Angel Beats!

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2010Angel Beats!

Angel Beats!

★ 3.9 / 5.0アクションコメディドラマ超自然
放送年2010年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作オリジナル
制作P.A.WORKS

音無は死後の世界で目を覚ますが、死ぬ前の記憶がない。戦争で別の不幸な運命を避けるため、死後の世界の住民全員を破壊することを使命とするエンジェルとの戦いでSSS に参加する。音無が記憶を取り戻し、この世界について学ぼうと苦闘する中で、すべてが見た目通りではないことに気づく。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

死後の世界で目を覚ました高校生・音無は、自分がなぜそこにいるのかを覚えていない。その世界には「エンジェル」と呼ばれる謎の少女が存在し、生徒会長として秩序を維持していた。音無は死後の世界に抵抗する組織「SSS」に加わり、エンジェルと対峙しながらも、徐々に仲間たちそれぞれが抱える過去や後悔を知っていく。やがて、この世界の真の意味と自らの記憶の断片が明らかになっていく。

みどころ・魅力

① 笑いと涙が交錯する独特の世界観

ドタバタコメディと思わせておいて、各キャラクターが背負う切ない過去が次々と明かされる構成が秀逸。軽快なバトルシーンの裏に深い悲しみが潜んでおり、笑いと感動が絶妙なバランスで共存しています。視聴者を予期せぬタイミングで感涙させる展開はKey作品ならではの魅力です。

② 個性豊かなキャラクターたちの群像劇

SSSのメンバーはそれぞれが理不尽な運命を歩んだ人生を持ち、彼らの過去が一人ずつ丁寧に描かれていきます。特に仲間との絆や、エンジェルの真の姿が明らかになる過程は、キャラクターへの愛着を深める重要な要素となっています。

③ GirlDeMo(ガルデモ)によるライブシーンの興奮

作中バンド「Girls Dead Monster」が繰り広げるライブパフォーマンスは、ストーリーの緊張感を和らげる演出として効果的に機能しています。楽曲はLiaやNAGI(marina)らが担当し、物語の感情を高める名曲揃い。アニメ本編を超えた音楽的な魅力も本作の大きな見どころです。

キャスト・声優一覧

音無結弦
音無結弦
メイン
›
神谷浩史
仲村ゆり
仲村ゆり
メイン
›
櫻井浩美
立華かなで
立華かなで
メイン
›
花澤香菜
日向秀樹
日向秀樹
メイン
›
木村良平
芳岡ユイ
芳岡ユイ
メイン
›
喜多村英梨
直井文人
直井文人
メイン
›
緒方恵美
高松
高松
サブ
›
水島大宙
野田
野田
サブ
›
髙木俊
椎名
椎名
サブ
›
斎藤楓子
遊佐
遊佐
サブ
›
牧野由依
藤巻
藤巻
サブ
›
増田裕生
ティーケー
ティーケー
サブ
›
マイケル・リーバス

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スタッフ

監督岸誠二
原案キャラデザNa-Ga
キャラクターデザイン平田雄三
音楽アナン ギャルド アイズ
美術監督東地和生
音響監督飯田里樹
OPリア「My Soul, Your Beats!」
OPリサ「My Soul, Your Beats!」
ED多田 葵「Brave Song」
EDガールズデッドモンスター feat. LiSA「一番の宝物 ~Yui final ver.~」
EDカルタ「一番の宝物」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

Key作品だと知って見始めた。つまり、泣くと知りながら見始めた。それでも泣いた。完敗だ。

最初に見たとき、「死後の世界で戦うアニメ」という設定に半笑いで構えていた。ガンダム持った幽霊たちが天使と戦うって、どういう精神状態で企画会議を通したんだろうと。でも第1話が終わる頃には、その軽さが全部計算ずくだったことに薄々気づいている。

2回目に見たとき、序盤のコメディパートが全部「逃げ」だったことがわかる。笑わせておいて、感情の防衛線を崩す。その手口を理解したうえで見ても、やっぱり崩される。Key、本当にずるい。

「やり直したかった人生」を抱えたまま、消えていくことの話

この作品を「青春アクションもの」だと思って見ると、終盤で足をすくわれる。Angel Beats!が本当に描いているのは、「生きているあいだに誰かに認められなかった人間が、死んでからようやく自分を許す話」だ。

SSS(死後世界戦線)のメンバーは全員、生前に何らかの形で理不尽な人生を送ってきた。貧困、病気、虐待、夢を諦めさせられた経験。そういう傷を抱えたまま死んで、この世界に来ている。「神に反抗する」という建前の戦いは、本当は「自分の人生は不当だった」という叫びの代替行為だ。

音無結弦というキャラクターが面白いのは、彼が「記憶を失った状態」から始まるという構造にある。観客と同じ目線で世界のルールを学びながら、少しずつ自分が何者かを思い出していく。神谷浩史の芝居がここで効いていて、序盤の掴みどころのない飄々とした声が、終盤に向かって少しずつ重心を下げていく変化が、台詞よりも先に感情を届けてくる。

