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劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕
| 放送年 | 1999年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | OLM |
欲張りな収集家ロレンス三世は伝説のポケモン・ルギアを捕まえたい。そのため火・氷・雷の三神鳥を捕獲する必要がある。この三神鳥は強力で、邪魔されると互いに戦い始め、地球が滅亡してしまう。アッシュ、ミスティ、トレーシーはこの状況に巻き込まれていく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
世界中の珍しいポケモンを集める収集家ロレンス三世は、伝説のポケモン・ルギアを手に入れるという野望を抱いていた。その鍵となるのが、火・氷・雷を司る三鳥ポケモン――ファイヤー、フリーザー、サンダーである。ロレンスが彼らを次々と捕らえたことで自然界の均衡は崩れ、目覚めた三鳥は互いに激突。世界は嵐と異常気象に呑み込まれ、滅亡の危機へと向かっていく。古い言い伝えに登場する「選ばれし者」として巻き込まれたサトシは、仲間のカスミやケンジとともに、暴走する力を鎮めるべく立ち上がる。世界の運命を懸けた壮大な冒険が幕を開ける。
みどころ・魅力
① 伝説のポケモンが織りなすスケールの大きな物語
三鳥ポケモンと海の守り神ルギアという伝説級のポケモンが一堂に会し、自然界の均衡を巡る神話的なドラマが展開される。個々のバトルを超えた「世界の運命」という壮大なテーマが、シリーズ屈指のスケール感を生み出している。
② 選ばれし者としてのサトシの成長
古の伝説に名を連ねる「選ばれし者」として、サトシは恐怖と向き合いながら大きな使命に挑む。一人の少年が世界の危機にどう立ち向かうのか、その勇気と決断が物語の軸となり、観る者の胸を熱くさせる。
③ 映像美と音楽が高める感動
荒れ狂う海と嵐、伝説のポケモンたちの迫力ある描写は劇場版ならではの見応え。物語を彩る楽曲とあいまって、クライマックスへ向かう高揚感と感動を一層引き立てている。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 湯山邦彦 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 杉森建、森本茂樹、藤原基史、にしだあつこ |
| キャラクターデザイン | 一石小百合 |
| 音楽 | 宮崎慎二 |
| 美術監督 | 金村勝義 |
| 音響監督 | 三間雅文 |
| OP | 松本 梨香「ライバル!」 |
| ED | 安室奈美恵「Toi et Moi」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
子供のころ、親に連れられて映画館で見た。正直、最初はピカチュウが動いていればそれでいい、くらいの温度で席に着いた覚えがある。それが、海が荒れて空が割れて、世界そのものが軋み出すあたりで、気づけばすっかり前のめりになっていた。エンドロールで自分が泣いていたことに、隣の親に指摘されて初めて気づいたくらいだ。大人になって見直すと、泣くポイントが当時とまるで違うのもおもしろい。子供のころはルギアの咆哮そのものに反応していたのに、いまは別のところで喉が詰まる。その話は、あとでする。「手に入れたい」が世界を壊しかける——コレクターの業の話
この映画の悪役、ロレンス三世は、世界征服を企んでいるわけじゃない。彼がほしいのは、ただ一体、伝説のポケモン・ルギア。要するにコレクターなのだ。美しいものを、自分の手元に置いておきたい。動機としては笑えるくらい個人的で、笑えないくらい身に覚えがある。 火・氷・雷の三神鳥を檻に入れればルギアが現れる。彼はそう踏んで、まず一体に手をかける。ところが世界というのは、そんなに都合よく一個ずつ取り外せるようにはできていない。一枚の歯車を抜いた瞬間に残りが噛み合わなくなって、海も空も気候も狂い出す。三神鳥は互いに争い、地球そのものが傾き始める。 子供のころは、これを「悪いやつが伝説のポケモンをいじめる話」として見ていた。大人になって見ると、ロレンス三世の気持ちがわかってしまうのがきつい。きれいなものを独り占めしたい——その欲望自体は、棚にフィギュアを並べている自分と地続きだ。違うのは規模と、引き返すタイミングを見誤ったことだけ。 この映画が本当に描いているのは、ポケモンバトルの爽快さじゃないと思う。「一個だけ」のつもりで伸ばした手が、気づけば全体を傾けている——その、取り返しのつかなさの一歩手前の話だ。だから収集家の彼を、単純に憎みきれない。特に刺さったシーン
終盤、荒れ狂う海の上にルギアが姿を現すところ。山寺宏一の声は、言葉をしゃべっているのに明らかに人間じゃないものの響きをしていて、はじめて聞いたときは背筋がぞわっとした。低くて、深くて、海の底から押し上げてくるような声。あれは山寺宏一じゃないと出せない。 そして何より音楽だ。古い伝説をなぞる旋律がオーケストラに乗ってふくらんでいく終盤の展開は、映画館の音響で浴びるために作られているとしか思えない。子供のころ泣いたのは、たぶんストーリーじゃなくてこの音だった。配信で見直しても鳥肌は立つけれど、椅子ごと震えるような低音の塊だけは、スクリーンの前でしか味わえなかった。大谷育江のピカチュウが嵐のなかでサトシを必死に呼ぶ、あの「ピカ」の一音に状況の切迫が全部乗っているのも地味に効く。 脇も良くて、ロケット団も、いつもの調子でちゃんと乱入してくる。林原めぐみのムサシが軽口を叩きながら、いざという場面では体を張る——あの「悪役のはずなのに憎めない」バランスは発明だ。一緒に旅をしているケンジ(関智一)の観察者っぽい落ち着きや、土地に巻き込まれていくミチコ(三石琴乃)の、神話の傍観者だった普通の人が当事者になっていく感じも、見返すほど沁みる。読んで見たくなったら——『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ポケモン世代で、当時の映画館の記憶が手元に残っている人
- バトルより、世界観・神話的なスケール・音楽でまるごと浴びたい人
- 何かを集める・所有することの業に、ちょっと心当たりがある人
合わない人
- 最新作の作画やテンポに慣れていて、1999年の絵作りが古く感じる人
- 主人公がガンガン戦って勝つ、明快なバトル映画を期待している人
- 子供向けアニメに大人の解釈を持ち込むのは野暮、と思う人
次に見るなら
劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲——同じシリーズの一作目。こちらは「作られた命」が自分の存在を問う話で、神話的なスケールと哲学が同居している。ルギア爆誕の、人智を超えたものの気配が好きなら間違いなく刺さる。 劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI——伝説のポケモンと、寂しい子供の願いが絡む一本。スケールの大きさより、ひとりの心の穴に寄り添う作りで、こっちで泣く人も多い。 もののけ姫——ポケモンからは離れるけれど、「人間の欲が自然の天秤を傾ける」というテーマはまっすぐ地続き。ロレンス三世の業に何か感じた人は、こちらの森と神々の話も。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕」は、現在U-NEXTとDMM TVで視聴することができます。どちらのサービスでも配信されているため、普段お使いの環境に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。伝説のポケモンが躍動する名作を、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
「劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕」は、現在U-NEXTとDMM TVで視聴することができます。どちらのサービスでも配信されているため、普段お使いの環境に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。伝説のポケモンが躍動する名作を、ぜひこの機会にチェックしてみてください。