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ポケットモンスターXY
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 93話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | OLM |
サトシとピカチュウはカロス地方の名高いミアレシティに到着し、さらにポケモンを捕まえて最高のポケモントレーナーを目指す旅を続けています。一方、天才発明家のシトロンと妹のユリーカがシティを散策中、サトシに出会い、彼は彼らにバトルを挑みます。しかしチームロケットが襲い掛かり、危険な事件に巻き込まれてしまいます。
作品概要・あらすじ
あらすじ
サトシとピカチュウは、新天地・カロス地方の中心都市ミアレシティへと降り立つ。最高のポケモントレーナーを目指す旅を続けるなか、天才発明家の少年シトロンと、その妹ユリーカに出会い、いきなりポケモンバトルを挑んでいく。しかし喜びも束の間、宿敵チームロケットが姿を現し、三人は危険な事件へと巻き込まれていく。カロスの大地を舞台に、新たな仲間との友情と冒険が幕を開ける。みどころ・魅力
① 新地方・カロスの鮮やかな世界観
フランスをモデルにしたカロス地方は、石畳の街並みや壮大な自然など、これまでのシリーズとは一線を画す洗練された舞台が魅力。映像表現もリニューアルされ、バトルシーンのダイナミックさや街の細部まで作り込まれた風景が視聴者の目を楽しませてくれる。② 個性豊かな新キャラクターたちとの絆
発明好きで不器用なシトロン、元気いっぱいで口が達者なユリーカ、そしてポケモンコーディネーター志望のセレナなど、新仲間たちはそれぞれ明確な夢と個性を持つ。サトシとの出会いを経て成長していく姿が、物語全体の感動的な軸となっている。③ 新要素「メガシンカ」が生み出すバトルの興奮
本作の目玉システム「メガシンカ」は、トレーナーとポケモンの絆が極限まで高まったとき発動する特別な進化。見た目の迫力だけでなく、戦略的な駆け引きも増し、バトルシーンの緊張感と爽快感が格段にアップ。シリーズファンも新規視聴者も楽しめるポイントだ。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| シリーズ構成 | 冨岡淳広 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 杉森建 |
| キャラクターデザイン | 広岡トシヒト |
| 音楽 | 宮崎慎二 |
| 美術監督 | 金村勝義 |
| 音響監督 | 三間雅文 |
| OP | 祐介「V(ボルト)」 |
| OP | 祐介「メガV(ボルト)」 |
| OP | 迫友紀「ゲッタバンバン」 |
| ED | J☆Dee’Z「X海峡Y景色」 |
| ED | J☆Dee’Z「ピースマイル」 |
| ED | 中川翔子「ドリドリ」 |
| ED | リトル・グリー・モンスター「ガオガオ・オールスター」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直、XYに手を伸ばしたのは半ば義務感だった。「サトシがちゃんと強くなるやつ」という評判が回ってきて、それは本当か、と。ポケモンアニメを久しぶりに引っ張り出すにしては薄い動機だと思いつつ、1話を開けたら止まらなかった。カロス地方の絵の質が上がっていること、そしてサトシが以前のシリーズみたいに何度も同じ失敗を繰り返さないことに気づいたのは3話あたり。2周目でわかるのは、序盤からずっとサトシの戦い方に「積み上げ」の気配が漂っているということで、それを最初は意識していなかったのが少し悔しい。
「勝てるサトシ」ではなく、「負けを知っているサトシ」の話
XYを「サトシ最強説」の文脈で語る人は多いが、それは半分しか合っていない。このシリーズが本当にやっているのは、強さの描き方の変換だと思う。従来のサトシは熱意と運で勝つキャラだった。XYのサトシは、自分の敗北を分析して次に活かせるキャラになっている。これは子ども向けアニメとしては結構な方針転換で、「なんとかなる精神」より「どうすればなんとかなるか考える精神」の話になっている。
