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終わりのセラフ 吸血鬼シャハル
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | WIT STUDIO |
シノア班は、グレンからの命令で謎のヴァンパイア・シャハルから人間の少女リコを救い出し、彼女の家族の元へ連れ戻す任務を遂行する。しかしシャハルを見つけた時、フェリドとクローリーも現れる。ユウイチロウは少女を救うことができるのか。
作品概要・あらすじ
あらすじ
シノア班は、グレンからの命令で謎のヴァンパイア・シャハルに囚われた人間の少女リコを救出し、彼女の家族のもとへ連れ戻すという任務を受ける。ユウイチロウたちはシャハルの居場所を突き止めるが、そこへフェリドとクローリーまでもが姿を現し、状況は思わぬ方向へと動き出す。少女を無事に救い出すことはできるのか——TVシリーズ本編では描かれなかった、シノア班の知られざる任務を描く特別編。仲間との絆と、ヴァンパイアたちの思惑が交錯する一話完結のサイドストーリーが展開される。みどころ・魅力
① 本編では描かれないシノア班の特別任務
TVシリーズの合間に位置する単独エピソードとして、ユウイチロウたちシノア班が少女救出に挑む姿を描く。本編を補完するサイドストーリーでありながら、班としてのチームワークや一人ひとりの戦い方がじっくり味わえる、ファンにはたまらない一編に仕上がっている。② フェリド&クローリーの登場が生む緊張感
任務の最中に現れるヴァンパイア貴族フェリドとクローリー。彼らの存在が物語に一気に不穏な緊張感をもたらす。飄々としながらも底の知れないフェリドの言動が、単純な救出劇では終わらせない読めない展開を生み出し、最後まで目が離せない。③ アクションと人間ドラマの両立
ヴァンパイアと対峙するスピード感あふれる戦闘シーンと、囚われた少女リコを救おうとするユウイチロウの熱い想いが交錯する。アクション、ドラマ、ファンタジーの要素がバランスよく詰め込まれ、OVAながら見応えのある密度の濃い物語が楽しめる。キャスト・声優一覧























スタッフ
| 原作 | 鏡貴也 |
|---|---|
| ED | やなぎなぎ「オラリオン」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「終わりのセラフ」のTVシリーズを見終えて、まだこの世界から出たくない、という顔をしていた頃に見つけた。タイトルに『吸血鬼シャハル』とあって、本編にそんなキャラいたっけ、と首をかしげながら再生したのを覚えている。結論から言うと、本編にシャハルはいない。これは原作コミックスの特装版に付いてきたOVAで、立ち位置としては外伝、というか一話完結の救出劇だ。最初は「本編の補完だろう」と身構えて見たのに、終わってみると本編と地続きというわけでもない。正直、毎回これを見るたびに、シャハルって何だっけ、本編と繋がってたっけ、と分からなくなる。2回目に見たときも同じ顔をした。たぶん3回目もそうなる。
本編から切り離されたからこそ、シノア班の素顔が見える救出劇
本編の「終わりのセラフ」は、とにかく業が重い。家族を奪われた少年が復讐を誓い、人を実験体にする組織があり、味方ですら腹の底が読めない。その重さが面白さの根っこなんだけど、このOVAはそれをいったん脇に置く。やることは単純で、ヴァンパイアに囚われた人間の少女リコを救い出し、家族のもとへ返す。それだけだ。
でも、それだけだからこそ見えるものがある。人間が家畜として飼われている世界で、見ず知らずの少女ひとりを「家族のもとへ返す」という任務に、シノア班が普通に動く。ユウイチロウにとって家族は本編を貫くテーマそのもので、彼が他人の家族を守りに行く図は、短いのに妙に芯を食っている。本編だと復讐や鬼の力に塗りつぶされて見えにくい「この子たち、根っこはちゃんと人を助けたい連中なんだ」という部分が、プロットが軽い分だけ素のまま出てくる。中村悠一のグレンが下す命令ひとつにしても、本編の腹の探り合いから切り離されると、ただの上官の指示として素直に響くのが新鮮だった。
逆に言うと、シャハルという外付けの敵を一体持ってきて、本編の文脈を一切持ち込まずに一話で畳む構造になっている。だから本編との接続を探すと毎回迷子になる。これは補完でも前日譚でもなく、同じ世界で起きたかもしれない一日を切り取った箱庭だ。そう割り切ると、急に見やすくなる。繋げようとするから混乱する。繋げないのが正解だった、というのが何周かして辿り着いた結論だ。
特に刺さったシーン
任務がただの救出で終わらないのは、シャハルを見つけた途端にフェリドとクローリーが顔を出すからだ。櫻井孝宏のフェリドは、相変わらず声だけで場の温度を下げてくる。にこやかなのに何ひとつ信用できない、あの飄々とした喋り。短いOVAなのに、彼が出てきた瞬間に「あ、これ綺麗には終わらないやつだ」と背筋が伸びた。鈴村健一のクローリーがその隣でどっしり構えているのも効いている。
梶裕貴のシャハルは、本編キャラじゃないぶん予備知識ゼロで対峙することになるんだけど、その「何を考えているか分からない新顔」感がむしろ良かった。そしてユウイチロウが少女リコを助けに動く終盤、彼が誰かの家族を守ろうとする顔つきになる瞬間がいちばん刺さった。本編であれだけ拗らせている子が、ここではまっすぐだ。早見沙織のシノアがいつもの調子で茶々を入れる空気も含めて、そのギャップで思わず姿勢を正した。
読んで見たくなったら——『終わりのセラフ 吸血鬼シャハル』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 終わりのセラフ本編を見終えて、まだこの世界に浸っていたい人
- フェリドやクローリーの胡散臭さが好きで、彼らが画面に出るだけで満足できる人
- 重い本編からいったん離れて、軽めの救出劇を箱庭的に楽しみたい人
合わない人
- 本編の物語が進む・補完されることを期待している人
- シャハルという新キャラの背景がきっちり語られないと気になってしまう人
- 終わりのセラフを未見で、ここから入ろうとしている人
次に見るなら
まずは身も蓋もないけど終わりのセラフのTVシリーズ本編。このOVAで物足りなかった「物語の重さ」はぜんぶ本編にある。順番としてはむしろ本編を先に、これは後で寄り道として見るのが正しい。
ヴァンパイアと人間の生存戦が好きなら甲鉄城のカバネリ。怪物に支配された世界で人が足掻く絵面と、剥き出しの暴力の手触りが近い。閉塞した世界の空気感でつながる一本。
吸血鬼アクションそのものを浴びたいならストライク・ザ・ブラッド。トーンは明るめだけど、強大な吸血鬼を相手にしたバトルの密度で、こってり口直しになる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「終わりのセラフ 吸血鬼シャハル」は、dアニメストアとHuluで配信されており、どちらのサービスでも視聴することができます。アニメ作品を幅広く扱うdアニメストアと、海外ドラマや映画も充実したHuluのいずれかに加入していれば、すぐに本作を楽しめます。ご自身の利用しやすいサービスを選んで視聴してみてください。




