D_CIDE TRAUMEREI THE ANIMATION

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2021D_CIDE TRAUMEREI THE ANIMATION

D_CIDE TRAUMEREI THE ANIMATION

★ 2.6 / 5.0アクション冒険ドラマファンタジー
放送年2021年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作その他
制作SANZIGEN

渋谷が舞台。少年時代から兄を慕っていた龍平は、兄の謎の死を目撃しながらも、明るい高校生に成長する。キックボクシングの練習後、トリスと名乗る奇妙な生物に噛まれる。その夜、変な夢に悩まされる。街で噂の「ドロップス」が流行し始める中、龍平の運命が動き出す。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

舞台は渋谷。主人公・相生龍平は、幼い頃から慕っていた兄を謎の死で亡くしながらも、明るく前向きな高校生として成長した。ある日、キックボクシングの練習帰りに「トリス」と名乗る不思議な生物に噛まれた龍平は、その夜から奇妙な夢に悩まされるようになる。同じ頃、街では精神を蝕む謎の物質「ドロップス」が蔓延し始め、龍平は否応なく非日常の戦いへと引き込まれていく。

みどころ・魅力

① 渋谷を舞台にしたリアルと異能のぶつかり合い

実在する渋谷の街並みをベースにした世界観は、作品にリアルな臨場感を与えています。見慣れた都市空間に異能バトルや謎の物質「ドロップス」が侵食していく描写は、独特の不安感と興奮を同時に生み出しており、現実と非現実が交差する独自のテンションが魅力です。

② 喪失と成長を抱えた主人公・龍平の人間ドラマ

兄の死という深い傷を胸に秘めながら、それでも明るく生きようとする龍平の姿はドラマとしての厚みを与えています。戦いを通じて過去の謎に迫っていく展開は、アクションだけでなく感情移入できるキャラクター物語としての側面も持ち合わせています。

③ 音楽とビジュアルが融合したメディアミックス発のエネルギー

本作はゲームを原作とするメディアミックス作品であり、音楽や映像表現へのこだわりが随所に感じられます。バトルシーンのテンポとBGMの相性が良く、アクションアニメとしての爽快感が高いのも注目ポイントです。独自の世界観を支えるアートワークも見応えがあります。

キャスト・声優一覧

毛利玲菜
毛利玲菜
メイン
伊藤彩沙
伏辺或斗
伏辺或斗
メイン
堀江瞬
織田龍平
織田龍平
メイン
阿座上洋平
ジェシカ・クレイボーン
ジェシカ・クレイボーン
メイン
悠木碧
伊吹咲愛莉
伊吹咲愛莉
メイン
高野麻里佳
トリス
トリス
メイン
もものはるな
古堅蘭堂
古堅蘭堂
サブ
菅沼久義
戸増まろん
戸増まろん
サブ
三上枝織
七瀬茉莉亜
七瀬茉莉亜
サブ
相羽あいな
宇佐美花菜
宇佐美花菜
サブ
相沢舞
大寝屋周一
大寝屋周一
サブ
神谷浩史
三浦無弦
三浦無弦
サブ
中村悠一

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スタッフ

監督今義和
シリーズ構成大野木寛
原作里見直
原案キャラデザくっか
キャラクターデザイン茶之原拓也、シン・ジョセフ
音楽田中公平
音響監督亀山俊樹
OP東京事変「獣の理」
EDロンド「BLACK LOTUS」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「D_CIDE TRAUMEREI」という文字列を最初に見たとき、正直5秒ほどフリーズした。どう読むのか。ディーサイドトロイメライ? 調べたら「トロイメライ」はドイツ語で「夢想」という意味で、シューマンのピアノ曲と同じ語源だとわかったが、「D_CIDE」のほうはよくわからないまま1話を再生した。オリジナルアニメにしては随分と気取った名前だな、と思いながら。

渋谷を舞台にした群像劇、というか学園アクション、というか——1話の段階では上手く分類できないまま気づいたら最後まで見ていた。「ドロップス」という謎の物質が街に広がっていく設定は、どこかドラッグ禍のメタファーに見えて、その薄暗いリアリティが引っかかった。2周目で初めて気づいたのは、主人公・龍平の「明るさ」が相当に作られたもので、兄の死を処理しきれないまま「とにかく前向きに」を演じているということ。1周目では単純に元気な主人公だと読んでいたのに。

夢の中でしか追悼できない人間の、それでも戦う話

このアニメのテーマを一言で言うなら、「悲しみを処理できないまま大人になる途中の話」だと思っている。

「TRAUMEREI」=夢想、「D_CIDE」=決断、というタイトルが示す通り、この作品は「夢」と「意志決定」の交点を描いている。主人公の龍平は、慕っていた兄を謎の形で失う。しかし彼は悲しみを悲しみとして消化せず、キックボクシングに打ち込み、周囲に明るく振る舞い続ける。日常のムーブをやり続けることで、喪失を「なかったこと」にしようとしている。

ところが夢の中ではそうはいかない。トリスに噛まれた龍平が見るようになる「変な夢」は、抑圧した感情が変容したものだ。現実では言えない怒り、本当は認めたくない悲しみ、兄への罪悪感——そういうものが「ドリームモンスター」という形をとって現れる。夢の中でしか追悼できない、というのは相当しんどい構造だ。

