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プチット・クローバー アドバンス
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 15話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Pierrot |
ブラッククローバーのブルーレイ各巻に収録された「プチクローバースペシャル」は、短編エピソードシリーズです。2018年2月から2020年4月にかけて全10話が配信されました。くっつかないことや金色の夜明け団の秘密、団長たちの日常など、本編では見られないコミカルで日常的なエピソードが展開されます。キャラクターたちの意外な一面が見られるスピンオフ作品です。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『ブラッククローバー』のBlu-ray各巻に収録された短編スペシャルシリーズ。2018年2月から2020年4月にかけて全10話が配信されました。「くっつかない」悩みや金色の夜明け団の隠れた秘密、団長たちのちょっと間抜けな素顔など、本編では絶対に見られないコミカルな日常エピソードが満載。アスタたちキャラクターの意外すぎる一面がつまったスピンオフ作品です。みどころ・魅力
① 本編では絶対に見せない「キャラの素顔」
本編ではクールに決めているキャラクターたちが、驚くほどゆるくて笑える姿を披露します。魔法騎士団の団長クラスですら例外ではなく、普段の緊張感が嘘のような脱力系リアクションの連続。ファン目線での「こういうの見たかった!」が詰まっています。② テンポよく楽しめる短編フォーマット
1話完結の短編シリーズなので、本編の視聴状況に関わらず気軽に楽しめます。コメディとファンタジーを組み合わせたテンポの良い展開が心地よく、本編の合間の息抜きとしても、一気見するまとめ視聴としても最適なボリュームです。③ 金色の夜明け団にまつわる「秘密」エピソード
本編でも人気の高い金色の夜明け団にスポットが当たるエピソードが含まれており、ファンなら思わずニヤリとする小ネタが随所に仕込まれています。本編への愛着がある視聴者ほど笑いのツボをくすぐられる、スピンオフならではの作りになっています。キャスト・声優一覧























感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ブラッククローバーのブルーレイを買った人間しか知らない、という時点でどれだけの人が見ているのか怪しい作品だ。存在自体を知ったのが配信全滅で調べ物をしていたときで、「これ、どこで見るの」と思いながらも10話あると知って引かなかったのはファン心理というやつだと思う。
最初に見たときの印象は「こんな話だったんだ」という意外性の塊だった。本編で緊張感たっぷりに動いているキャラクターたちが、くっつかないとか団長の日常とか、そういうどうでもいい(褒めている)話をしている。2回目で気づいたのは、短編ゆえの密度の高さで、本編ではなかなか尺を割かないキャラクターへの目配せが丁寧にある点だ。謎の作品と呼んでいたけれど、見ているうちに「謎なのは自分がブルーレイを買わなかっただけだ」という事実に気づいた。
魔法騎士団の「仕事終わり」——本編が描かない余白の話
ブラッククローバーという作品は、基本的に前のめりだ。戦闘・成長・絆と、何かが常に動いている。その速度感がシリーズの魅力でもあるのだが、裏を返せば「キャラクターが何もしていない時間」がほぼ存在しない。
このスピンオフが面白いのは、その「何もしていない時間」だけで全10話を作っているところにある。くっつかない話というのは字義通りにそういうコントで、フエゴレオン・ヴァーミリオンのような本編では圧を持って描かれているキャラクターが、日常の些細な局面で「ただの人間」として映る瞬間がある。小西克幸の声で届く彼の台詞は、本編の熱量とは別の周波数で耳に入ってくる。
島﨑信長が演じるユノにしても同じで、本編でアスタと並べられるたびに「ライバル」という役割を背負っているところから解放されると、あれだけ立派に見えていたキャラクターが一気にちゃんとした人間の輪郭を持つ。短編という制約が逆に働いていて、キャラクターを「機能」ではなく「存在」として見せる余地を作っている。
細谷佳正が声を当てるキアトが動くシーンも、本編のシリアスな場面と同じ声なのに全然違う人間に聞こえる瞬間があって、それは演技というより文脈の話なのかもしれないが、そこに声優仕事の面白さを感じた。
「本編のキャラクターが別の文脈で動く」という点でこれはスピンオフの王道なのだが、コメディに全振りしながら愛嬌を押しつけてこない温度感が個人的に合った。ふざけているのにキャラクターへのリスペクトが残っている、という珍しいバランスだと思う。
特に刺さったシーン
佐倉綾音が演じる黒ネロが絡むくだりは、本編での使われ方を知っているほど笑える構造になっている。本編では情報を持ち、意味のある存在として描かれているキャラクターが、スピンオフでは完全に「そういうキャラ」として扱われていて、そのギャップに思わず止めた。佐倉綾音の声の使い方が上手いのは、ちゃんとコメディのテンポに乗っているのに本編との連続性が消えないところで、この人はどのモードでも台詞の温度管理が正確だと改めて思った。
あと、本編では圧倒的な存在感を持つ役どころである櫻井孝宏が、スピンオフのふわっとした空気感に混ざっているときの違和感のなさが印象に残っている。「リヒトとして聴こえる」のに「コメディの人物として成立している」というのはかなり高度な仕事だと思うし、出演作を数百本単位で積んできた人間の技量が短編のコントで地味に光っていた。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ブラッククローバーを一通り見て、キャラクターの名前と顔が揃っている人
- 本編のシリアス路線より「普通に過ごしている彼ら」を見たい人
- 声優の演技を文脈ごと楽しむタイプのオタク
- 10分未満で完結する短編が好きな人(長尺が苦手な人にも向いている)
合わない人
- 本編未視聴のまま見ると何も刺さらない(キャラへの文脈が前提)
- ストーリーの展開・伏線・成長を求めて見る人(何も起きないのが正しい状態)
- そもそも配信で見たい人(現状どこでも見られない)
次に見るなら
ブラッククローバーは言うまでもなく前提として、このスピンオフを見た後に本編を見直すと各キャラクターの見え方が変わる。特にスピンオフで「普通の人間」として動いていた場面を挟んだ後に本編の戦闘シーンを見ると、緊張感の出方が別物になる。スピンオフ視聴後の本編は実質再視聴として機能する。
僕のヒーローアカデミア THE MOVIEシリーズではなく、OVAや映像特典系の短編エピソードを漁り始めたなら、鬼滅の刃 柱稽古編の合間に挟まれているような短編コメディコンテンツが同じ温度感で楽しめる。バトル作品のキャラクターが「普通に生活しているだけ」の映像を求めているなら、そちらも掘っていくといい。
スピンオフコメディという文脈で言えば、進撃の巨人 中学校は同じ「本編シリアス勢がコメディ枠に放り込まれる」構造の極端な例で、作品への解像度が高いほど笑える設計としての完成度が近い。好みによるが、原作ファンほどダメージが大きい作りになっている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『プチット・クローバー アドバンス』は現時点で主要な動画配信サービスでの配信は確認されていません。Blu-ray収録特典という性質上、視聴にはソフト媒体の入手が必要です。本編『ブラッククローバー』のファンであれば、Blu-rayを手に取る際にぜひあわせてチェックしてみてください。