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ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2 エピソードN
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 14話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | OLM |
サトシとピカチュウたちは「白い遺跡」を目指して新たな旅に出発する。そこで、ポケモンの心の声が聞こえる少年Nと出会う。ポケモンと人間が共存するユートピアへ導く真実の扉が、今まさに開かれようとしている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
サトシとピカチュウたちは、伝説に語られる「白い遺跡」を目指して新たな旅へと踏み出します。その道中で出会ったのは、ポケモンの心の声を聞くことができる不思議な少年N。彼はポケモンと人間が本当の意味で分かり合える世界を願っていました。やがて一行は、かつてイッシュ地方を揺るがした組織プラズマ団の影と、Nが背負う運命に巻き込まれていきます。ポケモンと人間の共存とは何か——その答えへと続く真実の扉が、今まさに開かれようとしています。
みどころ・魅力
① 心の声を聞く少年Nが物語に深みを与える
Nはポケモンの感情を言葉として受け取れる特異な存在です。彼の視点を通して描かれる「ポケモンの本音」は、これまでのシリーズにない切なさと重みを物語に加えます。サトシとの価値観の違い、そして少しずつ歩み寄っていく過程が大きな見どころです。
② プラズマ団との因縁が動き出すシリアスな展開
ポケモン解放を掲げる組織プラズマ団が再び動き出し、シリーズ屈指のシリアスなストーリーが展開します。迫力あるバトルだけでなく、人とポケモンの関係そのものを問う重厚なドラマが楽しめるのが本作の魅力です。
③ 旅の仲間との絆と集大成
サトシ、アイリス、デントの旅も大詰めへ。仲間たちそれぞれの成長や、ポケモンたちとの深まる絆が丁寧に描かれます。冒険・コメディ・感動のバランスが取れた、ベストウイッシュの集大成といえる物語です。
キャスト・声優一覧























スタッフ
| シリーズ構成 | 冨岡淳広 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 杉森建 |
| 音楽 | 宮崎慎二 |
| 音響監督 | 三間雅文 |
| OP | 松本梨香「やじるしになって! 2013」 |
| ED | 私立恵比寿中学「サクラ・ゴーラウンド」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初に見たとき、自分がポケモンのどの辺に立っているのか、もう本当にわからなくなっていた。子供の頃にテレビの前で見ていた地点からとっくに何年も歩いていて、「エピソードN」という字面を見た瞬間、思わず「Nって何だ」と口に出した。サブタイトルにアルファベット一文字が入るポケモン、そうそうない。身構えるというより、置いていかれた人間の戸惑いに近かった。それでも見始めたら、白い遺跡を目指すという妙に厳かな道行きと、ポケモンの心の声が聞こえてしまう少年Nの存在感に、いつのまにか引き戻されていた。2回目に見たときに気づいたのは、最初に感じた「迷子」の感覚そのものが、この旅の主題と地続きだったということだ。どこへ向かっているのかわからないまま歩く——それは劇中の誰もが抱えている状態でもある。
ポケモンの声が聞こえる少年が突きつける、「共存」という理想の重さ
このシーズンは、単なる新天地での冒険譚ではない。中村悠一が演じる少年Nという、ひとつの問いそのものみたいなキャラクターを軸に据えたことで、シリーズがずっと当たり前にしてきた前提を静かに揺さぶってくる。ポケモンと人間が一緒に旅をする。捕まえて、連れ歩いて、戦わせる。子供の頃はそれを疑いもしなかったが、Nはその関係に「本当にそれは対等なのか」と刃を入れてくる。ポケモンの心の声が聞こえてしまう彼にとって、人間とポケモンの関係は美談では済まされない。中村悠一の声は、責めるでも諭すでもなく、ただ静かに痛んでいるような響きで、その温度がこのキャラクターを「正論を言う厄介な人」で終わらせない。
ユートピアへ導く真実の扉、という大仰な言葉が出てくるけれど、この作品が面白いのは、そのユートピアを手放しで肯定しないところだ。完全な共存という理想は、裏返せば「人とポケモンを引き離すべきだ」という極論にもなりうる。Nの抱える純粋さは、純粋であるがゆえに危うい。サトシたちが体現する「一緒にいることで分かり合う」という素朴な答えと、Nの掲げる完璧な共存。そのどちらが正しいかを作品は安易に裁定しない。理想が美しいほど、それを現実に下ろしたときの軋みは大きくなる——そういう手触りの話を、子供向けの体裁を保ったまま通してくるのが、地味にすごい。最初に見たときは少年の悲しい背景に目がいったが、見返すほどに、これは「正しさを一つに決められない世界で、それでも誰かと並んで歩けるか」という話だと思うようになった。
特に刺さったシーン
序盤、Nがポケモンの声に耳を傾けるシーンで、思わず手が止まった。中村悠一の芝居が、説明的なセリフを一切「情報」に聞こえさせない。彼が聞いているものをこちらは聞けないのに、その表情の声だけで、何が聞こえているのかが伝わってくる。あの抑えた声量の使い方は、ベテランの仕事だと思う。
そして、こういう重たい主題のあいだに、三木眞一郎のコジロウと林原めぐみのムサシが顔を出すと、空気が一気にほどける。ロケット団の二人は何年経っても声の芯がぶれず、シリアスの隣で平然とコメディをやってのける。この緩急があるから、Nの抱える痛みがちゃんと痛みとして立つのだと、終盤の展開を見ながら腑に落ちた。悠木碧のアイリスと宮野真守のデントの掛け合いも、旅の地面の温度を保っている。重い問いと、それでも笑える日常。その両方を同じ画面に置けるのが、長く続いたシリーズの底力なのだと思う。
読んで見たくなったら——『ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2 エピソードN』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ポケモンを「捕まえて戦わせる」前提ごと一度疑ってみたい人
- 正論キャラの内側にある弱さや痛みを見るのが好きな人
- 中村悠一の、静かに痛んでいるような芝居が好きな人
- 冒険の王道のなかに哲学的な問いが混ざっている話が好きな人
合わない人
- ポケモンには難しい問いを持ち込まず、純粋に旅とバトルだけ楽しみたい人
- シリーズの過去作を踏まえないと置いていかれる感じが苦手な人
- 主人公サイドが明快に「正解」を示してくれないとモヤッとする人
次に見るなら
Nの抱える「理想の重さ」に惹かれたなら、獣の奏者エリンがいい。人間と巨大な生きものの共存という理想を、その危うさごと丁寧に描く話で、純粋さがそのまま刃になる構造が見事に重なる。
旅をしながら世界のいびつさを淡々と見つめる手触りが好きなら、キノの旅。ひとつの正解を押しつけず、訪れた先々で「これは正しいのか」と問い続ける姿勢が、Nの旅と通じる。
そのうえでやっぱりポケモンの冒険そのものを浴びたいなら、ポケットモンスター ダイヤモンド&パールへ。仲間との旅の温度をたっぷり味わってから、また重たい問いに戻ってくるのもいい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2 エピソードN」は、現在ABEMAで視聴することができます。Nとサトシが織りなす物語を、ABEMAのサービス上でじっくり追うことができます。配信状況は変更される場合がありますので、視聴の際は最新の情報をご確認ください。
よくある質問
まとめ
「ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2 エピソードN」は、現在ABEMAで視聴することができます。Nとサトシが織りなす物語を、ABEMAのサービス上でじっくり追うことができます。配信状況は変更される場合がありますので、視聴の際は最新の情報をご確認ください。



