Charlotte(シャーロット)

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2015Charlotte(シャーロット)

Charlotte(シャーロット)

★ 3.8 / 5.0コメディドラマラブコメSF超自然
放送年2015年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作オリジナル
制作P.A.WORKS

思春期の少数の少年少女に現れる特殊能力を中心とした物語。乙坂有宇はその力を秘密裏に使い、平凡な学生生活を送っていた。そこへ突然現れた少女・友利奈緒との出会いにより、能力者たちの運命が明かされることになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

思春期の一部の少年少女にだけ発現する不思議な特殊能力。主人公・乙坂有宇はその能力を巧みに使い、進学校への不正入学を果たして快適な学生生活を謳歌していた。しかしある日、能力者を集める学園・星ノ海学園の生徒会長・友利奈緒が現れ、有宇の秘密を暴く。強制転校させられた有宇は生徒会の活動に加わり、全国の能力者を保護するため奔走することになる。やがて明かされる能力の真実と、有宇たちを待ち受ける過酷な運命とは——。

みどころ・魅力

① 序盤と中盤以降で劇的に変わる作品の色

明るいコメディタッチの学園ものとして始まりながら、中盤以降は急展開を繰り返すシリアスな物語へと変貌する。この落差こそが本作最大の特徴であり、先の読めない展開がグイグイと視聴者を引き込んでいく。「次回が気になって止められない」という声が多い理由がここにある。

② 個性豊かな能力者たちと青春群像劇

「他人の体に一瞬だけ乗り移る」「物を高速移動させる」など、どこか不完全でユニークな能力の数々が魅力。能力の設定だけでなく、それを抱えながら青春を生きる少年少女たちの感情描写も丁寧で、キャラクターへの感情移入がしやすい点も見どころのひとつ。

③ 麻枝准が手がける音楽と感情を揺さぶる脚本

『Angel Beats!』でも知られる麻枝准がシリーズ構成・脚本・音楽を担当。LiSAが歌うOPをはじめ、劇中音楽が物語の感動を底上げしている。笑いあり涙あり、感情を激しく揺さぶる展開はKey作品ファンはもちろん、初見の視聴者をも引き込む力がある。

キャスト・声優一覧

乙坂有宇
乙坂有宇
メイン
›
内山昂輝
友利奈緒
友利奈緒
メイン
›
佐倉綾音
高城丈士朗
高城丈士朗
メイン
›
水島大宙
西森柚咲
西森柚咲
メイン
›
内田真礼
乙坂歩未
乙坂歩未
メイン
›
麻倉もも
小西
小西
サブ
›
小岩井ことり
乙坂隼翼
乙坂隼翼
サブ
›
小野大輔
権藤
権藤
サブ
›
内匠靖明
Ryuya
Ryuya
サブ
›
杉田智和
コータ
コータ
サブ
›
細谷佳正
Sara Shane
Sara Shane
サブ
›
沢城みゆき
細山田
細山田
サブ
›
松田健一郎

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スタッフ

監督浅井義之
原作麻枝准
原案キャラデザNa-Ga
キャラクターデザイン関口可奈味
音楽麻枝准、アナン ギャルド アイズ
美術監督東地和生
音響監督飯田里樹
OPリア「Bravely You」
ED多田 葵「灼け落ちない翼」
ED西森 悠佐「楽園まで」
EDアナント・ギャルド・アイズ「黄昏」
ED熊木杏里「君の文字」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

麻枝准と聞いて飛びついた。それだけだった。Angel Beats!で痛い目を見ているのに、また懲りずに初日に見はじめたのは我ながら学習能力がないと思う。

序盤は想像以上によかった。乙坂有宇という主人公が、能力を使って内部進学試験をカンニングし、頭のいい高校に潜り込んでチヤホヤされる快楽にどっぷり浸かっている——この「クズだけど共感できる」出発点はかなり好みだった。友利奈緒(佐倉綾音)がそこに踏み込んでくる構図も気持ちよく機能していて、最初の数話は毎週楽しみに見ていた記憶がある。

2回目に通しで見て気づいたのは、前半の「日常コメディ」と後半の「世界救済」の間にある断層が想像以上に深いということ。初見では後半の展開の速度に頭がついていかなくて、正直「え、もう終わり?」という置いてかれた感覚が残った。好きな作品か、と聞かれると少し間が空く。そういう作品だ。

全部ひとりで背負う少年の話——能力は才能ではなく呪いだった

シャーロットが描いていることを一言で言うなら、「孤独に全部背負う」ことの重さと崩壊、だと思う。能力者という設定を使っているのに、この作品の本質は超能力ものじゃない。

乙坂有宇の能力は「他人の身体に数秒だけ入り込む」という、ひどく受動的で自己消耗型の力だ。主体性がないのに責任だけ生じる。これがそのまま後半のテーマに直結していく。世界中の能力者から力を「奪い集める」という使命を背負わされたとき、有宇は文字通りひとりで全ての荷物を引き受ける。その過程で記憶も人格も少しずつ削れていく。

