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Charlotte(シャーロット)
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | P.A.WORKS |
思春期の少数の少年少女に現れる特殊能力を中心とした物語。乙坂有宇はその力を秘密裏に使い、平凡な学生生活を送っていた。そこへ突然現れた少女・友利奈緒との出会いにより、能力者たちの運命が明かされることになる。
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配信状況まとめ
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| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
作品概要・あらすじ
あらすじ
思春期の一部の少年少女にだけ発現する不思議な特殊能力。主人公・乙坂有宇はその能力を巧みに使い、進学校への不正入学を果たして快適な学生生活を謳歌していた。しかしある日、能力者を集める学園・星ノ海学園の生徒会長・友利奈緒が現れ、有宇の秘密を暴く。強制転校させられた有宇は生徒会の活動に加わり、全国の能力者を保護するため奔走することになる。やがて明かされる能力の真実と、有宇たちを待ち受ける過酷な運命とは——。みどころ・魅力
① 序盤と中盤以降で劇的に変わる作品の色
明るいコメディタッチの学園ものとして始まりながら、中盤以降は急展開を繰り返すシリアスな物語へと変貌する。この落差こそが本作最大の特徴であり、先の読めない展開がグイグイと視聴者を引き込んでいく。「次回が気になって止められない」という声が多い理由がここにある。② 個性豊かな能力者たちと青春群像劇
「他人の体に一瞬だけ乗り移る」「物を高速移動させる」など、どこか不完全でユニークな能力の数々が魅力。能力の設定だけでなく、それを抱えながら青春を生きる少年少女たちの感情描写も丁寧で、キャラクターへの感情移入がしやすい点も見どころのひとつ。③ 麻枝准が手がける音楽と感情を揺さぶる脚本
『Angel Beats!』でも知られる麻枝准がシリーズ構成・脚本・音楽を担当。LiSAが歌うOPをはじめ、劇中音楽が物語の感動を底上げしている。笑いあり涙あり、感情を激しく揺さぶる展開はKey作品ファンはもちろん、初見の視聴者をも引き込む力がある。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 浅井義之 |
|---|---|
| 原作 | 麻枝准 |
| 原案キャラデザ | Na-Ga |
| キャラクターデザイン | 関口可奈味 |
| 音楽 | 麻枝准、アナン ギャルド アイズ |
| 美術監督 | 東地和生 |
| 音響監督 | 飯田里樹 |
| OP | Lia「Bravely You」 |
| ED | Aoi Tada「灼け落ちない翼」 |
| ED | Yusa Nishimori「楽園まで」 |
| ED | Anant-Garde Eyes「黄昏」 |
| ED | Anri Kumaki「君の文字」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・考察
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
麻枝准と聞いて飛びついた。それだけだった。Angel Beats!で痛い目を見ているのに、また懲りずに初日に見はじめたのは我ながら学習能力がないと思う。
序盤は想像以上によかった。乙坂有宇という主人公が、能力を使って内部進学試験をカンニングし、頭のいい高校に潜り込んでチヤホヤされる快楽にどっぷり浸かっている——この「クズだけど共感できる」出発点はかなり好みだった。友利奈緒(佐倉綾音)がそこに踏み込んでくる構図も気持ちよく機能していて、最初の数話は毎週楽しみに見ていた記憶がある。
2回目に通しで見て気づいたのは、前半の「日常コメディ」と後半の「世界救済」の間にある断層が想像以上に深いということ。初見では後半の展開の速度に頭がついていかなくて、正直「え、もう終わり?」という置いてかれた感覚が残った。好きな作品か、と聞かれると少し間が空く。そういう作品だ。
全部ひとりで背負う少年の話——能力は才能ではなく呪いだった
