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STAR DRIVER 輝きのタクト
| 放送年 | 2010年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 25話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | bones |
日本の南に位置する緑豊かな南十字島。ある夜、少年・ツナシ タクトが流れ着く。本土から一人で泳ぎ着いた彼は、島の南十字学園高等部に入学。明るく前向きな性格で、やがて様々な人間関係を築いていく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
緑豊かな南十字島に、ある夜ひとりの少年・ツナシタクトが流れ着きます。本土から海を泳いで渡ってきた彼は、南十字学園高等部へ編入。明るく前向きな性格で、ワコやスガタといった同級生たちと親交を深めていきます。しかし島の地下には「サイバディ」と呼ばれる巨大な機械が眠り、それを巡る秘密結社「綺羅星十字団」が暗躍していました。タクトもまた特別な力を持つ一人として、星をめぐる戦いへと身を投じていきます。青春群像劇と熱いロボットアクションが交差する物語が幕を開けます。みどころ・魅力
① 様式美あふれる変身バンクとサイバディ戦
毎話登場する変身シーンと「アプリボワゼ」の掛け声は本作の象徴。決まったフォーマットを繰り返しながらも飽きさせない演出は、王道変身ヒーローものへの愛とこだわりが詰まっています。歌舞伎を思わせる様式美が独特の中毒性を生みます。② 個性豊かな綺羅星十字団のキャラクター
仮面と二つ名を持つ綺羅星十字団のメンバーたちが、毎回趣向を凝らして登場。コミカルさとシリアスさが同居する群像劇は、敵味方を問わず魅力的なキャラが揃い、それぞれの思惑や恋模様が物語を彩ります。③ BONESによる華やかな作画とデザイン
制作はBONES、監督は五十嵐卓哉、シリーズ構成は榎戸洋司という実力派の布陣。色鮮やかな島の風景、洗練されたサイバディのデザイン、疾走感のあるアクションなど、映像面の完成度の高さも見逃せません。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 五十嵐卓哉 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 榎戸洋司 |
| 原案キャラデザ | 水屋洋花、水屋美沙 |
| キャラクターデザイン | 伊藤嘉之 |
| 音楽 | 帆足圭吾 |
| 美術監督 | 脇威志 |
| 音響監督 | 若林和弘 |
| OP | アクアタイムズ「Gravity Zero」 |
| OP | 9nine「SHINING☆STAR」 |
| ED | 9nine「Cross Over」 |
| ED | スキャンダル「Pride」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、ロボットものはずっと苦手だった。巨大な機体が叫びながら殴り合う画面を見ていると、どこか置いてけぼりにされるような気持ちになる。だからこれも、最初は「どうせ自分には合わないやつだろう」と高をくくって再生した。ところが冒頭、海から流れ着いた少年が島の学園に転がり込んでくるあたりで、妙に手が止まった。メカの話のはずなのに、画面がやたらキラキラしていて、しかもそのキラキラを誰も恥ずかしがっていない。最初は「ふざけてるのか?」と思って見ていたら、2周目には、このふざけた眩しさこそが本体なんだと気づいてしまった。苦手意識ごと持っていかれた、数少ない一本だ。
眩しさを恥ずかしがらないことの、強さについて
この作品は、表向きはメカと秘密結社の話の体裁をとっている。島の地下に眠る巨大な人型と、それを目覚めさせようとする連中、それを止めようとする少年。骨格だけ取り出せばよくある図式だ。でも何度か見返すうちに、これは戦いの話ではなく、青春のあの「過剰さ」を真正面から描いた話なんだと思うようになった。
主人公が毎回口にする決め台詞も、ゼロ時間と呼ばれる空間での仰々しい変身も、冷静に見れば赤面しそうなほど大仰だ。けれど、その大仰さを作品はいっさい茶化さない。むしろ全力でやりきる。思春期というのは本来そういうものだったはずだ——本気で何かに憧れて、本気で誰かを守りたくて、その感情がいちいち身の丈に合わないほど大きい。大人になるとそれを「痛い」と笑って処理してしまうけれど、この島の子どもたちは、笑われることを恐れずに眩しい方へ進んでいく。
南の島という閉じた箱庭の設定も効いている。外に出られない、あるいは出たくない者たちが、限られた時間のなかで誰かに憧れ、誰かを縛り、誰かを解こうとする。輝きというタイトルの言葉は、勝利の輝きではなく、若さそのものが放っている、本人たちには見えていない眩しさのことなんだと思う。単なるロボットアニメではなく、恥ずかしさと眩しさが地続きであることを引き受けた作品だ。
特に刺さったシーン
毎話くり返される、ゼロ時間に入ってからの一連の流れがやはり忘れがたい。宮野真守の声が、あの大仰な台詞をまるで照れずに、むしろ気持ちよさそうに乗りこなしていく。あそこまで真っ直ぐに眩しい声を出されると、こちらの斜に構えた態度がだんだん馬鹿らしくなってくる。最初は鼻で笑っていたのに、終盤の同じ流れでは、いつの間にか姿勢を正して見ている自分がいた。
個人的に効いたのは、主人公と並び立つ少年のほうだ。福山潤が演じる彼の、表面の余裕の下に押し殺された焦りや諦めが、声のわずかな硬さで漏れてくる。明るい少年の眩しさと、その隣で静かに翳っていく声の対比。そこに早見沙織の演じる少女のまっすぐな声が挟まると、三人の関係の危うさが台詞以上に伝わってくる。動きの派手さより、声の温度差にやられた作品だった。
読んで見たくなったら——『STAR DRIVER 輝きのタクト』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 大仰で芝居がかった演出を、恥ずかしがらずに楽しめる人
- 戦いそのものより、登場人物の関係や心の機微を追いたい人
- 毎話のお決まりの様式美を「飽きる」ではなく「待ってました」で受け取れる人
- 声優の声の温度差や芝居の細部を味わうのが好きな人
合わない人
- メカ同士の重量感あるリアルな戦闘を期待している人
- 毎回くり返される様式的な演出をくどいと感じてしまう人
- テーマや関係性より、明快な勝敗や決着を求める人
次に見るなら
あの様式美と思春期の眩しさにやられたなら、少女革命ウテナは外せない。脚本の手ざわりが近く、毎話くり返される儀式めいた演出と、関係性の毒の濃さに同じ匂いを感じるはずだ。
メカと青春の組み合わせをもっと味わいたいなら交響詩篇エウレカセブン。乗り物に乗る少年少女の成長と痛みを、こちらはもう少し地に足のついた手触りで描いてくれる。
そして、あの島の眩しさをもう一度浴びたい人にはキャプテン・アース。作り手の血筋が近く、過剰なくらい真っ直ぐな演出の系譜がそのまま受け継がれている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「STAR DRIVER 輝きのタクト」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信されており、これらのサービスに加入していれば全話を視聴できます。複数の配信サービスで取り扱いがあるため、すでに利用中のサービスがあればそのまま楽しめます。アニメ作品を多く視聴したい方は、見放題対象かどうかも合わせて確認するのがおすすめです。