シトロン役の梶裕貴が演じる発明家の少年がパーティに加わることで、バトルの中に「設計思想」が持ち込まれる。梶裕貴はシトロンを「天才だが自信家ではない」という絶妙なラインで演じていて、発明が失敗したときの狼狽え方に妙なリアリティがある。サトシとシトロンはタイプが違うからこそ、お互いの戦略が噛み合ったときの気持ちよさがある。
一方でチームロケット——林原めぐみのムサシと三木眞一郎のコジロウ——は、XYでも変わらずコミカルに出てくるのだが、このふたりがいることでシリーズに「緩み」が生まれている。緩みは批判されがちだが、ここでは機能していると思う。サトシの成長ラインを毎話維持し続けると視聴者も疲れる。林原めぐみのテンションの上下がいい緩衝材になっていて、三木眞一郎のコジロウは2周目で見ると実は随所で空気を読んでいることがわかる。
三宅健太が演じるサカキは登場頻度は多くないが、出てきたときの存在感の重さはさすがで、組織の格を一声で担保している。大谷育江のピカチュウは言わずもがな、感情のアンカーとして機能していて、ピカチュウが黙って横に座っているだけでサトシの内面が伝わるシーンがXYには多い。
このシリーズで一番驚いたのは、サトシが「諦めない」キャラのまま「考えるキャラ」になれたこと。たいていこのふたつは相性が悪い。考えるキャラは慎重になり、諦めないキャラは無鉄砲になる。XYはその矛盾を力技ではなく積み重ねで解決していて、終盤の展開でそれが一点に収束したとき、「あ、これを描くために序盤があったのか」と気づいた。
特に刺さったシーン
サトシが序盤でシトロンたちとぶつかるバトルシーン、最初に見たときは「お互いをわかり合うための通過儀礼」程度に流してしまった。でも2回目で気づいたのは、ここでサトシが相手の手持ちを観察して判断を修正しているということで、それが以前のサトシとの一番大きな違いだった。バトル中に「考える間」があること。大谷育江のピカチュウが技を出す直前の「ちょっとの溜め」も、この頃から意識的に入るようになっていると思う。
チームロケットが割り込んでくる展開は何度見ても引っかかりがあって、林原めぐみのムサシが啖呵を切るときの声の立ち上がり方は、どこか舞台の女優めいている。息の入れ方が独特で、同じセリフを別の声優が読んでもムサシにはならないだろうと毎回思う。
読んで見たくなったら——『ポケットモンスターXY』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ポケモンアニメを「子どもの頃に見ていた」ではなく「今も追っている」人
- サトシのバトルスタイルが昔より洗練されていることを確認したい人
- 林原めぐみ・三木眞一郎コンビの掛け合いだけで飯が食える人
- 梶裕貴がコメディ寄りのキャラを演じているのを久しぶりに聞きたい人
- 長めのシリーズでも「ちゃんと積み上がっていく感」があれば耐えられる人
合わない人
- 子ども向けフォーマットの外側に出ない作品は最初からしんどい人
- チームロケットのくだりで毎回テンポが落ちると感じる人(それは正しい感覚)
- 話数の多さでそもそも最初の一歩が踏み出せない人
次に見るなら
XYでサトシの「成長する主人公」という側面に興味が出たなら、ポケットモンスター サン&ムーンも続けて見る価値がある。作風はXYより軽くなるが、サトシのキャラとしての変化の連続性を追いたいなら切れない。
冒険×バトル×チームの連帯感という組み合わせが好きなら、デジモンアドベンチャーは外せない。子ども向けアニメの範囲で「キャラクターが追い詰められる展開」をどこまで描けるか、という意味でXYと似た方向性を持っている。
カロス地方の旅の空気感——異文化の街を歩きながらバトルして人と出会う感じ——が気に入ったなら、HUNTER×HUNTER(2011年版)の旅パートを見てほしい。スケールは違うが「移動しながら強くなっていく」という感覚が近い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ポケットモンスターXY』は現在、U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflixの4サービスで配信中で、サブスク加入者はすぐに視聴を始められる。複数のサービスで展開されているため、すでに利用しているサービスからそのままアクセスできるのが嬉しいところ。まずは第1話からカロス地方の冒険に飛び込んでみよう。
