あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

2011あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

★ 4.0 / 5.0ドラマラブコメ日常系超自然
放送年2011年
フォーマットTVアニメ
話数11話
原作オリジナル
制作A-1 Pictures

仁太とその幼馴染たちは、ある悲劇的な事故をきっかけに離れ離れになってしまった。高校生になった今、突然の出来事により、彼らは過去の事故に対する罪悪感と向き合わされ、心の中に潜む幽霊のような存在と決別することを余儀なくされる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

かつて仲良しだった6人の幼馴染グループ「超平和バスターズ」。しかし、幼い頃に起きた一つの悲劇をきっかけに、彼らはバラバラになってしまう。高校生になった引きこもりの宿海仁太(じんたん)の前に、ある日突然、幼馴染の本間芽衣子(めんま)が幽霊として現れる。めんまには「お願い」があるという。仁太はかつての仲間たちを再び集め、それぞれが抱えてきた後悔と罪悪感に向き合いながら、めんまの願いを叶えようとする。

みどころ・魅力

① 積み重なった後悔と、不器用な再生の物語

幼少期の事故という傷を抱えたまま思春期を迎えた6人それぞれが、異なる形で罪悪感や喪失感を引きずっている。表面的には”昔仲が良かっただけ”のグループが、めんまの存在をきっかけに少しずつ本音をさらけ出していく過程は、じわじわと胸に迫る丁寧な描写で描かれる。

② 感情を揺さぶる脚本と音楽の完成度

岡田麿里による脚本は、派手な展開を使わず登場人物の感情の機微を丹念に積み上げる。劇中のBGMと、主題歌「secret base〜君がくれたもの〜」のカバーが物語の感情的なピークと見事に重なり、涙を誘う演出として高く評価されている。

③ 秩父の風景が彩る空気感

舞台となった埼玉県秩父市の実在の風景がアニメに忠実に描かれており、郷愁と切なさが混ざり合った独特の空気感を生んでいる。秩父を聖地巡礼の目的地として訪れるファンが今も絶えないほど、作品の世界観と土地の雰囲気が強く結びついている。

キャスト・声優一覧

宿海仁太
宿海仁太
メイン
›
入野自由
本間芽衣子
本間芽衣子
メイン
›
茅野愛衣
安城鳴子
安城鳴子
メイン
›
戸松遥
松雪集
松雪集
メイン
›
櫻井孝宏
鶴見知利子
鶴見知利子
メイン
›
早見沙織
久川鉄道
久川鉄道
メイン
›
近藤孝行
春菜
春菜
サブ
›
水原薫
亜紀
亜紀
サブ
›
牧野由依
鳴子の母
鳴子の母
サブ
›
斉藤貴美子
本間イレーヌ
本間イレーヌ
サブ
›
大浦冬華
本間 学
本間 学
サブ
›
保村真
本間 聡志
本間 聡志
サブ
›
水原薫

🎁 キャラクターグッズをお探しなら METALBOX

スタッフ

監督長井龍雪
キャラクターデザイン田中将賀
音楽堀川麗美
音響監督明田川仁
OPガリレオ・ガリレイ「サークルゲーム」
OPガリレオ・ガリレイ「青い栞」
EDレメディオス「Dear Love」
ED本間芽衣子「secret base ~Kimi ga Kureta Mono~ (10 years after ver.) (secret base 〜君がくれたもの〜(10 years after Ver.)」
EDガリレオ・ガリレイ「青い栞」

関連作品

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「泣けるアニメ」という触れ込みで見始めたのが正直なところで、最初は半信半疑だった。2011年当時、感動系アニメの定番フレーズになりすぎていて、少し身構えながら1話を再生した記憶がある。

ところが開始5分で空気が変わった。廃墟みたいな秘密基地、バラバラになった幼馴染たち、そして現れるめんま。設定だけ聞くと「幽霊が出てきて感動させに来てます」という感じなのに、なぜかそこに嘘くささがない。

2回目を見たとき気づいたのは、最初の1話がいかに丁寧に「それぞれが傷を抱えたまま高校生になってしまった」という状況を説明しているかだった。めんまの存在よりも、じんたんたちの微妙な距離感のほうが先にリアルとして機能している。だから幽霊が出てきても「ファンタジーだな」とはならない。

「忘れられない人」と生きていくために、もう一度だけ会いに行く話

表面上はめんまの「お願い」を叶えるための物語なのに、実際に動いているのはじんたんたちの側の問題だ。めんまが成仏できないのはめんまの未練ではなく、残された人間たちが彼女の死をちゃんと消化できていないから——そういう構造になっている。

あの日以来、超平和バスターズのメンバーはそれぞれ違う形で傷を抱えて生きてきた。じんたんは引きこもり、ゆきあつは歪んだ執着、つるこはゆきあつの近くから離れられず、あなるとぽっぽはそれぞれの後悔を抱えたまま「普通の高校生」を演じている。

