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ストライク・ザ・ブラッド
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | SILVER LINK. |
伝説にのみ存在するはずの世界最強の吸血鬼・第四真祖が、十二魔剣を従えて日本に現れた。政府とライオンキングは、この第四真祖の観察と排除のため、剣巫と呼ばれる攻撃魔術師を派遣することを決定する。しかし観察役に選ばれたのは、なぜか平凡な少年だった。
作品概要・あらすじ
あらすじ
伝説の存在とされていた最強の吸血鬼「第四真祖」が、十二の眷獣を従えて日本・絃神島に出現した。その脅威に対し、政府機関「ライオンキング機構」は監視と排除を目的に、剣巫(けんなぎ)と呼ばれる攻撃魔術師を派遣する。しかし監視役に任命されたのは、なぜか戦闘訓練を積んだ精鋭ではなく、ごく普通の少年・古城暁。剣巫の少女・姫柊雪菜とともに、予測不能な事件に巻き込まれていく。みどころ・魅力
① 最強の吸血鬼×剣巫という凸凹バディの掛け合い
規格外の力を持ちながら制御できない古城と、彼を監視・排除するはずの雪菜。相反する立場の二人が衝突しながら共闘するバディものとしての緊張感と、次第に深まる信頼関係が物語の核心。戦闘シーンの迫力とともに関係性の変化を追う楽しさが視聴継続の原動力になる。② 眷獣召喚&バトルの映像的な見ごたえ
第四真祖が持つ十二の眷獣それぞれに固有の能力と個性があり、召喚演出や戦闘エフェクトは派手で見応えがある。魔術・吸血鬼・退魔師が入り乱れるバトルシステムは設定の厚みがあり、戦闘ごとに新たな能力や対策が登場するため飽きが来ない構成になっている。③ 魔族特区・絃神島という独自の世界観
人間と異種族が共存する人工島という独特の舞台設定が、政治・派閥・陰謀といった複合的なドラマを生む。単純勧善懲悪にならないグレーな敵キャラや組織間の思惑が絡み合い、アクション以外のストーリー面でも飽きさせない奥行きを持たせている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 山本秀世 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 吉野弘幸 |
| 原案キャラデザ | マニャ子 |
| キャラクターデザイン | 佐野恵一 |
| 音楽 | ASSUMED SOUNDS |
| 美術監督 | 渡辺三千恵 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | Kishida Kyoudan & The Akeboshi Rockets「ストライク・ザ・ブラッド」 |
| OP | アルティマ「Fight 4 Real」 |
| ED | Kishida Kyoudan & The Akeboshi Rockets「ストライク・ザ・ブラッド」 |
| ED | 井口裕香「Strike my soul」 |
| ED | 分島花音「signal」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
2013年の秋、「吸血鬼×剣巫×観察役の少年」というあらすじだけ見て「あー、はいはい」と思いながら1話を開いた。細谷佳正が演じる暁古城のキャラクターが予想外にちゃんとしていて、へたに格好つけない等身大の男子高校生感があったので、そのまま見続けた記憶がある。最初は「ラノベアニメの量産型」として処理していたのに、気づいたら続きを追っていた、というパターン。
2回目に見たとき気づいたのは、序盤の「観察役」という設定の意味の薄さで——要するにヒロインが主人公のそばにいる口実なのだが、それをわかった上で割り切って楽しむ作品だということが理解できた。ストブラは「仕組みを知ってから乗る」タイプのジェットコースターだ。そういう割り切りが苦手な人には一生合わないし、できる人には案外居心地がいい。
「最強」の看板を背負わされた少年の、途方もない孤独
ストライク・ザ・ブラッドを「ハーレムアクションラノベアニメ」として片付けると、何か大事なものを見落とす。この作品の核にあるのは、強さを与えられた者の疎外感——というより、「第四真祖」というラベルを貼り付けられた人間の話だ。
