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東京喰種-トーキョーグール-:re 2
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Pierrot |
金木研は過去の記憶を取り戻したが、人間とグール両陣営の戦争の狭間で苦悩する。アリマに倣ってメガネをかけた金木は、ワンアイの梟・エトが出版記念会見で正体を暴露した後、彼女の尋問を担当することになる。
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配信状況まとめ
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
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| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
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作品概要・あらすじ
あらすじ
過去の記憶を取り戻した金木研は、人間社会に溶け込みながらも自らの出自と向き合い続ける。CCGとグール双方が激突する混乱の中、金木はアリマを手本にメガネをかけ新たな自分を模索する。一方、人気作家にして一眼の梟・エトが出版記念の会見の場で突如グールとしての正体を世間に暴露。この衝撃的な事件を受け、金木はエトの尋問役を担うこととなる。人間とグール、どちらの側にも属しきれない金木が、戦乱の時代の中で下す決断とは。
みどころ・魅力
① 金木研の覚醒と葛藤——記憶を取り戻した「一人の人間」の苦悩
記憶を喪失したカネキとして戦い続けた前シーズンから一転、本シーズンでは金木研として完全に覚醒した主人公の内面が深く掘り下げられる。人間でもグールでもないという根本的な孤独と、それでも誰かを守ろうとする意志のぶつかり合いが、本作最大の見せ場のひとつだ。
② エト(高槻泉)の正体暴露シーン——衝撃の公開会見
人気ホラー作家・高槻泉として世間に知られる一眼の梟・エトが、生放送さながらの会見の場でグールであることを自ら告白する場面は本作屈指の名シーン。その目的と狂気的なカリスマ性が視聴者を圧倒し、物語を一気に加速させる重要な転換点となっている。
③ 全面戦争へ突入する緊張感——人間とグール、激突の行方
CCGと白鳩・アオギリの樹による大規模な武力衝突が描かれ、前シーズンから積み上げてきた伏線が次々と回収されていく。各キャラクターの思惑が交錯し、誰が生き残り誰が散るかわからない緊迫感が最終話まで持続する。シリーズ完結編として、感情的な見ごたえも満点だ。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 渡部穏寛 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 御笠ノ忠次 |
| キャラクターデザイン | 中嶋敦子 |
| 音楽 | やまだ豊 |
| 美術監督 | 緒続学 |
| 音響監督 | 原口昇 |
| OP | 北嶋徹「katharsis」 |
| ED | osterreich「楽園の君」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・考察
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
:reの1期が終わったとき、正直「続きを待てる気持ちと、待ちたくない気持ち」が半々だった。石田スイの作品って、読んでいる(見ている)あいだずっと胸のどこかが圧迫されていて、それが「面白い」と「つらい」の境界線上にある。:re 2期も例外じゃなかった。金木の記憶が戻るという話だと知って、「ああ、また始まるんだ」と思いながら再生ボタンを押した。最初に見たときは展開の速さに頭がついていかなくて、キャラクターの関係性を整理するのに2週目が必要だった。2回目で気づいたのは、序盤の静かなシーンに既に「崩壊の予感」が丁寧に仕込まれているということで、初見の自分はそれを全部スルーしていた。石田スイの作品を「辛い」と言い続けながら毎回追いかけてしまうのは、多分その「気づきの遅さ」を何度も体験したいからだと思う。
どちら側にも「正しさ」があるから、誰も救われない
東京喰種という作品を通じて石田スイが描き続けているのは、「敵がいない戦争」の残酷さだ。:re 2期はその構造が最も剥き出しになった章だと思う。人間とグール、CCGとアオギリ、ピエロ——それぞれの側に論理があり、痛みがあり、失ったものがある。金木研という人物が面倒なのは、彼がその「どちら側でもない」場所に立ち続けるからで、記憶を取り戻した後の彼の行動は、「英雄的決断」というより「もうこれしかない」という消去法の結果に見える。
