ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld

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2019ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld

ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld

★ 3.8 / 5.0アクション冒険ファンタジー
放送年2019年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作ライトノベル
制作A-1 Pictures

キリト、ユージオ、アリス。二人の弟子と一人の整合騎士がポンティフェクス管理者を倒してから半年が経った。戦いが終わり、アリスは故郷のルーリッド村で暮らしていた。彼女のそばにいるのは、腕と魂だけでなく、親友をも失ったキリト。アリスがキリトの世話に身を捧げるにつれ、彼女もまた、かつて持っていた戦う意志を失っていった。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

整合騎士アリスとともに最強の敵・管理者アドミニストレータを打ち倒してから半年。アンダーワールドに平和が訪れたかに見えたが、キリトは心を失った状態で廃人同然となっていた。アリスは故郷のルーリッド村へ戻り、壊れたキリトの世話をしながら静かな日々を送る。しかしその平穏は長くは続かない。暗黒界との最終戦争「星なき夜の戦い」が迫り、アリスは再び剣を取ることを迫られる。現実世界でも異変が起き、物語は新たな局面へと突入していく。

みどころ・魅力

① アリスを中心に描かれる成長と葛藤

本作の主役はキリトではなく、整合騎士アリス。廃人となったキリトを支えながら、戦士としての自分と人間としての感情の間で揺れるアリスの姿が丁寧に描かれる。前作までの「強き騎士」とは異なる人間的な弱さと、それを乗り越えていく過程が本作最大の見どころだ。

② 現実世界とアンダーワールドが交差する二重構造

ゲーム内世界の戦争と、現実世界での陰謀が並行して進む複層的なストーリー構成が本作の特徴。アスナたちリアルワールド組の動きと、アンダーワールドの最終決戦がクロスオーバーする後半の展開は圧巻。シリーズ最大規模の「最終負荷実験」に向けて、物語は一気に加速する。

③ 「最終負荷実験」で描かれる圧倒的スケールの戦争描写

暗黒界の大軍勢が押し寄せる大規模戦闘シーンは、アリシゼーション編のクライマックスにふさわしい迫力。人間界側の整合騎士たちが次々と真の力を解放していく展開、そしてシリーズを通じて積み上げてきたキャラクターたちが一堂に集う構図は、長年のファンを満足させる仕上がりになっている。

キャスト・声優一覧

結城明日奈
結城明日奈
メイン
›
戸松遥
アリス・ツーベルク
アリス・ツーベルク
メイン
›
茅野愛衣
桐ヶ谷和人
桐ヶ谷和人
サブ
›
松岡禎丞
壷井遼太郎
壷井遼太郎
サブ
›
平田広明
ティーゼ・シュトリーネン
ティーゼ・シュトリーネン
サブ
›
石原夏織
比嘉タケル
比嘉タケル
サブ
›
野島健児
イスカーン
イスカーン
サブ
›
八代拓
ナイグル・バルボッサ
ナイグル・バルボッサ
サブ
›
佐々健太
デュソルバート
デュソルバート
サブ
›
花田光
エルドリエ・ウールスブルーグ
エルドリエ・ウールスブルーグ
サブ
›
益山武明
安岐ナツキ
安岐ナツキ
サブ
›
川澄綾子
レンリ
レンリ
サブ
›
田村睦心

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スタッフ

監督小野学
原作川原礫
原案キャラデザBUNBUN
キャラクターデザイン山本由美子、戸谷賢都 、足立慎吾、西口智也、鈴木豪
OP戸松遥「Resolution」
EDリサ「unlasting」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

アリシゼーション編を最初から追っていた人間からすると、War of Underworldが始まった時点でもう「ここまで来たか」という気持ちが先に来る。全体の話数を数えると軽く50話を超えているので、新シリーズが始まった瞬間に「また?」という感覚がある。それでも見るのは、まあ、見てしまうからだ。

最初に見たとき、正直なところキリトが動けない状態で話が進むことへの不安が大きかった。松岡禎丞の声がほぼ聞けない状態で1クールを乗り越えられるのか、という疑問。でも実際には、その「欠落」がアリス(茅野愛衣)とアスナ(戸松遥)を前面に押し出す構造になっていて、2回目に見ると最初から意図的な設計だったことがわかる。声のないキリトと、声だけで存在感を保たなければならない茅野愛衣のやりとりを追っていると、「台詞なし演技」の密度が妙に気になってくる。

アリスを「兵器」から「人間」に引き戻そうとする、あらゆる勢力の話

この作品を単純に「SAOの戦争編」として見ていると、途中で少し退屈になる瞬間がある。暗黒界の侵攻、人界の防衛、現実世界の勢力争い——スケールが広がるにつれて、何のための戦争なのかが薄まっていく感覚。

でも2回以上見ると、話の中心は一貫してアリス・ツーベルク一人の「位置づけ」の変化にある。

暗黒界との戦いが始まった時点で、アリスはすでに複数の陣営から「使える道具」として認識されている。人界のラース、現実世界の組織、そして暗黒界側。彼女のフラクトライト——つまり人工的に生まれた「魂」——が、量産可能な戦闘兵器の雛形として機能しうる。これがこの作品の核心にあるテーマだ。

