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ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者 デオキシス
| 放送年 | 2004年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | OLM |
サトシと仲間たちはラルースシティを訪れ、4年前の事件でポケモンを恐れる少年トオイと出会う。一方、宇宙から来たポケモン・デオキシスが再び現れ、街を結界で囲み人々を連れ去る。大気圏に住むポケモン・レックウザが戦いに現れる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
サトシたちが訪れたラルースシティは、ポケモンと人が自然に共存する近未来都市。そこで一行は、4年前に隕石とともに現れたデオキシスとレックウザの激突を目撃し、それ以来ポケモンを恐れるようになった少年トオイと出会います。やがて、かつて姿を消したデオキシスがパートナーを探して再び街に飛来。街全体が緑の結界に包まれ、人々が次々と連れ去られていきます。混乱する都市の空に、宿敵レックウザもまた舞い降り、二体の伝説のポケモンによる空中決戦が幕を開けます。トオイは恐怖を乗り越えられるのか――。みどころ・魅力
① 街全体を舞台にしたデオキシス対レックウザの大迫力バトル
高層ビルが立ち並ぶラルースシティを縦横無尽に飛び回り、激突する二体の伝説のポケモン。フォルムチェンジを駆使するデオキシスと、空の王者レックウザの戦いは、劇場版屈指のスケール感で描かれます。立体的なアクション演出は必見です。② ポケモンを恐れる少年・トオイの成長物語
過去のトラウマからポケモンに触れられない少年トオイが、サトシたちとの出会いを通して少しずつ心を開いていく姿が丁寧に描かれます。恐怖と向き合い、一歩を踏み出す彼の姿に、子どもから大人まで胸を打たれます。③ 自然と調和した近未来都市の世界観
ブロックボットが行き交い、ハイテクと緑が共存するラルースシティの描写も大きな見どころ。ポケモンと人と機械が暮らす街が結界に呑み込まれていく様子は、SF的な緊張感とビジュアルの美しさを同時に味わえます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 湯山邦彦 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 杉森建、斎藤むねお、森本茂樹、藤原基史、にしだあつこ、富田愛美、岩下明日香、奥谷順、江尾可奈子、海野隆雄、吉川玲奈、太田敏、吉原宏信 |
| キャラクターデザイン | 松原徳弘、松島賢二 |
| ED | Tommy February6「L・O・V・E・L・Y ~夢見るLOVELY BOY~」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ポケモンの映画って、気づいたらとんでもない本数になっていて、正直どこから手をつければいいのか分からなくなる。デオキシスの回を選んだのは深い理由があったわけじゃなく、宇宙から来たポケモンが街をまるごと結界で囲む、というあらすじの一行に妙に引っかかったからだ。子ども向けの一本だろうと高をくくって再生したら、序盤からラルースシティの作り込みに目を奪われた。動く歩道とガラス張りの建物で構成された未来都市は、2004年の絵とは思えないくらい立体的に動く。最初は軽い気持ちで眺めていたのに、ポケモンを恐れる少年トオイが出てきたあたりから、これは思っていた話と少し違うぞ、と背筋が伸びた。
「ポケモンが怖い」という当たり前の感情を、ど真ん中に置いた話
この作品が面白いのは、ポケモンと暮らすのが当然の世界で、あえて「ポケモンが怖い」少年を主役級に据えたことだと思う。トオイは4年前の事件をきっかけにポケモンを恐れるようになった。サトシたちのように相棒と当たり前に並んで歩く人間からすれば、その恐怖はちょっと想像しづらい。でもよく考えれば、得体の知れない生き物が突然目の前に現れる世界は、本来けっこう怖いはずなのだ。この映画はそこを忘れていない。
デオキシスは宇宙から来た、文字通りの「訪問者」だ。言葉も通じないし、何を考えているのかも分からない。街を覆う結界と、消えていく人々。その不気味さは、トオイが抱えている「分からないものへの恐怖」とちゃんと重なっている。単なる怪獣映画の体裁を借りながら、実は「知らないものとどう向き合うか」という話をしているわけだ。だからクライマックスでトオイが一歩を踏み出す流れは、ご都合主義の勇気ではなく、恐怖を一個ずつ потихоньくほどいていった先の到達点として効いてくる。
個人的に唸ったのは、デオキシスを一方的な悪役にしなかった構成だ。二体のデオキシスが互いを探している、という設定が分かってくると、結界も連れ去りも、見え方がまるで変わる。怖いものの内側にも事情がある——その視点をさらっと差し込んでくるあたりに、ただの娯楽作で終わらせない意地を感じた。
特に刺さったシーン
やっぱり、空の守り神レックウザが大気圏を割って降りてくる場面だ。ここで街の空気が一気に変わる。デオキシスの静かな不気味さに対して、レックウザは縄張りに踏み込まれた獣そのもので、その荒々しさがスクリーンいっぱいに広がると、思わず背もたれから体が離れた。大きな画面と低音で浴びたら、たぶん腹に響くやつだ。
そして忘れちゃいけないのがロケット団。三木眞一郎のコジロウと林原めぐみのムサシは、こういう緊迫した話の中でもしれっと自分たちのペースを崩さない。あの掛け合いが入るたびに肩の力が抜けて、おかげで結界の緊張感も逆に際立つ。大谷育江のピカチュウは相変わらず鳴き声だけで感情の機微を全部伝えてくるし、うえだゆうじのタケシは要所で大人の落ち着きを足してくる。緊張と緩和の配分が、声の時点でちゃんと設計されているのが分かる。
読んで見たくなったら——『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者 デオキシス』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ポケモン本編を通ってきて、サトシたちの声に懐かしさを感じる人
- 怪獣・SF的なスケールの大きいバトルを大画面で浴びたい人
- 「恐怖を乗り越える」というシンプルな芯のある話が好きな人
- 未来都市のデザインや、二体のポケモンの対比構造みたいな細部を味わいたい人
合わない人
- シリーズの予備知識ゼロで、キャラの関係性から入りたい人にはやや不親切
- 複雑な伏線や大人向けの重いドラマを期待している人
- ロケット団のコメディ的な間を「テンポを止める」と感じてしまう人
次に見るなら
恐怖や喪失と向き合う子どもの話として観たなら、劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲へ。こちらは作られた命の側から「存在するとはどういうことか」を突きつけてくる、シリーズの中でも一段重たい一本だ。
未知の来訪者と人間の距離感に惹かれたなら、サマーウォーズがいい。巨大な存在に街ごと巻き込まれていく感覚と、家族や仲間で立ち向かう構図が、デオキシス戦の高揚感と地続きに楽しめる。
そして大気を割って降りてくる獣の畏怖が忘れられないなら、劇場版ポケットモンスター 七夜の願い星 ジラーチを。宇宙的なスケールと、子どもと幻のポケモンの一夏の関係を、しっとりした手触りで描いた作品だ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者 デオキシス」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つの配信サービスで視聴できます。いずれも見放題作品として配信されており、好みのサービスで気軽に楽しめます。ポケモン映画をまとめて見たい方は、シリーズ作品の取り扱いが豊富なこれらのサービスから選ぶのがおすすめです。



