暁古城はもともと普通の男子高校生で、気づいたら世界最強の吸血鬼になっていた。本人が望んだわけでも、努力して手に入れたわけでもない。その圧倒的な力は、周囲から警戒と監視を引き寄せる。剣巫・笹崎岬(茅野愛衣)が観察役として送り込まれるのも、政府とライオンキングが「排除」の選択肢を手放さないからで、古城が「仲間」として接する人間たちの多くは、最初から彼を監視する側として現れる。
その構図が地味に重い。強くなることを選んでいない者が、強さゆえに孤立していく話は、少年漫画でもラノベでも繰り返し描かれてきたテーマだが、ストブラがやや独特なのは、古城がそれに対してほとんど嘆かない点だ。腐らず、開き直りすぎず、妙な誠実さで周囲の人間と向き合い続ける。そこに細谷佳正の、少し疲れたような落ち着きのある声がはまっていて、キャラクターとして成立している。
南宮那月(金元寿子)との関係性も、この文脈で読むと違って見える。師であり監視者でもある那月先生が古城に向ける視線は、単なる師弟関係ではなく、「この力をどう扱うか」を観察し続ける目でもある。金元寿子の演技は飄々とした表層の下に何かを抱えた感じがあって、2回目以降で効いてくる類のやつだ。
ハーレム展開の多さに目が行きがちだが、ヒロインたちが次々と古城の「眷獣」になっていく流れは、孤立していた存在に仲間が増えていくプロセスでもある。強さを押し付けられた少年が、その強さを通じて人と繋がっていく——それがこの作品の、意外と真面目な芯だと思っている。
特に刺さったシーン
序盤、岬が古城の血を吸って眷獣の力を引き出す流れが初めて機能するシーン。茅野愛衣の声の変化が細かくて、覚悟と戸惑いが混在している感じが台詞以上に伝わってくる。茅野さんはこういう「感情を抑えながら揺れている」芝居が本当に上手くて、ここで一気に岬というキャラクターへの信頼感が生まれた。
もう一つは、序盤のアスタルテ(井口裕香)の登場から変化していく過程。感情をほぼ持たない人工眷獣として現れて、少しずつ表情が出てくる流れを、井口裕香が抑えた演技でやっている。感情が乏しいキャラクターの「微変化」を音だけで表現するのは難しいのだが、ちゃんとわかる。2回目に見たとき、序盤のアスタルテの声がもうすでに少し違うことに気づいて、そこで初めてちゃんと聴いていなかったことを反省した。
三宅健太のルードルフ・オイスタッハは、あの声質で出てきた瞬間に「こいつは厄介なやつだ」とわかる。それだけで仕事が9割終わっているという感じの起用で、キャスティングの正解度が高い。
読んで見たくなったら——『ストライク・ザ・ブラッド』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
合う人
- ラノベ原作アニメのお約束を「わかった上で楽しむ」ができる人
- 吸血鬼・異能力・学園を組み合わせたファンタジー設定が好きな人
- 細谷佳正・茅野愛衣・井口裕香・金元寿子の演技を追いかけている人
- 続きが気になって止まれない軽さを求めているとき
- OVAや続編も含めてシリーズを長く楽しみたい人(かなりの本数がある)
合わない人
- ハーレム展開に生理的に無理がある人(かなり正直に出てくる)
- 設定の作り込みや世界観の整合性を重視する人
- 「なぜその女の子がなつくのか」に毎回納得できないとしんどくなる人
- 続編・OVAの多さに圧倒される前に把握を諦める人(自分も把握できていない)
次に見るなら
「魔法科高校の劣等生」——異能力を持つ主人公が学園と戦闘を行き来する構造はストブラに近い。こちらは主人公がより強くて冷静で、「最強無双」を正面から楽しみたい人向け。設定の密度がやや高い。
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」——主人公が強さを手に入れながら周囲と関係を築いていく話としての共通点がある。ストブラよりキャラクターの感情描写が丁寧なので、そちらが物足りなかった場合の補完に。
「とある魔術の禁書目録」——科学と魔術が混在する都市、巻き込まれ体質の主人公、大量のヒロインという構造が似ている。ストブラが好きなら入りやすく、こちらもシリーズが長いので覚悟して始めること。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ストライク・ザ・ブラッド』はdアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信中のため、加入しているサービスからすぐに視聴できる。複数の配信サービスで展開されているので、自分の環境に合ったプラットフォームを選んで本編を楽しんでほしい。






