とある魔術の禁書目録II

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2010とある魔術の禁書目録II

とある魔術の禁書目録II

★ 3.6 / 5.0アクションSF超自然
放送年2010年
フォーマットTVアニメ
話数24話
原作ライトノベル
制作J.C.STAFF

インデックスは依然として逃亡者であり、彼女の記憶にある書籍を利用するため、多くの強力な魔法組織と個人が彼女を狙っている。その過程で彼女を排除するつもりだ。これらの組織間の戦争も始まりつつある。インデックスは、常に彼女を守ってくれた友人トウマと、美琴や学園都市の他の友人たちに頼ることしかできない。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

記憶容量を超える10万3000冊の魔導書を脳内に持つ少女・インデックスを守るため、常盤台の超能力者・御坂美琴や数多くの仲間たちとともに奔走してきた上条当麻。しかし彼女の存在を狙う魔術結社の圧力はさらに強まり、世界各地に散らばる強大な組織同士の対立もいよいよ激化していく。インデックスを巡る陰謀と抗争に巻き込まれながら、当麻は「幻想を殺す右手」で幾度となく立ちはだかる壁に挑む。

みどころ・魅力

① 魔術と科学が交差するスケールアップした世界観

前作で確立された「学園都市の超能力」と「魔術世界」という二つの軸が、第2期ではより広いフィールドで交差する。ローマ正教やイギリス清教など複数の巨大組織が動き始め、一人の少女をめぐる物語が世界規模の戦争へと発展していく壮大な構成が見どころだ。

② 個性豊かなキャラクターたちが躍動するバトル演出

御坂美琴をはじめ、神裂火織や土御門元春など多彩なキャラクターが各エピソードで活躍。異能力や魔術を駆使したアクションシーンは密度が高く、キャラクターごとのスタイルが明確に描き分けられている点も魅力のひとつだ。

③ 当麻の「諦めない姿勢」が体現する熱いドラマ

強大な敵を前にしても決して折れない上条当麻の信念と行動が、本作の感情的な軸になっている。理屈ではなく「目の前の誰かを守る」という一点で突き進む姿は、派手なバトル演出に負けない人間ドラマとしての厚みを作品に与えている。

キャスト・声優一覧

禁書目録
禁書目録
メイン
井口裕香
上条当麻
上条当麻
メイン
阿部敦
アニェーゼ=サンクティス
アニェーゼ=サンクティス
サブ
釘宮理恵
神裂火織
神裂火織
サブ
伊藤静
ステイル=マグヌス
ステイル=マグヌス
サブ
谷山紀章
左方のテッラ
左方のテッラ
サブ
大塚芳忠
サーシャ=クロイツェフ
サーシャ=クロイツェフ
サブ
寺崎裕香
アンジェレネ
アンジェレネ
サブ
榎あづさ
御坂妹, ミサカ10032号
御坂妹, ミサカ10032号
サブ
ささきのぞみ
ローラ=スチュアート
ローラ=スチュアート
サブ
川澄綾子
シェリー=クロムウェル
シェリー=クロムウェル
サブ
渡辺明乃
土御門 舞夏
土御門 舞夏
サブ
福圓美里

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スタッフ

監督錦織博
シリーズ構成赤星政尚
原案キャラデザ灰村キヨタカ
キャラクターデザイン田中雄一
音楽I’ve、井内舞子
美術監督黒田友範
音響監督蝦名恭範
OP川田まみ「ノーバディーズ」
OP川田まみ「See visionS」
ED黒崎 真音「Magic∞world」
ED黒崎 真音「メモリーズ・ラスト」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

1期を見終わったあと、続きが気になって2期に突入した。正直なところ、1期の段階ではインデックスというキャラクターに思い入れがそこまでなく、むしろ御坂美琴の話がもっと見たかったタイプだ。それでも上条当麻の「右手で全部ぶち抜く」スタンスは清々しくて、なんとなく引っ張られるように2期に入った。

見始めてしばらくは順調だった。アニェーゼ=サンクティスが登場する序盤の展開、釘宮理恵が声を当てることで妙に憎めないキャラクターになっていて、ああこの人うまいな、と改めて思った。中盤くらいまでは「魔術サイドの勢力図がなんとなくわかってきた気がする」という手応えがあった。それが後半になると、組織名と固有名詞の洪水に正直ついていけなくなってきた。2回目に見たとき、1周目では聞き流していた固有名詞が多すぎて、「これ、理解できていたと思っていただけだったな」と気づいた。

「守る」ことの意味が、規模の大きさで薄まっていく話

禁書目録IIを見ていて一番引っかかったのは、スケールが上がるにつれて「当麻がインデックスを守る」という物語の核がどんどん遠くなっていくことだ。1期はもっとシンプルだった。記憶を持てない少女がいて、彼女の存在を消そうとする組織がいて、当麻がそれを右手で殴り飛ばす。それだけで成立していた。

2期になると、ローマ正教会、清教徒、学園都市の思惑が複雑に絡み合い始める。川澄綾子が演じるローラ=スチュアートの「何を考えているかわからない」感じは秀逸で、善悪の境界線がぼやけていく世界観をよく体現していた。伊藤静が声を当てる神裂火織は、1期から一貫して「個人的な感情と組織の論理の間で引き裂かれる人」として描かれているが、2期でその葛藤がより前面に出てくる。彼女が動くシーンには毎回、どこか切迫したものがある。