小野大輔の演技が後半で露骨に変わる。序盤のどこか軽薄で自己中な有宇と、中盤以降の疲弊した有宇は、同じキャラクターとは思えないくらい声のトーンが違う。能力を奪うたびに自分が何者かわからなくなっていく過程を、小野大輔はセリフの密度ではなく「声の質感」で表現していた。2回目に見てはじめてそこに気づいた。

ただ、この「全部背負う」展開は、物語の作りとしてはかなり強引な加速を伴う。前半で丁寧に積み上げた人間関係が、後半ではほぼ背景に退いてしまう。友利奈緒という存在が最後にどう機能するか——そこに全てをかけた構造なのはわかる。わかるのだが、その「かけ方」が視聴者によって全然受け取り方が変わる。個人的には、前半の友人たちとのやりとりをもう少し引っ張ってほしかった、という惜しさが抜けない。

杉田智和演じる隼翼兄という存在も、この「孤独に背負う」テーマを照らす鏡として機能している。序盤に登場したときの存在感と、後半での役割のギャップを、杉田智和の声の重さが一人で補っている場面がある。声だけで「この人物の抱えているものの質量」を伝えられる人だと改めて思った。

特に刺さったシーン

友利奈緒が有宇に自分の能力の「代償」を打ち明ける場面。佐倉綾音の芝居がここで一段階変わる。それまでの奈緒はどこか芯がある強い子として描かれていて、佐倉綾音もそのトーンで一貫して演じていた。でも打ち明けの場面だけ、声の輪郭がすっと細くなる瞬間がある。強がりの外側に張ってある膜がひとつはがれる音、みたいなものが聞こえた気がして、思わず巻き戻した。

もうひとつは終盤、記憶を失いながら世界中を転々とする有宇のシーン。小野大輔の独り言の芝居が、だんだん会話の相手を想定しなくなっていく。声に「届ける先」がなくなっていく感じがして、それがちゃんと怖かった。派手な演出よりも、そういう声の変化で「この人物が壊れていく」を見せてくれる芝居は、何回見ても発見がある。

読んで見たくなったら——『Charlotte(シャーロット)』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 麻枝准の「前半の日常+後半の感情的爆発」構造が好きな人
  • 能力系の設定よりも、キャラクターの内面の変化を追いたい人
  • 佐倉綾音・小野大輔の芝居を目当てに見られる人
  • 「伏線の精密な回収」よりも「感情の総量」で評価できる人

合わない人

  • 前半と後半の温度差・ペースの急変が苦手な人(正直、かなり急ぐ)
  • 日常コメディパートのキャラクターたちが後半で薄れることが気になる人
  • 設定の整合性やロジックを重視して見る人
  • Angel Beats!で「麻枝作品の後半」に懲りた人(同じ体験が来る可能性が高い)

次に見るなら

Angel Beats!——同じ麻枝准作品。前半のコメディと後半の感情的な総崩れという構造が共通している。シャーロットを見て「前半は好きだったのに後半で置いてかれた」と感じた人は、こっちも同じ体験をするかもしれない。それでも見る価値はある、という不思議な作品。

僕だけがいない街——能力を使って「誰かを救うために自分を消耗させる」という構造が近い。こちらは後半のペースも比較的落ち着いていて、シャーロットで感じた「ついていけない感」が苦手だった人にはこちらが合うかもしれない。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。——こちらも「能力」よりも「喪失と向き合う」物語として共鳴する部分がある。細谷佳正も出演しており、声優目当ての視聴でも満足度が高い。シャーロットで奈緒との関係性に惹かれた人に。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『Charlotte』は現在、**dアニメストア**および**Hulu**にて全話配信中です。dアニメストアは月額550円(税込)でアニメ作品を中心に幅広く楽しめるサービスで、Huluは月額1,026円(税込)で映画・ドラマ・アニメをまとめて視聴できます。どちらも無料トライアル期間を活用すれば、まず試してから継続するかどうか判断できます。

よくある質問

Q. Charlotteはどこで視聴できますか?
A. dアニメストアとHuluで視聴可能です。どちらも無料トライアルが用意されているため、まずはお試しから始めることができます。
Q. 全何話ですか?
A. 本編は全13話構成です。コンパクトにまとまっているため、週末に一気見するのにも向いています。
Q. Angel Beats!と世界観はつながっていますか?
A. 直接のストーリー的つながりはありませんが、同じく麻枝准が手がけた作品です。感動的な展開や音楽の使い方など、雰囲気に共通点を感じるファンも多くいます。
Q. 子どもと一緒に見られますか?
A. 暴力的・過激な描写は少なく、中学生以上であれば概ね問題なく楽しめる内容です。中盤以降は感情的に重いシーンもあるため、小さなお子さまには保護者の判断が推奨されます。

まとめ

『Charlotte』は現在、**dアニメストア**および**Hulu**にて全話配信中です。dアニメストアは月額550円(税込)でアニメ作品を中心に幅広く楽しめるサービスで、Huluは月額1,026円(税込)で映画・ドラマ・アニメをまとめて視聴できます。どちらも無料トライアル期間を活用すれば、まず試してから継続するかどうか判断できます。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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