サマータイムレンダ

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2022サマータイムレンダ

サマータイムレンダ

★ 4.2 / 5.0アクションドラマミステリー超自然スリラー
放送年2022年
フォーマットTVアニメ
話数25話
原作漫画
制作OLM

新平は二年ぶりに故郷に戻り、幼馴染の潮の葬式に参加する。だが親友の星方は潮の死に違和感を覚え、次の死者が出ると予感する。その直後、隣の一家が忽然と消える。小島を舞台にした不気味な事件が次々と起こり、謎の真相を巡る緊迫したサスペンスが幕を開ける。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

幼馴染・潮の突然の死を知り、2年ぶりに故郷の日都ヶ島へ戻った少年・辛嶋慎平。葬儀の夜、親友の星方は「次にも死者が出る」と不気味な予感を口にする。そしてその言葉通り、隣家の一家が忽然と姿を消した。さらに島に古くから伝わる「影」の噂と、次々と重なる怪事件。閉ざされた小島を舞台に、慎平は命をかけた真相究明へと巻き込まれていく。

みどころ・魅力

① タイムループ×ミステリーが生む圧倒的な緊張感

「死に戻り」という能力を軸に、毎話ごとに謎が積み重なる構成が秀逸。情報が少しずつ開示されるたびに「次に何が起きるか」を考えさせる設計で、一話見るたびに続きを止められなくなる引きの強さが全編を通して持続する。

② 離島という閉鎖空間が生むサスペンスと恐怖

外界から切り離された小さな島という舞台設定が、逃げ場のない恐怖を際立たせている。島の民俗的な風習や「影」にまつわる伝承が物語の背骨として機能しており、日本的な怪異の空気感と近未来的なSF要素が絶妙に融合している。

③ キャラクターの感情と絆が物語を駆動する

タイムループを繰り返しながら仲間の死を目の当たりにし続ける主人公の精神的消耗と覚悟が丁寧に描かれており、アクションやホラー要素だけでなく人間ドラマとしての厚みがある。ヒロイン・ひづるをはじめとする登場人物の関係性も見どころのひとつ。

キャスト・声優一覧

小舟潮
小舟潮
メイン
›
永瀬アンナ
網代慎平
網代慎平
メイン
›
花江夏樹
小舟澪
小舟澪
メイン
›
白砂沙帆
南方ひづる
南方ひづる
メイン
›
日笠陽子
雁切真砂人
雁切真砂人
サブ
›
小西克幸
小早川達夫
小早川達夫
サブ
›
細川祥央
小舟アラン
小舟アラン
サブ
›
玄田哲章
凸村哲
凸村哲
サブ
›
上田燿司
小早川しおり
小早川しおり
サブ
›
釘宮理恵
菱形朱鷺子
菱形朱鷺子
サブ
›
河瀬茉希
ハイネ
ハイネ
サブ
›
久野美咲
菱形窓
菱形窓
サブ
›
小野賢章

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スタッフ

監督渡辺歩
シリーズ構成瀬古浩司
キャラクターデザイン松元美季
音楽高田龍一
美術監督赤坂杏奈、畠山佑貴
音響監督小泉紀介
OPマカロニえんぴつ「星が泳ぐ」
OP浅香「夏夢ノイジー」
EDカドデ「回夏」
EDリリア「失恋ソング沢山聴いて 泣いてばかりの私はもう.」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

Disney+が独占配信していた頃の話。当時はまだサブスクが乱立し始めたタイミングで、「これを見るためだけに契約する気にはなれないな」と思いながら結局契約したやつ。きっかけはタイムラインに流れてきた「4話以降が本番」という一言だった。

最初の数話は正直、様子見だった。離島の閉塞感、幼馴染の死、不気味な影。王道の怪談ホラーかと思ったら、ある話数から突然ギアが変わる。気づいたら次の話を再生していた。「毎話引きが強い」というのは、見終えてから分かることではなく、見ている最中に体で感じることで——終わりの数秒が次の30分を奪っていく。

2周目で気づいたのは、序盤に散りばめられた伏線の密度だ。最初は「なんとなく不穏」としか受け取っていなかったカットが、全部意味を持って繋がっていた。こういう設計の作品を最初に見た人が「4話以降が本番」と書くのは正確ではあるが、少し損をしているとも思う。

何度ループしても、自分だけが覚えていることの話

サマータイムレンダをタイムループものとして語るのは正確だが、少しずれている気がしている。この作品の芯にあるのは「ループ」という構造ではなく、「自分だけが覚えている」という孤独の形だ。

主人公の新平は何度も同じ時間を繰り返すが、周囲の人間はリセットされ続ける。誰かを救うたびに、その人はその救われた事実を知らない。感謝もない、共有もない、記憶もない。それでも走り続ける理由として「幼馴染への愛」が語られるわけだが、この作品が巧妙なのは、そこに「それで十分なのか」という問いを立て続けているところだ。