ただ、問題はここからで、戦争規模の話になっていくと、インデックスは「守られるべきマクガフィン」になってしまう。井口裕香が演じるインデックスは声だけ聞いていると愛嬌があって好ましいのに、物語上の機能としては「彼女を巡って大人たちが動く」という受動的なポジションに留まることが多い。守る対象が「個人」から「世界の均衡」にすり替わっていく過程で、最初に感じていた「この子を守りたい」という感情移入が少しずつ揮発していく感覚があった。

これは欠点というより、長期シリーズの宿命だと思う。当麻が殴れる範囲が広がれば広がるほど、何のために殴っているのかが霞む。2期はその境界線上にある作品で、完全に迷子になる手前で踏みとどまっている印象だ。「個人を守ること」と「世界規模の陰謀を止めること」が同じ行為として語られ始めたとき、どちらかが嘘になる。2期の終盤はそのギリギリのラインを歩いている。

特に刺さったシーン

アニェーゼが絡む序盤のバチカン艦隊の話は、今でも印象に残っている。釘宮理恵の演技が、キャラクターの「小ボスっぽさ」と「どこか孤独な背景」の両方をちゃんと拾っていて、初見では嫌なやつだと思っていたのに、2回目に見ると最初から翳りがあったことに気づく。声優の仕事って、こういうところにある。

シェリー=クロムウェルが登場する一連の展開も記憶に残っている。渡辺明乃の声はああいう役に妙に合っていて、狂気と悲しさが混在するキャラクターを無理なく成立させていた。あのシーンを見ながら「あ、この人そういう経緯があったのか」と後から腑に落ちる構造になっていて、序盤の不可解な行動が意味を持ち直す感覚はよかった。

神裂と当麻の絡みは全体を通して好きで、特に戦い方の噛み合わなさが面白い。超高速の剣士と「幻想殺し」の組み合わせは、戦闘の見栄えとしても理屈としても成立している。伊藤静の声は落ち着いているようで、感情が漏れる瞬間のブレが大きく、そのギャップが神裂というキャラクターの説得力になっている。

読んで見たくなったら——『とある魔術の禁書目録II』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 魔術と科学が交差する世界観の設定を読み解くこと自体が楽しい人
  • キャラクターの数が多くても、声優の演技で誰が誰かを判別できる人
  • 1期を見て当麻や美琴に愛着ができている人(そのまま続けて見るのが一番スムーズ)
  • 長期シリーズを「全部わからなくていい、雰囲気で乗れればいい」というスタンスで見られる人

合わない人

  • 固有名詞・組織名・設定用語を整理しながら見る習慣がない人(置いていかれる)
  • インデックスを主人公として能動的に動いてほしい人(彼女が動く場面は限られる)
  • 1期未視聴で飛び込もうとしている人(前提がないと序盤から意味不明になる)
  • スッキリした起承転結を求めている人(2期はどちらかというと「続く」で終わる感触が強い)

次に見るなら

同じ学園都市を舞台に、御坂美琴の視点で描かれるとある科学の超電磁砲は、禁書目録と世界を共有しながら全く違うテンポで見られる。こちらは日常パートが多く、キャラクターの関係性をゆっくり積み上げる構造なので、禁書目録の情報密度に少し疲れたタイミングに挟むとちょうどいい。

魔術サイドの複雑な勢力図や「組織と個人の論理の衝突」という軸に興味が向いたなら、Fate/Zeroも相性がいい。こちらはもっと徹底して「勝者のいない戦い」を描いていて、作画と音楽のクオリティも高い。禁書目録で感じた「誰が何のために動いているのかわからなくなる感覚」を、整理された形で味わえる。

ヒロインが守られる側ではなく戦う側に回る話が見たくなったなら、魔法少女まどか☆マギカという選択肢もある。ジャンルは全然違うが、「守ること・守られること」の意味を問い直すという点では禁書目録IIと地続きのテーマを持っている。こちらは全12話でまとまっているので、長期シリーズに疲れたあとの口直しにもなる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『とある魔術の禁書目録II』は現在、dアニメストアU-NEXTDMM TVで配信中です。いずれも月額サービスのため、まとめて一気見するのにも適した環境が整っています。前作『禁書目録I』から続けて視聴することで、世界観や人間関係をより深く楽しめるでしょう。

よくある質問

Q. 『とある魔術の禁書目録II』は1期を見ていなくても楽しめますか?
A. キャラクターや世界観の前提知識が多いため、1期からの視聴を強くおすすめします。dアニメストア・U-NEXT・DMM TVいずれも1期も配信されているため、あわせて一気見するのが最もおすすめの楽しみ方です。
Q. 原作小説との違いはありますか?
A. アニメ版はライトノベル原作のストーリーを概ねそのままアニメ化しています。一部エピソードは尺の都合でカット・圧縮されている箇所もありますが、大筋の流れや重要シーンはしっかり収録されています。
Q. 全何話ですか?
A. 全24話構成です。2010年10月から2011年4月にかけて放送されました。1クールで見やすいボリュームにまとまっており、週末にまとめて視聴するのにちょうど良い分量です。
Q. 『とある科学の超電磁砲』シリーズとはどういう関係ですか?
A. 同じ世界観を共有するスピンオフ作品で、御坂美琴を主人公とした作品です。禁書目録シリーズと時系列が一部重なるエピソードもあるため、両方視聴するとより深く世界観を楽しめます。

まとめ

『とある魔術の禁書目録II』は現在、dアニメストアU-NEXTDMM TVで配信中です。いずれも月額サービスのため、まとめて一気見するのにも適した環境が整っています。前作『禁書目録I』から続けて視聴することで、世界観や人間関係をより深く楽しめるでしょう。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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