シャーロットが描いていることを一言で言うなら、「孤独に全部背負う」ことの重さと崩壊、だと思う。能力者という設定を使っているのに、この作品の本質は超能力ものじゃない。
乙坂有宇の能力は「他人の身体に数秒だけ入り込む」という、ひどく受動的で自己消耗型の力だ。主体性がないのに責任だけ生じる。これがそのまま後半のテーマに直結していく。世界中の能力者から力を「奪い集める」という使命を背負わされたとき、有宇は文字通りひとりで全ての荷物を引き受ける。その過程で記憶も人格も少しずつ削れていく。
小野大輔の演技が後半で露骨に変わる。序盤のどこか軽薄で自己中な有宇と、中盤以降の疲弊した有宇は、同じキャラクターとは思えないくらい声のトーンが違う。能力を奪うたびに自分が何者かわからなくなっていく過程を、小野大輔はセリフの密度ではなく「声の質感」で表現していた。2回目に見てはじめてそこに気づいた。
ただ、この「全部背負う」展開は、物語の作りとしてはかなり強引な加速を伴う。前半で丁寧に積み上げた人間関係が、後半ではほぼ背景に退いてしまう。友利奈緒という存在が最後にどう機能するか——そこに全てをかけた構造なのはわかる。わかるのだが、その「かけ方」が視聴者によって全然受け取り方が変わる。個人的には、前半の友人たちとのやりとりをもう少し引っ張ってほしかった、という惜しさが抜けない。
杉田智和演じる隼翼兄という存在も、この「孤独に背負う」テーマを照らす鏡として機能している。序盤に登場したときの存在感と、後半での役割のギャップを、杉田智和の声の重さが一人で補っている場面がある。声だけで「この人物の抱えているものの質量」を伝えられる人だと改めて思った。
特に刺さったシーン
友利奈緒が有宇に自分の能力の「代償」を打ち明ける場面。佐倉綾音の芝居がここで一段階変わる。それまでの奈緒はどこか芯がある強い子として描かれていて、佐倉綾音もそのトーンで一貫して演じていた。でも打ち明けの場面だけ、声の輪郭がすっと細くなる瞬間がある。強がりの外側に張ってある膜がひとつはがれる音、みたいなものが聞こえた気がして、思わず巻き戻した。
もうひとつは終盤、記憶を失いながら世界中を転々とする有宇のシーン。小野大輔の独り言の芝居が、だんだん会話の相手を想定しなくなっていく。声に「届ける先」がなくなっていく感じがして、それがちゃんと怖かった。派手な演出よりも、そういう声の変化で「この人物が壊れていく」を見せてくれる芝居は、何回見ても発見がある。
読んで見たくなったら——『Charlotte(シャーロット)』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 麻枝准の「前半の日常+後半の感情的爆発」構造が好きな人
- 能力系の設定よりも、キャラクターの内面の変化を追いたい人
- 佐倉綾音・小野大輔の芝居を目当てに見られる人
- 「伏線の精密な回収」よりも「感情の総量」で評価できる人
合わない人
- 前半と後半の温度差・ペースの急変が苦手な人(正直、かなり急ぐ)
- 日常コメディパートのキャラクターたちが後半で薄れることが気になる人
- 設定の整合性やロジックを重視して見る人
- Angel Beats!で「麻枝作品の後半」に懲りた人(同じ体験が来る可能性が高い)
次に見るなら
Angel Beats!——同じ麻枝准作品。前半のコメディと後半の感情的な総崩れという構造が共通している。シャーロットを見て「前半は好きだったのに後半で置いてかれた」と感じた人は、こっちも同じ体験をするかもしれない。それでも見る価値はある、という不思議な作品。
僕だけがいない街——能力を使って「誰かを救うために自分を消耗させる」という構造が近い。こちらは後半のペースも比較的落ち着いていて、シャーロットで感じた「ついていけない感」が苦手だった人にはこちらが合うかもしれない。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。——こちらも「能力」よりも「喪失と向き合う」物語として共鳴する部分がある。細谷佳正も出演しており、声優目当ての視聴でも満足度が高い。シャーロットで奈緒との関係性に惹かれた人に。
よくある質問
まとめ
『Charlotte』は現在、**dアニメストア**および**Hulu**にて全話配信中です。dアニメストアは月額550円(税込)でアニメ作品を中心に幅広く楽しめるサービスで、Huluは月額1,026円(税込)で映画・ドラマ・アニメをまとめて視聴できます。どちらも無料トライアル期間を活用すれば、まず試してから継続するかどうか判断できます。

























