ブラッククローバー

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2016ブラッククローバー

ブラッククローバー

★ 3.1 / 5.0アクションコメディファンタジー
放送年2016年
フォーマットスペシャル
話数1話
原作漫画
制作Xebec

ジャンプスペシャルアニメフェスタで放映されたブラッククローバーのOVA。後に11巻目のマンガに同梱された。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

2016年の「ジャンプスペシャルアニメフェスタ」で上映されたブラッククローバーのOVA作品。後にコミックス11巻の同梱映像として収録された。魔法が支配する世界で、魔法を持たない少年・アスタが「魔法帝」を目指すという原作の核心を、アニメならではの迫力ある映像で描く。TVシリーズ開始前の先行作品として、アスタとユノの対比や世界観の雰囲気を凝縮した内容となっている。

みどころ・魅力

① TVシリーズに先駆けたアニメ初お披露目

本作はTVアニメ放送より先にジャンプイベントで公開されたOVA。アスタの「魔法なし」という個性や、ユノとのライバル関係が凝縮された形で描かれており、シリーズファンにとっては原点ともいえる貴重な映像作品となっている。

② アクション×ファンタジーの世界観を凝縮

魔法騎士団や五つ葉の魔導書など、ブラッククローバー独自の世界観がコンパクトにまとめられている。原作ファンにはTV版との演出比較を、初見の視聴者には世界観入門として楽しめる構成が魅力だ。

③ コミックス同梱という希少性

11巻同梱という形でリリースされたため、原作購読者向けの特典的位置づけを持つ。通常の配信では得にくい「限定感」があり、現在は各種配信サービスで誰でも視聴できる点も見逃せない。

キャスト・声優一覧

アスタ
アスタ
サブ
›
堀江瞬
ナッシュ
ナッシュ
サブ
›
石上静香
ユノ
ユノ
サブ
›
斉藤壮馬
ナレーター
ナレーター
サブ
›
石塚運昇
リリー・アクアリア
リリー・アクアリア
サブ
›
茅野愛衣
レブチ
レブチ
サブ
›
青山穣
オルジ・オーファイ
オルジ・オーファイ
サブ
›
上田燿司
マルス
マルス
サブ
›
石川界人
レッカ
レッカ
サブ
›
大亀あすか
アルル
アルル
サブ
›
山本希望

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スタッフ

キャラクターデザイン実原登
音楽森悠也
美術監督谷岡善王
音響監督亀山俊樹
EDアンジェラ「Dream on」

関連作品

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

ブラッククローバーは、ずっと「入り口で止まってる作品」の筆頭だった。BLEACHとかナルトとかと同じ棚に並んでいるやつ。「いつか全部見るやつ」に分類されたまま、気づいたら数年経っていた。

このOVA——2016年のジャンプスペシャルアニメフェスタで流れたやつ——は、そういう意味では入り口というよりも「試し食い」に近い。本編より先にこれを見るという奇妙な順序になってしまったけど、まあいい。30分ちょっとで「あ、これは確かに長編向きの作品だ」というのはわかった。

石塚運昇さんのナレーションが始まった瞬間、「あ、これはちゃんとしたやつだ」と思ったのを覚えている。あの声には、世界の重さを乗せる力がある。

魔法のない人間が、魔法だらけの世界で何かを証明しようとする話

ブラッククローバーを一言で言うと、「持っていない者が、持っている者の世界に殴り込む話」だ。主人公アスタは魔法が使えない。ファンタジー作品において、それは単なるハンデではなく、存在の否定に近い。魔法士が頂点に君臨する社会で、魔法を持たないということは、最初から土俵に上がれないということだ。

このOVAはその本編の前日譚的な位置づけになっているわけだが、見ていて感じるのは、この作品が「才能論」に対してかなり真剣に向き合っているということだ。斉藤壮馬さん演じるユノは、対照的な存在として機能している。才能があり、努力もできる。そういうキャラクターが脇にいることで、「才能なし×努力」の主人公の輪郭がより鮮明になる。

茅野愛衣さんのリリー・アクアリア、石川界人さんのマルス——それぞれ、この世界の「普通」と「暴力」を体現するキャラクターとして配置されていて、声のキャスティングが世界観の解像度を上げている。茅野さんの声には、守られるべき存在の柔らかさと、それが脅かされるときの緊張感が同居している。

