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2014

ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー
★ 3.2 / 5.0アクション冒険コメディドラマファンタジー
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | OLM |
ダイヤモンド鉱国はディアンシーが姫君を務める地下の国で、ココドラたちが平和に暮らしている。国のエネルギー源は聖なるダイヤと呼ばれる巨大なダイヤで、姫のディアンシーのみが生成できる。しかし現在の姫はまだその力を持たず、聖なるダイヤが衰退している状況にある。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
ダイヤモンド鉱国は、地下深くに広がるココドラたちの平和な国。国を支えるエネルギー源は、姫君ディアンシーだけが生み出せる「聖なるダイヤ」ですが、まだ力の未熟な現在の姫のもとで、その輝きは少しずつ衰え始めていました。国の危機を救うため、ディアンシーは生命をつかさどる伝説のポケモン・ゼルネアスの力を求めて旅に出ます。道中で出会ったサトシたちと行動を共にしながら、聖なるダイヤを狙う盗賊たちや、眠りから覚めた破壊のポケモン・イベルタルを巻き込み、姫としての成長と国の未来をかけた大冒険が幕を開けます。みどころ・魅力
① 生命のゼルネアスと破壊のイベルタル、二大伝説の激突
カロス地方を象徴する伝説のポケモン、生命のゼルネアスと破壊のイベルタルが本作で初めて劇場に登場します。聖なるダイヤを巡る騒動が引き金となり、長き眠りから覚めたイベルタルが放つ圧倒的な破壊力は必見です。生命と破壊、対照的な力がぶつかり合う終盤の展開は、シリーズ屈指のスケール感を誇ります。② 宝石の妖精ディアンシーの愛らしさと成長物語
本作のヒロインであるディアンシーは、ダイヤモンドのような輝きをまとった幻のポケモンです。世間知らずで純粋なお姫様が、旅を通して仲間を思いやる心と姫としての覚悟を育てていく姿が丁寧に描かれます。コミカルな仕草とけなげな一生懸命さに、子どもから大人まで心をつかまれるはずです。③ サトシたちXYメンバーと盗賊団が織りなす冒険劇
サトシ、セレナ、シトロン、ユリーカというXYシリーズのおなじみメンバーが勢ぞろいします。聖なるダイヤを狙う個性豊かな盗賊たちとの攻防や、ディアンシーを守ろうとする仲間たちの奮闘がテンポよく展開します。アクションとコメディのバランスが絶妙で、最後まで飽きさせない娯楽作に仕上がっています。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| シリーズ構成 | 冨岡淳広 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 杉森建 |
| 音楽 | 宮崎慎二 |
| 音響監督 | 三間雅文 |
| ED | スキャンダル「夜明けの流星群」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「破壊の繭とディアンシー」ってタイトルの長さに少し身構えた。ポケモン映画はこの頃から、やたら名前が長くなってきた気がする。サブタイトルだけで世界観をぜんぶ説明しきろうとしている感じ。で、軽い気持ちで見始めたら、思ったより画面がきれいで面食らった。地下のダイヤモンド鉱国、宝石のきらめきが背景の隅々まで効いていて、子供向けの体裁でずいぶん手がかかっているなと。ディアンシーという、まだ自分の力を持ちきれていない姫の話なんだけど、最初に見たときは正直「宝探しのお使い映画」くらいに受け取っていた。何度か見返して、ようやくこれが「役割を先に背負わされてしまった子供」の話なんだと気づいた。きらきらした表面のわりに、芯にあるものは少し重い。力が足りないまま玉座に座らされた者の話
