ソードアート・オンライン アリシゼーション

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2018ソードアート・オンライン アリシゼーション

ソードアート・オンライン アリシゼーション

★ 3.8 / 5.0アクション冒険ファンタジー
放送年2018年
フォーマットTVアニメ
話数24話
原作ライトノベル
制作A-1 Pictures

キリトが雄大なファンタジーの森で目覚める。周囲の真実の手がかりを求めて探索する中、自分のことを知っているような少年に出会う。単なるNPCのはずが、感情の深さは人間と変わらない。少年の両親を探す過程で、キリト自身の幼少期の記憶が蘇る。この少年との、ある関係についての記憶が。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

謎の事故により現実世界での記憶を失い、見知らぬファンタジーの世界「アンダーワールド」で目覚めたキリト。どこまでも広がる森と、息をのむほど精緻なその世界で、彼は幼い少年・ユージオと出会う。NPCのはずの少年は、驚くほど豊かな感情と、キリトとの共通の記憶を持っていた。ユージオの幼馴染を探す旅に同行するうち、キリトは自身の幼少期に封じられた、ある重大な記憶に気づき始める。

みどころ・魅力

① 圧倒的なスケールで描かれる異世界「アンダーワールド」

シリーズ最大のボリュームを誇るアリシゼーション編は、原作ライトノベルの中でも屈指の人気を誇る長編。A-1 Picturesが手がけた映像は、光と影の表現にこだわり抜いた広大な世界観を丁寧に描写。草木の揺らぎから夕日の色彩まで、「本当に生きている世界」を体感できる美術クオリティは必見だ。

② 「命」と「魂」をめぐる深い哲学的テーマ

NPCとは何か、人工知性に魂は宿るのか——アリシゼーション編はSAOシリーズの中で最もテーマが重い作品だ。ユージオをはじめとするフラクトライト(人工フラクトライト)たちの喜怒哀楽を通じて、「何をもって人と呼べるか」という問いが物語全体を貫く。アクション一辺倒ではない、思索を誘う物語構造が光る。

③ キリトとユージオ、二人の剣士の絆

本作の核心は、キリトとユージオの友情だ。孤独な戦士として描かれることが多かったキリトが、真の意味で心を許せる相手と出会い、共に剣を磨き、互いの弱さを補い合う姿は、シリーズファンにとって新鮮かつ感動的。二刀流の迫力あるバトルシーンと同等以上に、二人の会話と成長が本作の見所となっている。

キャスト・声優一覧

桐ヶ谷和人
桐ヶ谷和人
メイン
›
松岡禎丞
ユージオ
ユージオ
メイン
›
島﨑信長
アリス・ツーベルク
アリス・ツーベルク
メイン
›
茅野愛衣
綾野珪子
綾野珪子
サブ
›
日高里菜
リネル
リネル
サブ
›
木野日菜
金本敦
金本敦
サブ
›
逢坂良太
ヴァサゴ・カザルス
ヴァサゴ・カザルス
サブ
›
小山剛志
桐ヶ谷直葉
桐ヶ谷直葉
サブ
›
竹達彩奈
サードレ
サードレ
サブ
›
江川央生
結城明日奈
結城明日奈
サブ
›
戸松遥
ティーゼ・シュトリーネン
ティーゼ・シュトリーネン
サブ
›
石原夏織
カーディナル
カーディナル
サブ
›
丹下桜

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スタッフ

監督小野学
原作川原礫
原案キャラデザBUNBUN
キャラクターデザイン足立慎吾、鈴木豪、西口智也
音楽梶浦由記
美術監督小川友佳子、渡辺佳人
音響監督岩浪美和
OPリサ「ADAMAS」
OPアスカ「RESISTER」
ED藍井エイル「アイリス」
EDレオナ「forget-me-not」
EDレオナ「虹の彼方に」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

SAOを追いかけていたのはもう惰性みたいなものだったと思う。アインクラッド篇が終わった時点で「ああ、これ一生続くやつだ」と悟った。それでもアリシゼーション、見た。4クール、全47話。長かった。しみじみと長かった。

最初の数話は正直、またいつものキリト無双が始まるのかと思って構えていた。ところが森の中で目覚めたキリトが出会う少年——ユージオ——が出てきた瞬間に、何かが変わった。松岡禎丞の芝居が「いつものキリト」じゃなかったのも大きい。記憶を失った困惑と、この世界の真実を探ろうとする緊張感が、ちゃんと声に出ていた。2周目で見直すと、あの初期の会話シーンにすでに伏線が埋まっていて、気づけなかった自分が少し悔しい。

魂とは記憶でできている——フラクトライトが問う「本物の人間」の輪郭

アリシゼーションが描こうとしていることは、ざっくり言うと「人工的に作られた魂は本物か」という問いだ。ただ、その問いの立て方が他の作品と少し違う。

アリスも、ユージオも、アンダーワールドの住人たちも、いわば「設計された記憶」を持って生きている。彼らの感情は、プログラムによって制御されている。それでも——画面の中の彼らが泣いて、怒って、誰かを愛する瞬間に、「これは偽物だ」とは思えなかった。なぜかといえば、人間の記憶だって環境と経験によって書き換えられ続ける。生まれつきの「本物の感情」なんてものが、そもそも存在するのかどうか。