上田燿司さんが演じるオルジ・オーファイは、この短編の中ではいわゆる「壁」として機能するキャラクターだ。こういう役をやらせると上田さんは本当に巧い。ただ強いのではなく、「この人には勝てないだろう」という重力を声だけで作り出す。

単なる少年漫画の王道展開と切り捨てるのは簡単だけど、この作品が長期連載として支持されてきた理由は、その「王道」の精度にある。魔法がない主人公という設定が、読者・視聴者が持つ「自分には何もない」という感覚と共鳴する構造になっている。それが、キャラクターへの感情移入を単純に加速させる。

特に刺さったシーン

リリー・シスターが危機に陥る場面で、アスタが動く瞬間。「なんで動けるんだこいつ」という理不尽さが、この作品の核心だと思う。魔法がないのに、圧倒的な実力差があるのに、それでも体が先に動く。その「馬鹿さ加減」に、2回目で気づいたのは、周囲のキャラクターが一瞬止まるというカットの使い方だ。

茅野愛衣さんの演技が、そこで効いてくる。守られる側の声が、ただ「助けてもらった」ではなく「この人は何なんだ」という複雑な感情を帯びている。台詞ではなく、息のニュアンスで伝えるタイプの演技で、こういうところに声優の仕事の密度を感じる。

石塚運昇さんのナレーションが終盤に入る場面は、改めて聴くと重みが違う。亡くなられてから見返す機会が増えたけど、あの声が「世界の語り部」として機能している作品は、それだけで見る価値がある。

読んで見たくなったら——『ブラッククローバー』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 「才能なし×努力全振り」系の主人公が好き
  • 長編シリーズへの入り口として短めの作品で雰囲気を確かめたい
  • BLEACHやナルトは好きだったけど長くて途中で止まったことがある
  • バトルシーンの作画と声優演技の組み合わせを純粋に楽しみたい

合わない人

  • アスタの叫び演技が苦手な人(本編ではこれが結構な頻度で来る)
  • 世界観の説明や設定を丁寧に積み上げてほしいタイプ——このOVAはそこがやや駆け足
  • 「王道すぎる展開」にもう食傷気味になっている人
  • 30分で完結した話が見たい人(これはあくまで長編の断片)

次に見るなら

同じ「持たざる者が上を目指す」フォーマットで、より現代的なテンポが好みなら僕のヒーローアカデミア。無個性という設定がブラッククローバーの「魔法なし」と構造的に近く、こちらは1話完結のエピソードのまとまりが良い。

バトルファンタジーとして純粋に楽しむならfairy tail(フェアリーテイル)も同じ棚に並ぶ。仲間・絆・根性というキーワードへの耐性がある人向けで、こちらも長編だが各アーク単位で見やすい。

石川界人さんの仕事を追いたいなら進撃の巨人のライナー・ブラウン役は必見。まったく違うトーンの演技で、同じ声優がここまで振れるのかという驚きがある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
ブラッククローバー(2016年SP)は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluで視聴可能です。主要な配信プラットフォームに幅広く対応しているため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴できます。TVシリーズと合わせて、OVA版から世界観をチェックしてみてください。

よくある質問

Q. ブラッククローバー(2016年SP)はどこで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluで配信中です。お使いのサービスからすぐに視聴できます。
Q. このSPはTVアニメシリーズと別物ですか?
A. はい、別作品です。2016年のジャンプイベント向けに制作されたOVAで、コミックス11巻にも同梱されました。TVシリーズ(2017年〜)とはスタッフ・演出が異なります。
Q. 原作を読んでいなくても楽しめますか?
A. 基本的な世界観やキャラクターは本作だけでも把握できますが、短編OVAのためTVシリーズを並行して視聴するとより深く楽しめます。
Q. 視聴順はどうすればいいですか?
A. 本SPはTVシリーズ前の先行OVAのため、先に視聴するのがおすすめです。その後TVシリーズ→劇場版と順番に進むとストーリーを追いやすいです。

まとめ

ブラッククローバー(2016年SP)は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluで視聴可能です。主要な配信プラットフォームに幅広く対応しているため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴できます。TVシリーズと合わせて、OVA版から世界観をチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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