ディアンシーは姫だ。けれど、姫としていちばん大事な「聖なるダイヤを生成する力」を、まだ持っていない。国のエネルギー源が静かに衰えていくのを、本人がだれより理解していながら、どうにもできない。この設定がこの映画の背骨だと思う。単なる宝石をめぐる冒険活劇ではなくて、「肩書きが先に来てしまって、中身がまだ追いついていない者」の話なんだ。 子供向けの作品って、ふつうは「努力すれば叶う」を素直に描く。でもこの映画のディアンシーは、努力でどうにかなる手前にいる。生まれ持った役割と、生まれ持っていない実力。そのギャップを埋めるために、外の世界へゼルネアスを探しに出ていく。つまりこれは「足りない自分を抱えたまま、それでも一歩外に出る」物語で、見ようによってはずいぶん残酷な出発点から始まっている。 おもしろいのは、ディアンシーが旅の途中で出会うものが、必ずしも優しくないことだ。彼女の宝石を狙う者がいて、命を司るゼルネアスと破壊を司るイベルタルという、生と死みたいな対極が控えている。姫の成長譚に、世界そのものの生死のスケールが重なってくる。個人の「まだできない」が、いつのまにか世界規模の「生かすか壊すか」とつながっていく構造が、この映画をただのスピンオフ以上のものにしている。 最後にディアンシーが何を手にするのかは見てのお楽しみだけど、そこに至るまでの「力がないことを引き受ける時間」こそが、この作品の本当のテーマだと思っている。できないまま、それでも逃げない。子供向けの皮をかぶって、けっこう骨のあることを言っている。特に刺さったシーン
やっぱり破壊の繭——イベルタルが目覚めていく終盤の展開だ。それまでが宝石のきらめきと、わちゃわちゃした追いかけっこで進んできたぶん、空気が一変する瞬間の落差がきつい。色彩が一気に死んでいくような画面になって、ああ、この映画の「破壊」はちゃんと怖いんだと体で分かる。劇場のスクリーンと音響で浴びたら、子供が泣いてもおかしくないと思った。 声の話をすると、悪役側のニンジャ・ライオットを演じる山寺宏一が、相変わらずどんな役でも芯を一本通してくる。コミカルにもなれるし、本気で不穏にもなれる。あの振れ幅があるから、宝石泥棒のくだりが間延びしない。あとは要所要所で顔を出すロケット団。林原めぐみのムサシは、もう声を聞くだけで安心する域に入っていて、緊張した展開のあいだの呼吸を作ってくれる。ピカチュウの大谷育江、シトロンの梶裕貴も、本編シリーズの空気をそのまま持ち込んでくれるから、映画単体でも「いつものポケモン」として地に足がつく。きらびやかな絵の中に、聞き慣れた声がいる安心感。これが効いている。読んで見たくなったら——『ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ポケモン映画の作画と色彩を、ただ画面として浴びたい人
- メガシンカやXY世代に思い入れがある人
- 「成長の手前で立ち止まっている主人公」に弱い人
- 終盤で一気にスケールが上がる構成が好きな人
合わない人
- 大人向けの重厚な人間ドラマを期待している人
- ポケモンの世界観や種族の固有名詞にまったく興味がない人
- 序盤のコミカルな宝石泥棒パートをかったるく感じてしまう人
次に見るなら
同じXYシリーズの空気をもう少し味わいたいならポケモン・ザ・ムービーXY 光輪の超魔神 フーパ。伝説のポケモンが大量に暴れるスケール感と、いたずら者の成長という軸が、ディアンシーと響き合う。 「力と存在の意味」をもっと重く掘りたいなら、やっぱり原点のミュウツーの逆襲。生まれてきた理由を問う物語として、ディアンシーの「まだ力を持たない姫」というテーマと地続きで見られる。 きらめく映像と一本の旅を浴びたいなら劇場版 ポケットモンスター キミにきめた!。出会いと別れをまっすぐ描いていて、映画館で観る一作としての満足感が近い。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー」は、U-NEXTとDMM TVで配信されており、いずれのサービスでも視聴することができます。動画配信サービスに加入していれば、自宅でいつでもディアンシーの冒険を楽しめます。気になる方は、これらのサービスの配信状況をチェックしてみてください。