続編・外伝含めると作品世界がかなり広がる
  • 2000年代後半の深夜アニメの空気感——作画・演出・テンポを含めた時代の質感——が好みに合う人

合わない人

  • インデックス本人がメインヒロインとして好きになれないと、1期は少し厳しい。シリーズ全体を通じて彼女はあまり「動かない」キャラとして機能する場面が多い
  • 設定説明のテキスト量が多いので、テンポの速いバトルだけを求めているとペースが合わない
  • 登場人物が多く、後から合流するキャラの背景が別シリーズで補完される構造があるため、この1作だけで完結感を求めると物足りない可能性がある

次に見るなら

とある魔術の禁書目録が好きで、同じ学園都市を舞台にした別の視点から見たいなら、とある科学の超電磁砲が直接の入口になる。御坂美琴を中心に、科学サイドの能力者たちの日常と事件を描いていて、禁書目録との世界観の補完関係がきれいに機能している。本編と並行して見ると、同じ出来事の別角度が見えてくる構造が面白い。

「能力ゼロの主人公が強者の多い世界で立ち回る」という軸で近いものを求めるなら、這いよれ!ニャル子さんは方向性が全然違うが、同時期のラノベ原作アニメの作り方として比較してみると発見がある——というのは半分冗談として、同じ文脈でIS〈インフィニット・ストラトス〉のような、無能力者が特殊環境に放り込まれる系譜を追うのも悪くない。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『とある魔術の禁書目録』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信中です。いずれも月額サブスクで視聴でき、スピンオフ作品もあわせて楽しめる環境が整っています。まずは無料トライアルを活用して第1話から確かめてみてください。

よくある質問

Q. アニメは何シーズンまであるの?
A. TVアニメはI(2008年)・II(2010年)・III(2018年)の3期構成です。各シリーズで原作小説の異なるエピソードが描かれており、続けて見るほど世界観の広がりを楽しめます。
Q. スピンオフ『超電磁砲』と見る順番はある?
A. 基本的にどちらから見ても楽しめますが、禁書目録→超電磁砲の順が世界観を把握しやすくおすすめです。同じ時期の出来事を別視点で描く場面もあり、両作品を並行して見ると伏線に気づく楽しみが増します。
Q. 上条当麻の「幻想殺し」はどんな能力?
A. 右手に触れたあらゆる超能力・魔術・神の奇跡を無効化する能力です。ただし防御特化のため攻撃力はゼロ。強大な相手に拳一本で挑む姿が本作の醍醐味であり、バトルシーンに独特の緊張感を生んでいます。
Q. 全部見るのに時間はどのくらいかかる?
A. I期24話・II期24話・III期26話の計74話構成で、1話約24分のため合計約30時間が目安です。一気見はもちろん、1日2〜3話ずつのペースでも2〜3週間で見終えられます。

まとめ

『とある魔術の禁書目録』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信中です。いずれも月額サブスクで視聴でき、スピンオフ作品もあわせて楽しめる環境が整っています。まずは無料トライアルを活用して第1話から確かめてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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