エトが出版記念会見で正体を暴露するくだりは、この作品で最も「政治的」なシーンのひとつだと思っている。彼女がしたことは「暴露」ではなく「問題提起の強制」だ。社会が見て見ぬふりをしてきた構造に、スポットライトを無理矢理当てた。それが正義かどうかは分からないが、「正しいかどうか分からないまま動き続ける人間」を書くのが石田スイは異様に上手い。
2回目に見たとき改めて感じたのは、キャラクター全員が「選択の正しさを確認できないまま死ぬか、生き残る」という構造になっていることだ。釘宮理恵が演じる鈴屋什造は、その最たる例だと思う。あの声のトーンで「感情の薄さ」と「感情の深さ」を同時に乗せてくるのは本当に反則で、彼が画面に出るたびに「この人は何を感じているのか」と考えさせられる。釘宮理恵のキャリアの中でも、鈴屋は特異なポジションにいると思う。
また、津田健次郎が演じるニコの、あの飄々とした狂気も見逃せない。何を考えているか分からない中立者的ポジションを、あの声で演じられると「信頼できない語り手」感が増幅される。物語の混沌と声のキャラクターが完璧に噛み合っていた。
この作品が「単なるバトルアニメ」じゃないのは、戦闘シーンよりも「誰かが誰かの死を受け入れる瞬間」の方が記憶に残り続けるからだ。アクションの派手さよりも、その前後の沈黙の方が長く刺さってくる。
特に刺さったシーン
エトの尋問シーンは、見る回数を重ねるたびに見え方が変わった。最初に見たときは「強キャラが余裕を見せている場面」として処理してしまったが、2回目以降は彼女が何を引き出そうとしているか、あるいは何を諦めているかが透けて見えてくる。あのシーンの緊張感は、どちらが審問しているか分からなくなるところから生まれていて、画面の静けさと声の温度差がそれを作っていた。
亜門鋼太朗の再登場にまつわる一連の展開も、初見では「まだ生きていたのか」という驚きで終わったが、小西克幸の演技で「生き残ったことへの葛藤」を感じ取ったのは2周目だった。声に乗っている疲弊感が絶妙で、あれは台本だけでは出ない類のものだと思う。
佐倉綾音が演じる米林才子については、彼女が「普通の人間として物語に巻き込まれる存在」を体現していることが重要で、あの声のリアリティが怪物的な世界観の中で唯一のグラウンドとして機能していた。彼女が関わるシーンだけ、少し空気の温度が違う。
読んで見たくなったら——『東京喰種-トーキョーグール-:re 2』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人:
- 「勧善懲悪」が嘘くさいと思っていて、グレーな道徳の話を求めている人
- キャラクターの過去と現在のギャップを読み解く作業が好きな人
- 声優の演技から感情の細部を拾うのが好きな人(このシリーズはそういう楽しみ方に応えてくれる)
- 原作既読で「アニメでどこまで描くか」を確認したい人
合わない人:
- キャラクターに感情移入して「報われてほしい」と思いながら見る人——ほぼ確実に報われないので覚悟が必要
- 展開の速さに置いていかれると萎える人(2期は特に駆け足気味で、原作未読だと関係性の把握が追いつかない場面がある)
- アクション重視で見る人——戦闘の爽快感より重さが勝つ作品なので期待値のズレが起きやすい
- 石田スイ作品の「辛さ」がまだ未体験の人——1期→:re1期の順に見てからでないと、2期の重さが倍になる
次に見るなら
「どちらが正しいか分からない戦争」の空気が好きなら、進撃の巨人は確実に刺さる。人間とグールの構造と、ある意味で鏡合わせの関係にある作品で、「怪物の側から世界を見る」という体験の濃度では比較対象になり得る数少ない作品。
キャラクターが「生き残ること」の重さを背負い続けるタイプの話が好きなら、DEVILMAN crybabyも見ておいて損はない。石田スイ的な「美しさと残酷さの同居」を別の文脈で体験できる。テンションが違うが、後味の種類は近い。
もう少し落ち着いた重さで「人間でないものが人間社会を生きる」話が見たいなら、寄生獣 セイの格率が合う。こちらは主人公の変化が丁寧に描かれていて、東京喰種の金木研の変容過程に近い問いかけを別のアプローチで見せてくれる。
よくある質問
まとめ
『東京喰種トーキョーグール:re』第2クールは、dアニメストア・U-NEXT・Netflix・Huluの4サービスで配信中です。主要なサブスクリプションサービスで幅広くカバーされているため、すでに加入中のサービスからすぐに視聴を始められます。第1クールから連続して視聴できる環境が整っているので、一気見にも最適です。



