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飛び出せ一方さん ハチャメチャ快進撃
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | J.C.STAFF |
「とある科学の一方通行」の第一巻Blu-ray/DVD に収録される特別映像。
作品概要・あらすじ
あらすじ
「とある科学の一方通行」第一巻のBlu-ray/DVDに収録された特別映像。学園都市最強のエスパー・一方通行(アクセラレータ)が、いつもとは一味違うハチャメチャな大活躍を見せる超自然的コメディ作品。本編では無敵の暴君として圧倒的な存在感を放つ一方通行が、まったく異なる愉快なキャラクターとして描かれ、ファンにとって特別なサービス映像となっている。本編を楽しんだあとに視聴することで、よりいっそうお楽しみいただける内容です。みどころ・魅力
① 本編とのギャップが最大の笑いどころ
学園都市最強にして冷酷無比な一方通行が、本編とは打って変わってコメディタッチで躍動する姿は必見です。普段の威圧感あふれるキャラクターを知っているからこそ際立つギャップが、ファンへの最高のご褒美となっています。② 「とある科学の一方通行」ファン必携の特典映像
第一巻Blu-ray/DVDの収録特典として制作された本作は、本編の世界観をベースにしながらも独自のユーモアを展開します。本編を購入・視聴したファンへ向けた特別なコンテンツとして、コレクターアイテムとしての価値も高い作品です。③ ショートフォーマットならではのテンポの良さ
特別映像というコンパクトな尺を活かし、テンポよく笑いを積み重ねる構成が魅力です。長編では描けないシュールな展開や予想外のオチが連発し、視聴後には「もっと見たい」と感じさせる満足感があります。キャスト・声優一覧
















スタッフ
| 原作 | 鎌池和馬 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 山路新、灰村キヨタカ |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「とある科学の一方通行」のBlu-ray特典映像、と聞いて身構えた。スタッフインタビューか、アフレコ密着か、あるいは棒立ちキャラが背景に浮かんで声優がフリートークするやつか。そのどれでもなかった。タイトルを見た瞬間に「ああ、こっちに来たか」と思った。「ハチャメチャ快進撃」という言葉が持つ無責任な全力感。あのアクセラレータでハチャメチャをやるという宣言。
2回目に見ると、1回目に「謎だな」と思ってやり過ごしていた部分が実は意図的な作りであることに気づき、それが余計に謎だと分かる。何度見ても正体を掴みきれない。Blu-ray購入者だけが見られる、ある種の内輪ノリの極北みたいな短編だ。
「最強」をデフォルメすることで、初めて見えてくるもの
「とある科学の一方通行」という作品は、白髪赤眼の最強能力者がダークサイドをのたうち回りながら一人の子どもを守るという、かなり重たい物語だ。あの作品のアクセラレータを見ていると、笑えるシーンというのが意外と少ない。笑いが生まれる隙間がないほど、キャラクターに負荷がかかっている。
そこにこの特典映像が来る。「飛び出せ一方さん」という、小学校の学芸会のサブタイトルみたいなふざけ方で。
デフォルメ・ギャグ路線の特典短編というのは、本編のシリアスを「台無し」にする可能性と、本編では絶対に見せられない「素」の関係性を見せてくれる可能性の両方を持っている。この作品が面白いのは、アクセラレータというキャラクターの「威圧感」と「ギャグ耐性のなさ」を同時に使えるところにある。岡本信彦はアクセラレータの声を長年演じている声優と夜あそびのMCでもあるが、あの人の声が持つ鋭利さは、ギャグフォーマットに入ったとき妙な化学反応を起こす。本編で恐怖の対象だったものが、同じ声のまま間抜けな状況に放り込まれると、笑いではなく「不思議な質感」になる。それがこの短編の正体ではないかと思っている。
日高里菜が演じる打ち止めは、本来この作品で一番ギャグ寄りの位置にいるキャラだ。あのテンション、あの語尾。短編フォーマットではむしろ彼女が「基準点」になって、周囲が振り回される構図になりやすい。アクセラレータが振り回される光景というのは、本編ではほぼ打ち止め限定の特権なのだが、このハチャメチャ快進撃ではその密度がさらに上がっている気がした。
単なるファンサービスとして消費するには少し構造が歪で、かといって深読みしすぎると空振りする。この「謎の作品」感こそが、この短編の核心だと思う。
特に刺さったシーン
逢坂良太演じる菱形幹比古が画面に登場してきた瞬間。「お前もいるのか」という既視感と、「このフォーマットでこの人を動かすとどうなるんだ」という興味が一気に重なった。本編での幹比古はそこそこ真面目なポジションにいるはずなのに、ハチャメチャの中に突っ込まれると見事に流される。逢坂良太の声は柔らかい誠実さみたいなものを持っているので、混乱しているときの声に愛嬌がある。
久保ユリカのエステル・ローゼンタールも短編の中でちゃんと機能している。本編では重い役割を背負ったキャラクターが、このフォーマットの中でどう動くかという意味で、キャスト全員の「別の顔」を同時に見せてくれる構成になっている。Blu-ray特典としての正しい使い方だと思う、こういうの。
ただ何より印象的なのは、岡本信彦がアクセラレータの声のまま「ハチャメチャ」を受け入れている場面だ。あの声でその状況、というギャップが最後まで慣れない。慣れないまま終わる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「とある科学の一方通行」TVシリーズを最後まで見て、Blu-rayまで買った層
- アクセラレータと打ち止めの関係性を「尊い」と思っている人間
- 岡本信彦の声がギャグフォーマットでどう機能するか気になる人
- 本編のシリアスを保管するよりも「壊してくれた方が楽しい」タイプ
- 謎のまま終わっても「まあいいか」と言える人
合わない人
- 「とある」シリーズ本編を見ていない人(前提知識がないと何も刺さらない)
- Blu-ray特典映像に「本編の補完」を求めている人
- ギャグデフォルメでキャラクターのイメージが崩れるのが嫌いな人
- 短くて意味不明で終わる作品に「時間を返せ」となるタイプ
次に見るなら
まず前提として、この短編は単体では機能しない。とある科学の一方通行(TVシリーズ)を見た上で戻ってくるのが正しい順番だ。アクセラレータが何者で、打ち止めとの関係がどういうものか、それを知っている状態でこの「ハチャメチャ」に触れると、笑いとも困惑ともつかない独特の温度が生まれる。
とある魔術の禁書目録IIIは「一方通行」と世界線が繋がっているので、このキャストたちが真剣にシリアスをやっている姿と比較するために見ると面白い。岡本信彦のアクセラレータがどれだけ本編では張り詰めているか、ギャグと交互に見ることで逆に際立つ。
Blu-ray特典のノリとして近いものを求めるならこのすばアニメーションノートのような特典映像集が感覚として近い。本編キャラが「別モード」で動く気持ちよさを楽しみたい人には方向性が似ている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
現時点では本作の単独配信は確認されておらず、「とある科学の一方通行」第一巻のBlu-ray/DVDを入手することが視聴への主な手段です。本編ディスクをお持ちの方はぜひ特典映像としてお楽しみください。ファンアイテムとして価値の高い一本ですので、「とある科学の一方通行」が好きな方には特におすすめです。















