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終わりのセラフ 名古屋決戦編 「終わらないセラフ名古屋決戦編」
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 4話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | WIT STUDIO |
新宿攻防戦で吸血鬼となったミカエラと再会した優一郎は、家族を救うため吸血鬼を人間に戻す方法を探し、鬼呪装備の訓練に励みます。一方、グレンは吸血鬼の本隊が東京へ攻めてくるという衝撃の事実を知らされ、名古屋での貴族殲滅作戦を命じられます。優一郎と仲間たちは、吸血鬼との激しい戦いに身を投じていきます。
作品概要・あらすじ
あらすじ
新宿での攻防戦のさなか、吸血鬼となった親友ミカエラと再会した百夜優一郎。家族同然だった彼を人間に戻す方法を探すべく、優一郎は鬼呪装備の扱いを磨く訓練に身を投じます。一方、月鬼ノ組を率いる一瀬グレンは、吸血鬼の本隊が東京へ進攻してくるという衝撃の事実を知らされ、その前に敵戦力を削ぐべく名古屋での貴族殲滅作戦を命じられます。仲間とともに最前線へと向かう優一郎たち。人類と吸血鬼、双方の思惑が交錯するなか、名古屋を舞台にした大規模な決戦の幕が上がります。
みどころ・魅力
① 優一郎とミカエラ、断ち切れない絆の行方
本作の核となるのは、人間と吸血鬼に分かたれてもなお互いを想い続ける優一郎とミカエラの関係です。「家族を取り戻したい」という一貫した動機が物語を強く牽引し、再会の喜びと立場の違いがもたらす切なさが胸を打ちます。二人の運命がどこへ向かうのか、見逃せません。
② 鬼呪装備で繰り広げられる迫力のバトル
呪われた力を宿す鬼呪装備を操り、人外の身体能力を持つ貴族たちと斬り結ぶ戦闘シーンは大きな見どころ。スピード感あふれる剣戟と、力を制御しきれないリスクと隣り合わせの緊張感が融合し、一戦ごとに手に汗握る攻防が展開されます。
③ 名古屋決戦に集う、個性豊かな仲間たちの群像劇
優一郎の所属する四鎌童子をはじめ、グレン率いる月鬼ノ組の面々が一堂に会する大作戦。それぞれが抱える過去や信念がぶつかり合い、チームとしての連携と人間ドラマが丁寧に描かれます。仲間との絆が試される展開に引き込まれます。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 原作 | 鏡貴也 |
|---|
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
名古屋決戦編、という字面だけ見ると誰かが確実に死ぬやつだと身構える。本編の名古屋編は実際そういう話だった。なのにこの『終わらないセラフ』はSDになったキャラが画面を跳ね回るギャグで、最初に再生したときは「タイトル詐欺では」と本気で疑った。本編を見終えた直後、感情がまだ重いままの状態で開いたのも悪かった。物騒な看板を掲げておいて、中身は誰も死なない。ところが3分も経たずに順応している自分がいた。2回目に見たときは、本編のシリアスを通過しているからこそ笑える作りになっていると気づいて、見る順番を間違えなくてよかったと思った。先にこっちを見ていたら、たぶん何も刺さらなかった。
物騒な看板の裏で、キャラがただの人間に戻る時間
このSPがやっているのは、本編で張りつめていた人間(と吸血鬼)の表情筋を、いったん全部ゆるめてやる作業だと思っている。本編の彼らは常に何かを背負っている。優一郎は家族を取り戻すために走り、グレンは東京に攻めてくる本隊の情報を抱えて名古屋での殲滅作戦を命じられる。一秒ごとに選択を迫られる人たちだ。ところがSDに縮んだ瞬間、その重さがすとんと抜ける。中村悠一が演じるグレンの、あの低くて重い声が、ギャグの文脈に置かれた途端に妙な可笑しさを帯びる。シリアスのときと一文字も声色を変えていないのに、状況がふざけているから結果として面白い。この落差は本編を知らないと成立しない。
単なるおまけ映像と切り捨てるには惜しいのは、ここで漏れ出す「素」が、本編のキャラ理解を一段深くするからだ。早見沙織のシノアが放つ毒舌は本編でもおなじみだが、緊張の支えがない場所で聞くと、あれは照れ隠しなんじゃないかと思えてくる。悠木碧のクルルは相変わらず誰の都合にも合わせず自分のリズムで生きていて、貴族の風格がそのままマイペースさに変換されている。つまりこのSPは、戦いという文脈を引き算したら彼らがどういう人間(あるいは吸血鬼)なのかを、こっそり見せている。物騒なタイトルは、その引き算を際立たせるための前フリでしかない。終わらない日常を描くことで、終わってしまう本編の重さを逆算させてくる。そういう構造に気づいてから、このシリーズを軽視できなくなった。
特に刺さったシーン
序盤の、隊のメンバーが集まってわちゃわちゃやるシーンで思わず噴き出した。岡本信彦の早乙女与一が、本編だと礼儀正しくて生真面目なのに、SDになると律儀さがそのまま空回りして可笑しい。あの「ちゃんとしようとして失敗する」感じは、声のトーンを崩さないからこそ効く。細谷佳正の鳴海真琴も、面倒見のいい兄貴分の顔がギャグの中でちょっとずつ削られていって、最後には完全にツッコミ要員にされている。本編であれだけ頼れた人なのに。中盤の、誰かがボケて誰かが拾うテンポの良いやり取りでは、声優同士の呼吸の良さがそのまま画面の速度になっていて、ここは何度見ても飽きない。シリアスな名古屋編の記憶があるぶん、彼らが笑っているだけで少し救われる。それが一番刺さった理由かもしれない。
読んで見たくなったら——『終わりのセラフ 名古屋決戦編 「終わらないセラフ名古屋決戦編」』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編の終わりのセラフを見終えて、キャラへの愛着が残っている人
- シリアスな作品のキャラがふざけている落差で笑えるタイプ
- 声優の演技の「ギャグ転用」を細かく味わいたい人
- 戦いの合間に、彼らの素の顔をもう少し見ていたかった人
合わない人
- 本編未視聴で、ここから入ろうとしている人(前提知識がないと笑えない)
- 名古屋決戦編というタイトルから硬派なバトルを期待している人
- SDキャラやギャグ調の作画が苦手な人
- おまけ的な短編に物語の進展を求める人
次に見るなら
まずは順番として終わりのセラフの本編。このSPはあくまで本編のシリアスを通過した人へのご褒美なので、未見ならそっちが先だ。名古屋編の重さを知ってから戻ってくると、笑いの解像度がまるで変わる。
超自然バトルの空気が好きなら青の祓魔師。背負わされた宿命と、それでも前に進む若い連中の話で、緊張と緩和のバランスが終わりのセラフと近い。仲間の温度感も似ている。
ダークな世界観で戦い続ける群像が好みならD.Gray-man。終わらない戦いの中で人間性をどう保つか、というテーマが地続きで、重いところと軽いところの行き来に既視感を覚えるはずだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「終わりのセラフ 名古屋決戦編」は、dアニメストアとHuluで配信されており、いずれのサービスでも視聴することができます。アニメ作品の取り扱いが充実したこの2サービスなら、第1期から続けて本編をじっくり楽しめます。気になる方はご自身の利用しやすいサービスでチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
「終わりのセラフ 名古屋決戦編」は、dアニメストアとHuluで配信されており、いずれのサービスでも視聴することができます。アニメ作品の取り扱いが充実したこの2サービスなら、第1期から続けて本編をじっくり楽しめます。気になる方はご自身の利用しやすいサービスでチェックしてみてください。