「ドロップス」が街の子どもたちに広がっていく設定は、この「夢への逃避」の社会的な拡大版として機能している。現実が辛くなったとき、人は夢に逃げる。ドロップスを使った人間がどうなるかは核心に触れるので多くは言わないが、「夢で慰めを得るか、夢に飲み込まれるか」というラインが、龍平の戦いの本質と地続きになっている。

単純なバトルアクションとして見ると少し物足りなく感じるかもしれない。だがキャラクターの「夢の中での戦い方」を「現実の感情の扱い方」と重ねて見ると、各キャラクターの行動がかなり整合的に読める。中村悠一さんが演じる三浦無弦のどこか達観したような、でも時々ちぐはぐな感情の出し方——あれは「悲しみを正面から受け取ることを学んだ人間」と「まだそれができない人間」の差として読める台詞回しで、聞き返すたびに発見がある。

特に刺さったシーン

序盤の、龍平がトリスに噛まれた夜から翌朝にかけての流れが好きだ。夢の中の景色が渋谷の街を歪ませたようなビジュアルで、「ああ、これは悪夢というより記憶の変形なんだな」とわかる作画をしている。日常のランドマークが微妙にズレて再構成される感じ——初見で意味はわからないのに画面から目が離せなかった。

悠木碧さん演じるジェシカ・クレイボーンの登場シーンも印象に残っている。悠木さんは少女っぽい声もできるし少女っぽくない声もできる人だが、このキャラクターではどちらでもない、「外来者として日本の空気を読もうとしている人間」の微妙な距離感を声だけで出していて、改めてキャスティングの妙だと思った。

神谷浩史さんの大寝屋周一は終盤の展開での台詞が効いていて、それまで「頼れる年長者」として積み上げてきたキャラクターのあるシーンで声のトーンが一段下がる瞬間がある。2周目で聞くとそこにすでに「答え」が隠されていて、思わず巻き戻した。堀江瞬さんの伏辺或斗も、最初は掴みどころのないキャラに見えたが中盤以降の感情爆発シーンで「ここまで溜めてたんだ」となる構成で、伊藤彩沙さんの毛利玲菜とのやり取りの変化も含めて、群像劇としてのバランスがちゃんと機能していた。

読んで見たくなったら——『D_CIDE TRAUMEREI THE ANIMATION』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 「夢」「無意識」「心理的なモチーフ」が絡むSFやファンタジーが好きな人
  • 渋谷・都市を舞台にした日常+非日常の混在が好きな人
  • キャストの声演技を細かく聞くタイプのオタク(中村悠一悠木碧神谷浩史の共演というだけで見る理由になる人)
  • 主人公が「最初から強い」より「弱さを抱えながら戦う」タイプの物語が好きな人
  • オリジナルアニメを原作比較なしに「完成品として」見られる人

合わない人

  • 設定の説明が丁寧に揃ってから世界に入りたい人(序盤は意図的に情報を出し惜しみする構成)
  • バトルの爽快感・強さのインフレを主目的に見る人
  • 「これ全部回収されるのか?」と不安になりやすい人(オリジナルアニメ特有の構成リスクはある)
  • メディアミックス展開が気になって、アニメ単体に集中できない人

次に見るなら

夢と現実の境界が崩れるバトルアクションという意味では、SSSS.GRIDMANが近い。誰かの「思い込み」や「記憶の歪み」が物理的な怪物として現れ、戦って解決するという構造が似ている。都市の日常感も共通しており、D_CIDE TRAUMEREIを気に入ったなら見て損はない。

無意識・夢の世界に飛び込んでモンスターと戦うという設定そのものが刺さったなら、夢喰いメリーも面白い。夢の住人が現実に侵食してくる世界観の危うさは、「ドロップス」が日常を蝕んでいく構造と呼応する部分がある。トーンは異なるが「夢と戦う理由」に焦点を当てた点では共通している。

渋谷を舞台にした群像劇として見たとき、各キャラクターがそれぞれ「隠している傷」を抱えている作りはデュラララ!!とも似ている。池袋が舞台なので渋谷ではないが、都市のあちこちで別々の事情を持った人間が動いており、それがひとつの事件に収束していく構成の快楽は共通している。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

「D_CIDE TRAUMEREI THE ANIMATION」は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。複数のサービスで配信されているため、すでに利用中のサービスからすぐに視聴を始められます。渋谷を舞台にした異能バトルと人間ドラマが交差する本作を、ぜひお好みのプラットフォームでお楽しみください。

よくある質問

Q. D_CIDE TRAUMEREI THE ANIMATIONはどこで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中です。いずれも月額サービスのため、加入済みのサービスがあればすぐに視聴できます。
Q. 原作はゲームですか?原作を知らなくても楽しめますか?
A. はい、スマートフォンゲームが原作のメディアミックス作品です。アニメ単体でも世界観・キャラクター・ストーリーが丁寧に描かれているため、原作未プレイでも問題なく楽しめます。
Q. 何話構成ですか?一気見できますか?
A. 全13話構成の1クールアニメです。コンパクトにまとまっているため、週末にまとめて一気見するのにも向いています。
Q. アクション重視ですか?ストーリー重視ですか?
A. アクションとドラマの両方を楽しめる作品です。バトルシーンの迫力はもちろん、兄の死の謎や仲間との絆といった人間ドラマも丁寧に描かれています。

まとめ

「D_CIDE TRAUMEREI THE ANIMATION」は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。複数のサービスで配信されているため、すでに利用中のサービスからすぐに視聴を始められます。渋谷を舞台にした異能バトルと人間ドラマが交差する本作を、ぜひお好みのプラットフォームでお楽しみください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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