早見沙織が演じるつるこはこの中で特に印象的で、表面上は冷静でしっかりしているのに、芯の部分に深い悲しみを隠している。感情を抑制したセリフ回しの中に、何かが滲み出てくる瞬間がある。

この作品のテーマを一言で言うなら「グリーフ(悲嘆)の処理」だと思う。めんまの死という喪失体験を、それぞれがどう抱えてきたか。そして、ちゃんと悼むためにもう一度だけ向き合う——それが全11話でやっていることだ。

茅野愛衣が演じるめんまは、亡くなった後も子どもの頃のままの姿で現れる。それがずっと切ない。じんたんたちは高校生に成長しているのに、めんまだけがあの夏のまま。成長できなかった存在を通じて、残された人間たちの時間の流れ方が浮き彫りになる。

「忘れてはいけない」と「前に進まなければいけない」の間で人間はどうやって折り合いをつけるのか。この作品はその答えを「感動の結末」として押しつけるのではなく、キャラクターたちがそれぞれの方法で手探りで見つけていく過程として描いている。その正直さが、泣かされると分かっていても泣いてしまう理由だと思う。

特に刺さったシーン

終盤、みんながめんまへの手紙を書くシーン。ぼろぼろに泣きながら書いているキャラクターたちを見て、こちらもぼろぼろになる。「泣かせに来てる」と頭では分かっている。分かっていても止まらない。

入野自由が演じるじんたんは、普段セリフが少なめで感情を表に出さないキャラクターなのに、このシーンでの声の崩れ方が尋常じゃない。「ちゃんと泣けなかった人間が、やっと泣く」という瞬間の演技として、長く記憶に残る。

もう一つは、ゆきあつが秘密を晒されるシーン。櫻井孝宏の演技で「壊れそうなプライドを必死に保っている人間」が立体的に描かれていて、嫌いになれないどころか、一番共感してしまったりする。こういうキャラクターが1人いると、作品全体の重みが変わる。

読んで見たくなったら——『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 子どもの頃の友人関係を「あのままにしてしまった」という感覚がある人
  • 喪失体験があって、それをうまく消化できていない自覚がある人
  • 全11話・コンパクトな構成が好きな人(だれずに終わる)
  • 声優の演技を細かく追うのが好きな人(キャスト陣が全員仕事をしている)
  • 泣きたい気分のとき、でも説教臭い話は嫌なとき

合わない人

  • 幽霊・超常現象の説明がない作品が苦手な人(メカニズムは最後まで曖昧)
  • キャラクターの感情的なこじれや空回りにストレスを感じやすい人(中盤は特にきつい)
  • すっきりした解決・カタルシスを求めて見ると、微妙にずれる可能性がある

次に見るなら

心が叫びたがってるんだ。(2015年・劇場アニメ)
同じA-1 Picturesが手がけた、言葉と感情をテーマにした青春もの。幼少期のトラウマが人間関係に影を落とす構造がよく似ていて、「あの花」が好きなら違和感なく入れる。こちらも終盤の畳み掛けがきつい。

とらドラ!(2008年・TVアニメ)
感情のこじれたキャラクター同士が少しずつ距離を縮めていく構造が近い。戸松遥が竜児の幼馴染・川嶋亜美を演じており、「あの花」と同じキャストで見比べると演技の幅が分かって面白い。泣かせ方は「あの花」より少し温度が低め。

四月は君の嘘(2014年・TVアニメ)
喪失と向き合う話として、構造的に共鳴する部分が多い。音楽という要素が加わることで感情への直接的なアプローチが強く、泣く前提で見るなら覚悟を決めてから再生するほうがいい。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『あの花』はABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluと主要な配信サービスで幅広く視聴可能です。サブスクを利用しているユーザーであれば追加料金なしで楽しめるケースも多く、いつでも気軽に視聴を始められます。まだ観たことがない方はもちろん、久しぶりに見返したいという方にも配信環境は十分に整っています。

よくある質問

Q. 何話完結ですか?
A. 全11話です。1クール作品のためテンポよく視聴でき、1日〜2日でまとめて観終えられるボリュームです。
Q. 泣けるアニメですか?
A. 泣けるアニメとして非常に高い評価を受けています。特に終盤にかけての展開は感情的な盛り上がりが大きく、涙なしに観るのは難しいという声が多数あります。
Q. 続編や劇場版はありますか?
A. 2013年に劇場版『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』が公開されています。TVシリーズを再編集した総集編で、一部新規映像も追加されています。
Q. どんな人におすすめですか?
A. 感動的な青春ドラマが好きな方、幼馴染との関係や過去への後悔をテーマにした作品を好む方に特におすすめです。ファンタジー要素は少なく、人間関係の機微を丁寧に描いた作品です。

まとめ

『あの花』はABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluと主要な配信サービスで幅広く視聴可能です。サブスクを利用しているユーザーであれば追加料金なしで楽しめるケースも多く、いつでも気軽に視聴を始められます。まだ観たことがない方はもちろん、久しぶりに見返したいという方にも配信環境は十分に整っています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

目次