キューティクル探偵因幡

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2013キューティクル探偵因幡

キューティクル探偵因幡

★ 3.4 / 5.0アクションコメディミステリー超自然
放送年2013年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作ZEXCS

人間と動物のキメラが人間と共存する世界で、犯罪者も存在する。キメラの犯罪者は非人間的な証拠を残すため、警察は困惑する。そこで活躍するのが一匹狼の刑事・稲葉ヒロシだ。彼は文字通りオオカミとの混血で、痕跡を調べるだけで重要な情報を引き出す驚異的な能力を持つ。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

人間と動物の遺伝子を併せ持つ「キメラ」が人間と共存する世界。彼らの中には犯罪に手を染める者もおり、非人間的な痕跡を残す事件に警察は手を焼いていた。そんな難事件を解決するのが、自らもオオカミの血を引くキメラの探偵・因幡ヒロシ。わずかな痕跡から真実を嗅ぎ分ける、驚異的な捜査能力を持つ一匹狼だ。だが彼の前には、札束を食べる奇妙なヤギのキメラ・ドン・バレンチノが宿敵として立ちはだかる。一癖も二癖もあるキャラクターたちが繰り広げる、ハイテンションな探偵コメディが幕を開ける。

みどころ・魅力

① ギャグとシリアスが同居する独特のテンポ

探偵もののミステリー要素を下敷きにしながら、本作の主軸は徹底したギャグにある。因幡と宿敵ドン・バレンチノの掛け合いを中心に、毎話畳みかけるようなボケとツッコミが展開される。事件の緊張感とコメディの緩急が絶妙に絡み合い、テンポよく笑えるのが大きな魅力だ。

② 濃すぎる個性派キャラクターたち

札束を食べるヤギのキメラ・ドン・バレンチノ、忠実すぎる秘書、振り切った言動の面々など、強烈な個性を放つキャラクターが勢揃い。それぞれがしっかり立っており、掛け合いだけで物語が転がっていく。声優陣のハイテンションな演技も相まって、キャラ同士の関係性から目が離せない。

③ キメラ設定が生む独自の世界観

人間と動物が混ざり合った「キメラ」という設定が、ミステリーとコメディの両面で効いている。動物的な本能や特徴がギャグのネタになる一方、捜査では人間離れした感覚が事件解決の鍵を握る。突飛に見える世界観が物語の随所で機能している点も見どころだ。

キャスト・声優一覧

佐々木優太
佐々木優太
メイン
›
下田麻美
荻野邦治
荻野邦治
メイン
›
森川智之
野崎圭
野崎圭
メイン
›
入野自由
ヴァレンティーノ
ヴァレンティーノ
メイン
›
大川透
因幡洋
因幡洋
メイン
›
諏訪部順一
弥太郎
弥太郎
サブ
›
杉田智和
秋吉
秋吉
サブ
›
浅沼晋太郎
因幡遥
因幡遥
サブ
›
斎賀みつき
荻野梓
荻野梓
サブ
›
日高里菜
森 マサシ / フォレスト
森 マサシ / フォレスト
サブ
›
福山潤
ロレンツォ
ロレンツォ
サブ
›
小杉十郎太
ノア
ノア
サブ
›
巽悠衣子

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スタッフ

監督満仲勧
シリーズ構成中村誠
音響監督高橋秀雄
OP諏訪部順一「遥か、日常の中で」
ED大川透「プリマ・ステラ」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

キューティクル探偵因幡ってなんだ。タイトルが変すぎる。探偵もので、キューティクル?髪のことか?という疑問だけを抱えて、深夜に流し見するつもりで再生した。開始数分で、これは真面目なミステリーではないと悟る。主人公の因幡洋はオオカミと人間のキメラで、捜査能力はたしかにずば抜けているのに、容疑者の髪に異常な執着を見せる。事件より先に髪を嗅ぎたがる探偵を、初見では「なんだこれ」と半笑いで眺めていた。2回目に見て気づいたのは、この作品が「探偵もの」という看板を、最後まで真顔で悪用しきるギャグだということだった。最初の違和感が、2周目には妙な安心感に変わっている。

探偵事務所という名の、行き場のない奴らの吹き溜まり

この作品は単なるキメラ探偵のドタバタギャグではなく、「どこにも収まらなかった連中の居場所」の話だと思っている。因幡探偵事務所に集まる面子を並べてみるとよくわかる。髪に取り憑かれたキメラの元刑事・因幡洋。元極道で、いまは事務所の用心棒兼ツッコミに収まっている弥太郎。そして家を出てここに転がり込んだ少年・野崎圭。まともな履歴書を書けそうな人間が一人もいない。探偵業はあくまで看板で、彼らを繋いでいるのは事件解決のやりがいというより、ほかに行き場がないという消極的な連帯だ。