日笠陽子が演じる南方ひづるというキャラクターが、この構造を一身に背負っている。彼女のセリフの間の取り方、感情を抑制した話し方——「強い人間」として機能しながらも、その奥にある疲弊がじわじわ滲んでくる。初見では「かっこいいキャラ」として受け取っていたものが、2周目では「この人も相当しんどいな」に変わった。

花江夏樹が演じる新平は、感情の爆発より消耗を演じるシーンの方が印象に残る。積み重なる喪失と、それでも動き続ける身体の乖離。ループが長くなるほど、声の質感が微妙に削れていく感じがあって、あれは演出との合わせ技だと思うが、具体的にどこで決めたのか気になる。

この作品が単純なループもの・ヒーロー物に収まっていない理由は、「繰り返すことの消耗」を描くことから逃げていないからだ。何度やっても死ぬキャラがいる。何度やっても間に合わないことがある。それを受け入れながら先に進む、という選択の重さが、エンタメとしての疾走感の裏側に貼り付いている。

特に刺さったシーン

終盤、雁切真砂人の目的と過去が明かされる場面。小西克幸の声は中盤まで「敵対的な大人」という印象で処理されていたが、あのシーンで急に人間の輪郭が出てくる。怖さと哀れさが同時に来るキャラクターで、しかも「理解できてしまう」という気持ち悪さまである。この人の出演作320本というのは伊達ではなく、セリフの少ないシーンでの間の作り方が特に上手い。

小野賢章が演じる菱形窓については、序盤の「なんか変な子」から中盤以降のギャップがある。あのキャラクターの声の使い方は、情報量を意図的に絞っているような設計で、最後まで見てから最初のシーンを見直すと全然違う声に聞こえる。

釘宮理恵の小早川しおりは出番の配置が巧みで、彼女の声が聞こえるタイミングが物語の緊張と緩みの調整弁になっている。「またこのキャラが来た」という感覚が機能するのは、最初の数話での印象付けが丁寧だからだ。

読んで見たくなったら——『サマータイムレンダ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • ループ・タイムリープ系の構造が好きで、かつ「謎解きより感情」に重きを置いて見る人
  • 毎話の引きが強い作品を一気見したい人(配信で全話揃っているのは強い)
  • 離島・民俗的な不気味さが好きな人
  • 声優の演技を意識しながら見る習慣がある人——この作品はそれに応えてくれる
  • 「最初は地味だが後半加速する」タイプの構成が得意な人

合わない人

  • 1話2話で判断して切る習慣がある人には向かない。序盤の温度感はかなり低い
  • ループのロジックを厳密に検証したい人——この作品は整合性より感情に振っている
  • グロ・ホラー演出が完全に苦手な人。流血・影によるコピーの描写はそれなりにある
  • 会話劇・心理戦よりアクションに比重を置いて欲しい人には物足りないかもしれない

次に見るなら

同じ時間を何度も繰り返しながら、自分だけが覚えている孤独の話が好きなら、STEINS;GATEは外せない。こちらは科学とオタク文化の文脈で包まれているが、「ループの消耗と愛着」という核心は驚くほど近い。サマータイムレンダの後に見ると、岡部の声の削れ方が前より刺さる。

離島の閉塞感と民俗的な恐怖、そして「真相に近づくほど怖くなる」構造が好きなら、ひぐらしのなく頃にを勧める。テイストはより古く荒削りだが、「繰り返す中で少しずつ変わる」というループの使い方はサマータイムレンダと対で語れる。

毎話の引きが強く、「前の話の答えが次の話の冒頭にある」設計に慣れてしまった後に見るなら、僕だけがいない街が良い。コンパクトで密度が高く、限られた話数の中での感情の圧縮の仕方が上手い。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
『サマータイムレンダ』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+の主要サービスで配信中のため、加入しているサービスからすぐに視聴可能。全25話が一気見できる環境が整っており、初見でも追いかけやすい状態にある。

よくある質問

Q. サマータイムレンダは全何話ですか?
A. 全25話です。2022年4月から12月にかけて放送され、原作漫画を完結まで描き切った作品です。
Q. グロ・ホラー描写はどの程度ありますか?
A. キャラクターの死や暴力描写がある場面も含まれます。ホラー演出は強めですが、全体的にはサスペンス寄りの作風です。苦手な方は注意してください。
Q. 原作漫画を読まなくてもアニメだけで楽しめますか?
A. アニメ単体で原作の結末まで描かれているため、漫画を読まなくても完全に楽しめます。アニメから入って原作に進む視聴者も多い作品です。
Q. どの配信サービスで視聴できますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+で配信中です。すでに加入しているサービスがあればすぐに視聴を始められます。

まとめ

『サマータイムレンダ』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+の主要サービスで配信中のため、加入しているサービスからすぐに視聴可能。全25話が一気見できる環境が整っており、初見でも追いかけやすい状態にある。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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