茅野愛衣が演じるアリスの声は、この作品において重要な証拠だと思う。整合騎士として感情を封じられているときの静けさと、その枷が外れていく過程の微細な変化。「心を取り戻す」ということが声だけで伝わってくる。感情を持つことを許されなかった存在が、感情を持ち始める——その瞬間が、この作品の核心にある。

そして島﨑信長が演じたユージオ。あのキャラクターの存在こそが、アリシゼーションを単なるVRMMO冒険譚から一歩引き離している。キリトの幼馴染として設定されたユージオは、言ってみれば「作られた親友」だ。それでも、彼がキリトを想う気持ちには嘘がなかった。人工フラクトライトだろうと、長年の記憶が積み上げた関係性は「本物」として機能する。そういうことをこの作品は言いたかったんじゃないか、と今は思っている。

ただ、4クールという尺はその問いを丁寧に扱うためのものでもあったし、間延びの原因でもあった。後半のWoU篇が始まったとき、正直なところ別の作品が始まったような感覚があった。アリシゼーション篇で積み上げた感情の重みを引き継ぎきれていない部分がある。それが少し惜しい。

特に刺さったシーン

ユージオが逝く終盤の展開は、2回目に見たときの方がずっとつらかった。1回目は「こうなるの?」という驚きで少し感情が追いつかなかった。序盤からずっと積み上げてきたキリトとユージオの関係——世界樹への旅、剣士としての修行、アリスを取り戻すための戦い——それが全部あの場面に収束してくるのが分かった上で見ると、島﨑信長の最後の台詞の呼吸の置き方が頭に残って、しばらく動けなかった。

あとは、アリスが自分の意志で動き始めるシーン。茅野愛衣の演技が「感情が生まれる」という瞬間をちゃんと音にしていた。声優の仕事ってこういうことだよな、と思った場面のひとつ。戸松遥演じるアスナが後半に登場してからの展開も、長い不在の分だけ再会の場面が効いていた。

読んで見たくなったら——『ソードアート・オンライン アリシゼーション』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さると思う人

  • ファンタジー世界の「作り込み」に喜びを感じられる人。アンダーワールドの制度設計やタブーインデックスの設定は、細かく作ってある
  • キャラクターとの時間をじっくりかけて積み上げたい人。4クールあるぶん、愛着は深くなる
  • 「魂とは何か」「人工知能に感情は宿るか」という問いに興味がある人
  • SAOシリーズを1作目から追いかけていて、キリトというキャラクターへの信頼がある人

合わないかもしれない人

  • テンポを重視する人。中盤はかなりゆっくり進む。我慢が必要な区間がある
  • キリト以外の視点に興味が持てない人は、後半のアスナ・アリスが主軸の展開でしんどくなる可能性がある
  • SAOシリーズに対してすでにアレルギーがある人は、この作品から入っても気持ちは変わらないと思う
  • 「4クール全部見る」という時間的・精神的コストを払えない人。ここは正直に言う

次に見るなら

アリシゼーションのユージオ的な「作られた存在の感情と喪失」に引っかかったなら、ヴァイオレット・エヴァーガーデンは見ておいたほうがいい。戦争で感情を封じ込めた少女が、手紙を書く仕事を通じて「愛してる」という言葉の意味を理解していく話。アリスの覚醒に近いものがある。

「人工知能に魂は宿るか」という問いをもっとシャープに掘り下げたいならVivy -Fluorite Eye’s Song-。AIが100年かけて歌い続けることで人類を救おうとする話で、アリシゼーションの問いを別の角度から切っている。テンポはアリシゼーションよりずっと速い。

SAOの世界観をそのまま続けるならソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインという選択肢もある。キリトが一切出てこない外伝で、まったく異なるトーンの作品。アリシゼーションに疲れた後の口直しになる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
『ソードアート・オンライン アリシゼーション』は、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+と、主要な動画配信サービスで幅広く視聴が可能だ。サブスクを複数契約している方ならほぼ確実にどこかで見られる環境が整っている。まずは第1話から、あのファンタジーの森に飛び込んでみてほしい。

よくある質問

Q. SAOシリーズを最初から見ていなくても楽しめますか?
A. キリトのキャラクター背景を知っていた方が深く楽しめますが、アリシゼーション編は異世界への再出発という構成上、初見でも十分に世界観に入り込めます。まずはSAO第1期から視聴するのがおすすめです。
Q. 全部で何話ありますか?
A. アリシゼーション編は全47話構成です(アリシゼーション24話+War of Underworld 23話)。2018年10月から2020年9月にかけて放送された大作シリーズで、見応えは十分です。
Q. 子どもでも見られる内容ですか?
A. 戦闘シーンやシリアスな描写が含まれるため、小さなお子さんには保護者と一緒の視聴を推奨します。中学生以上であれば問題なく楽しめる内容です。
Q. アリシゼーション編の続きはありますか?
A. 続編として『SAO アリシゼーション War of Underworld』が放送されています。アリシゼーション編で描かれた世界と人物たちの物語がさらに大きく展開するため、あわせて視聴することをおすすめします。

まとめ

『ソードアート・オンライン アリシゼーション』は、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+と、主要な動画配信サービスで幅広く視聴が可能だ。サブスクを複数契約している方ならほぼ確実にどこかで見られる環境が整っている。まずは第1話から、あのファンタジーの森に飛び込んでみてほしい。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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