War of Underworldが描いているのは、「アリスを人間として扱う者」と「アリスを兵器として使おうとする者」の衝突であり、その間でアリス自身がどちら側に立つかを選んでいく過程だ。茅野愛衣の演技が際立つのは、アリスが「人間に引き戻された後」の声にある。整合騎士として絶対の命令に従っていた前半から、ルーリッド村で動けないキリトの世話をしながら戦意を失っていく中盤、そして終盤に自分の意志で選択する場面——声のトーンがはっきり段階を踏んで変わっている。

フラクトライトが「魂」かどうかという問いは、作品の終盤に向かっても完全には答えが出ない。あいまいなまま終わらせている部分を批判する見方もある。ただ個人的には、答えを出さないことがアリスというキャラクターをフィクションの外まで引っ張り出すための余白になっていると思っている。「あれは本当に人間の魂だったのか」という問いを視聴者が持ち帰れる設計になっている。

特に刺さったシーン

アスナが現実世界からアンダーワールドに介入してくる場面は、1回目に見た時点ではテンションが上がる展開として受け取っていた。戸松遥の声が戻ってきたことへの単純な安堵感。ところが2回見ると、アスナが「外から助けに来る」構造自体が、アリスの自律性をどう位置づけるかという問いと直結していることに気づく。アリスは内側から変化しようとしているのに、外からの救済が入り込んでくる。その衝突の描き方が、単純な「仲間が来た」カタルシスより複雑なものになっている。

川澄綾子が演じる安岐ナツキのシーンは、現実世界側の描写として情報量が多い割に尺が短い。それでも声のテンポと抑揚の制御が細かく、「画面に映っている時間の短さ」と「残る印象の重さ」が釣り合っていない。こういう役の使い方が上手い作品は、脇役の声優に対して失礼な尺の与え方をしない。

平田広明が演じる壷井遼太郎については、中盤以降の役回りを見ていると「この人をどう使うつもりなのか」と思いながら追うことになる。声の重みが役の位置づけに対して少し過剰で、それが逆に引っかかりとして機能している。

読んで見たくなったら——『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • アリシゼーション編を最初から追っていて、アリスというキャラクターに感情移入できている人
  • 声優演技の変化を複数話にわたって追うのが好きな人
  • 「魂とは何か」という問いをフィクションの中で受け取るのが苦ではない人
  • 戦記ものとして見るより、キャラクターの内面変化として見られる人

合わない人

  • アリシゼーション編を飛ばして、あるいは途中から見ようとしている人(前提知識が多すぎる)
  • キリトが活躍しないことへのストレスに弱い人(中盤まで台詞がほぼない)
  • 陣営が増えるにつれて話についていけなくなる人
  • 答えが出ない問いを積み残しにする作品が苦手な人

次に見るなら

ソードアート・オンライン アリシゼーション——War of Underworldの直前作。こちらを見ていない状態で入ると、アリスとキリトの関係性もフラクトライトの設定も前提が抜けた状態になる。War of Underworldが面白くなかった人は、まず視聴順を確認してほしい。

オーバーロード——異世界でNPCの「魂」をどう扱うかというテーマに近い部分がある。主人公が人間ではない側に立っている分、アリスの立場との比較として面白い見方ができる。こちらはもう少し乾いたトーンで、同じ問いを別の角度から描いている。

Re:ゼロから始める異世界生活——長期シリーズで「キャラクターの内面変化を軸に戦記スケールの話が展開する」構造が近い。どのキャラクターが「人間として扱われるか」という問いの立て方と、アリスの位置づけの話は似た文脈にある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」は、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴可能です。各サービスで配信中のため、お使いのサービスからすぐに視聴をはじめられます。アリシゼーション編の完結編となる本作を、ぜひ前作から続けて一気見してみてください。

よくある質問

Q. 前作「アリシゼーション」を見ていないと楽しめませんか?
A. 本作は「ソードアート・オンライン アリシゼーション」の直接続編です。前作の展開を踏まえてストーリーが進むため、前作を先に視聴してから本作を観ることを強くおすすめします。
Q. 全何話ありますか?
A. 全23話(前半クール・後半クール合計)構成です。前半が2019年10月〜2020年3月、後半が2020年7月〜2020年9月に放送されました。特別編も別途配信されています。
Q. キリトはずっと廃人状態のままですか?
A. 序盤はキリトが心を失った状態が続き、アリスや仲間たちを中心にストーリーが展開します。キリトの復活がいつ・どのように訪れるかは、本作の大きな見どころのひとつです。
Q. アスナなど現実世界のキャラクターも登場しますか?
A. はい、アスナを中心に現実世界のキャラクターたちが積極的に動き出します。ゲーム内のアンダーワールドと現実世界の双方が絡み合う展開が本作の大きな魅力のひとつです。

まとめ

「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」は、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴可能です。各サービスで配信中のため、お使いのサービスからすぐに視聴をはじめられます。アリシゼーション編の完結編となる本作を、ぜひ前作から続けて一気見してみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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