※本ページはアフィリエイト広告を含みます。
2012

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。「めんまへの手紙」
★ 3.5 / 5.0コメディドラマ
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | A-1 Pictures |
あの花フェス。のメモリアルDVD/ブルーレイボックスに収録された、スペシャルピクチャードラマのエピソード。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
「あの花フェス。」のメモリアルDVD/ブルーレイボックスに収録されたスペシャルピクチャードラマ。あの夏の出来事から時を経た超平和バスターズのメンバーたちが、それぞれの言葉でめんまへ宛てた手紙を綴る。語りかけるような各自の文章を通じて、本編では描き切れなかった心の内側が静かに浮かび上がる短編作品。みどころ・魅力
① 6人それぞれの「その後」が手紙で語られる
じんたん、あなる、ゆきあつ、つるこ、ぽっぽ——本編エンドロール後の彼らが、めんまにどんな言葉を届けるのか。各キャラクターの声で読み上げられる手紙は、本編の余韻を丁寧に補完する内容になっている。② 本編後のキャラクターへの想像が広がる
ドラマ形式ながら、キャラクターたちの感情の変化や前向きな歩みが行間に滲み出ている。本編を見終えたあとに視聴することで、物語の着地点をより深く噛み締めることができる。③ 短編ながら「あの花」の世界観を凝縮
ピクチャードラマという形式のため映像の動きは少ないが、キャストの演技と音楽が変わらず作品の空気を支えている。本編ファンなら見逃せない、ファン向けの濃密なボーナスコンテンツ。キャスト・声優一覧

メイン
›


メイン
›


メイン
›


メイン
›


メイン
›


メイン
›

スタッフ
| ED | ガリレオ・ガリレイ「サークルゲーム」 |
|---|
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
本編を最後まで見てから、記念のBDボックス付属という形でこの「めんまへの手紙」に辿り着いた。タイトルを見た瞬間に、本編ラストの流れが脳内でリプレイされて、それだけで少し息が詰まる。「また手紙か」と思いつつ——本編でも手紙的なものをやっていたわけで、そのフォーマットへの慣れなのか条件反射なのかよくわからないまま再生ボタンを押した。 ピクチャードラマという形式(静止画+フルボイス、実質的にはラジオドラマに近い)だと知っていたので、映像的な期待は最初から外している。むしろ声だけで勝負する分、演じる側への負荷が見えやすい。入野自由の演じるじんたんが手紙を「書いている」という状況を、声だけでどう伝えるか。最初に見たときはその一点が気になっていた。 2周目で気づいたのは、各キャラクターの手紙の「文体」のばらつきが意外と細かく設計されているということだ。言葉の選び方、句読点の置き方みたいなものが声のテンポに乗っている。届かない相手に言葉を書くことが、残った側に何をするか
めんまはもういない。手紙を書いたところで届かない。ではなぜ書くのか——という問いを、この特番はわりと真剣に扱っている。 ピクチャードラマという形式が、奇妙なくらい合っている。フルアニメーションで「手紙を書くシーン」を丁寧に描くのではなく、声だけがある。映像的な情報量を最小化することで、言葉の重さがそのまま浮かんでくる。本編が映像で見せたものを、ここでは声が担う。 本編のラストで超平和バスターズはそれぞれのやり方でめんまへの感情に決着をつけた——少なくとも、つけようとした。だが手紙という形式は、その「決着」が完全ではないことを前提にしている。何かを書き記したくなるのは、まだ終わっていないからだ。 キャラクターごとの「手紙の態度」の違いが面白い。入野自由のじんたんは率直さを装いながら照れが出る。鶴見知利子(早見沙織)は距離を置いた書き方をしながら感情が滲む。松雪集(櫻井孝宏)は言葉数が少ない分、その少なさが逆に重い。安城鳴子(戸松遥)は本編で一番感情を爆発させたキャラクターだから、手紙には「書き直した痕跡がありそう」な感じがする——そこを戸松遥の演技がちゃんと拾っている。 グリーフワーク(悲嘆処理)のひとつとして、故人に手紙を書くという行為がある。出すためではなく、書くために。書き終えることで、自分の中の何かが整理される。「めんまへの手紙」はその行為をそのまま切り取っていて、特番として着地がきれいだった。特に刺さったシーン
鶴見知利子のパートが一番重かった。 早見沙織が演じるつる子は、本編全体を通じて「感情を開示しない」キャラクターとして設計されていた。好きな人に好きな人がいる状況で、それでも超平和バスターズのひとりとして関わり続けた。早見沙織は抑制していたものが溢れる瞬間の「質感」が特徴的で、本編終盤でもその部分が際立っていた。 この手紙パートでも、つる子はつる子のまま——感情を直接書かない。でも言葉の選び方、間の置き方で、書いている本人がどういう状態かがにじんでくる。「書いたけど消したところ」が見えるような演技、とでも言えばいいか。セリフとして発されていない部分を声が担っている感じがした。 茅野愛衣のめんまは、ピクチャードラマ形式だと本編とはまた違う印象になる。天真爛漫な幽霊という役どころから、こちらのほうが静かに「受け取る側」として存在している。声のトーンが落ちていて、それが逆に重みになっている。読んで見たくなったら——『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。「めんまへの手紙」』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編テレビシリーズを最後まで見て、まだあの空気の中にいたい人
- フルアニメーションより「声だけで成立するもの」に価値を感じる人
- 超平和バスターズ各キャラクターへの解像度が高い状態で聴ける人
- 早見沙織・茅野愛衣・入野自由の演技を声だけで追いたい人
合わない人
- 本編を見ていない、またはうろ覚えの状態で触れようとしている人(前提知識なしでは文脈が何もない)
- ピクチャードラマ形式に価値を感じない人(映像はほぼ動かない)
- 本編で十分に感情的に消耗していて、これ以上掘り下げたくない人
次に見るなら
心が叫びたがってるんだ(2015年劇場版)——脚本は岡田麿里で、あの花と同じ「言えなかった言葉」という核を持つ。こちらは劇場尺でより完結しており、早見沙織の出演もある。「あの花の世界観が好きだった」という感覚に直接応える一本。 orange(2016年TVアニメ)——過去の喪失と「手紙で何かを変えようとすること」という構造がもっとも近い。友人関係と後悔をテーマにした点も重なる。感情の核は本物で、あの花が刺さった人に高確率で響く。 CLANNAD AFTER STORY(2008年TVアニメ)——失って、それでも生きていく、という話の到達点として。「泣ける」より「じわじわと引きずる」感覚が続く作品で、あの花と同じ系譜に置ける一本。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。『めんまへの手紙』」は、dアニメストア・Netflix・Huluの3サービスで視聴できます。本編と合わせてチェックしやすい環境が整っていますので、あの花を見終えた後にぜひ続けて楽しんでみてください。