そこに対比として置かれるのが、因幡の弟・荻野邦治である。彼はちゃんと警察官をやっていて、社会の側にいる。兄の事務所の異常さは、この弟の「まともさ」があるからこそ際立つ。さらに敵役のドン・ヴァレンティーノに至っては、紙幣を文字どおり食べる山羊のキメラだ。金を食う悪党と、髪を嗅ぐ探偵。常識の物差しを早々に折ってくるこの世界では、変であることが欠点にならない。むしろ変なまま居ていい場所として、あの事務所が描かれている。だからギャグの密度のわりに、見終わったあと妙にあたたかい。はみ出し者を笑い飛ばしながら、ちゃんと肯定している作品だ。

特に刺さったシーン

刺さるのは、諏訪部順一の演じ分けに尽きる。因幡は普段、低い声でクールに推理を披露するのに、髪の話になった途端に声のテンションが一段跳ね上がる。同じキャラとは思えない振れ幅を、序盤の捜査シーンからいきなり全開でやってくる。クールと変態のあいだを地続きで往復するこの芝居が、作品の体温そのものだ。そこに弥太郎役の杉田智和が、乾いた声で淡々とツッコミを差し込む。ボケが暴走するほど杉田のトーンが平坦になっていく呼吸が絶妙で、何度見ても笑ってしまう。敵側では、フォレスト役の福山潤が任務に妙な律儀さを乗せてくるのもいい。終盤の対決の局面で、敵なのにどこか憎めない声色になる瞬間があって、思わずこいつのことも好きになってしまった。ギャグアニメの声優陣がここまで本気で遊んでいると、こちらも安心して笑える。

読んで見たくなったら——『キューティクル探偵因幡』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • premiseと中身のギャップで殴ってくるギャグが好きな人
  • はみ出し者の事務所もの・凸凹なチーム劇が好きな人
  • 諏訪部順一・杉田智和・福山潤あたりの振り切った芝居を聴きたい人
  • 1話完結のテンポでサクッと笑いたい人

合わない人

  • 「探偵」の文字どおり、骨太な推理ミステリーを期待している人
  • 下ネタ寄り・性癖ネタのノリが続くのが苦手な人
  • シリアスな緊張感を最後まで保ってほしい人

次に見るなら

行き場のない連中が一つ屋根の下で�ワーワーやる空気が好きなら、銀魂がそのまま延長線にある。ギャグと不意のシリアスの落差、はみ出し者の万事屋という座組みが近い。杉田智和の芝居つながりでも素直に楽しめるはずだ。

人外と人間が当たり前に同じ街で暮らす設定が刺さったなら、血界戦線へ。こちらはスタイリッシュなアクション寄りだが、異形が日常に溶けている世界の手触りと、軽口の応酬のテンポが心地いい。

半分人間・半分人外のキャラの機微をもう少し見たいなら、妖狐×僕SSもいい。コメディの土台に、ふっと切なさが差し込む配合が因幡と通じるところがある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『キューティクル探偵因幡』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで視聴できます。いずれもアニメ作品のラインナップが充実した配信サービスですので、ご自身が使いやすいものを選んで楽しめます。ハイテンションな探偵コメディを、ぜひお好みの環境でお楽しみください。

よくある質問

Q. キューティクル探偵因幡はどこで見られますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つの配信サービスで視聴できます。加入しているサービスがあれば、手軽に楽しめます。
Q. どんなジャンルのアニメですか?
A. アクション・コメディ・ミステリー・超自然の要素を併せ持つ作品です。探偵ものの体裁を取りながら、テンポの良いギャグが中心の痛快コメディとして楽しめます。
Q. 何年に放送されたアニメですか?
A. 2013年に放送されたTVアニメです。人間と動物のキメラが共存する世界を舞台に、一匹狼の探偵・因幡ヒロシが活躍する物語が描かれます。
Q. 予備知識がなくても楽しめますか?
A. はい、1話から順に楽しめる構成です。キャラクター同士の掛け合いが中心なので、ミステリーが得意でない方でも気軽に視聴を始められます。

まとめ

『キューティクル探偵因幡』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで視聴できます。いずれもアニメ作品のラインナップが充実した配信サービスですので、ご自身が使いやすいものを選んで楽しめます。ハイテンションな探偵コメディを、ぜひお好みの環境でお楽しみください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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