立華かなで、通称「天使」を演じた花澤香菜の存在感も、この作品のテーマを体現している。無表情で淡々としていて、最初は敵に見える彼女が、実はこの世界で誰より長く孤独に戦い続けていたという事実。花澤香菜の声には、感情を表に出さないキャラクターの「内側にある熱量」を漏らさず封じる技術があって、だから終盤の台詞が爆発力を持つ。

「成仏する」ということを、この作品は「消える」ではなく「解放される」として描いている。それが単純な死生観の話じゃなく、「やり残したことを認めてもらえたら、人は手放せる」という話として機能している。宗教的な答えじゃなく、人と人との間で完結する話として。それが10話かそこらの尺でやれているのが、正直信じられない密度だと思う。

特に刺さったシーン

終盤、音無とかなでが二人きりになる場面。ここで神谷浩史と花澤香菜の掛け合いが、それまでの積み上げを全部回収してくる。台詞の内容は書かない。ただ、花澤香菜がかなでとして発する言葉の「遅さ」が、どれだけの時間をかけてその言葉に辿り着いたかを全部語っていた。

あとは喜多村英梨演じる芳岡ユイのエピソード。「動けない身体でやりたかったことを全部やる」という話で、木村良平演じる日向との絡みが、このシリーズで最初に胸に来るポイントだった。2回目に見ると、ユイが「わがまま」に見えていた言動が全部別の意味を帯びてくる。喜多村英梨の声の張り方、あの突き抜けた高音が、キャラクターの必死さと完全に一致していた。

それと、劇中バンド「Girls Dead Monster」のライブシーン。作戦の囮として演奏しているという設定なのに、ちゃんと音楽として成立している。あの演奏シーンが流れるたびに、何かをごまかすように見入ってしまっていた。

読んで見たくなったら——『Angel Beats!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 「Clannad」「planetarian」など、Key作品を通ってきた人
  • 笑いと感情の振れ幅が大きい作品が好きな人
  • 「理不尽な人生を送った人間が救われる話」に弱い人
  • 花澤香菜・神谷浩史の演技を声で追いかけている人
  • 音楽が物語に深く絡む作品が好きな人

合わない人

  • 13話という尺の短さに対して「もっと掘り下げてほしかった」と感じやすい人(実際、サブキャラクターの掘り下げは薄い)
  • 設定の整合性を細かく気にするタイプ(死後の世界のルールは最後まで曖昧なまま)
  • コメディ寄りの序盤でテンションが合わず離脱しやすい人
  • 緒方恵美演じる直井のような「信念で暴走するキャラクター」が生理的に合わない人(あの役の圧力は独特)

次に見るなら

Charlotte(2015年)——同じくKey×P.A.WORKS制作。「特殊能力を持って生まれた少年の話」という入口から、中盤以降に全く別の顔を見せてくる構造がAngel Beats!と共通している。13話の密度という意味でも近い感触がある。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2011年)——「死んだ友人との再会」「やり残したこと」という感情的な軸が近い。こちらは現実世界を舞台にしているぶん、より直接的に刺さってくる。

Clannad After Story(2008年)——Angel Beats!で泣けたなら、これを見ていないなら見るしかない。Key作品の中でもとびきり重く長く、消耗する。でも「人が誰かのために生きる話」の到達点として、一度は通っておくべき作品だと思っている。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

「Angel Beats!」は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで視聴可能です。主要な動画配信サービスに広く対応しているため、すでに契約しているサービスからすぐに視聴を始められます。無料トライアル期間を活用すれば、初見の方もコストをかけずに全話を楽しめるのでおすすめです。

よくある質問

Q. Angel Beats!は全何話ですか?
A. 全13話です。また、未放送エピソード「Episode 13」と「OVA」も存在し、本編と合わせて視聴することでより深くストーリーを楽しめます。
Q. 泣けるアニメと聞きましたが、どのくらい感動作ですか?
A. Key/麻枝准原作らしく、随所に涙を誘う展開があります。特に後半はキャラクターの過去と別れが重なり、感情的な山場が続きます。泣けるアニメとして高い評価を受けている作品です。
Q. ゲームやマンガとの関係はありますか?
A. アニメが原作の作品で、マンガ版(複数)が派生作品として存在します。ゲーム化も企画・発表されましたが、長らく続報がない状況です。まずはアニメ本編から入ることをおすすめします。
Q. どのような視聴者に特におすすめですか?
A. 「Clannad」「Charlotte」などKey作品が好きな方、笑いと感動が共存するアニメを求めている方に特におすすめです。バトルあり・音楽あり・青春群像劇ありと、幅広い層が楽しめる作品です。

まとめ

「Angel Beats!」は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで視聴可能です。主要な動画配信サービスに広く対応しているため、すでに契約しているサービスからすぐに視聴を始められます。無料トライアル期間を活用すれば、初見の方もコストをかけずに全話を楽しめるのでおすすめです。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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