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ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ
| 放送年 | 2008年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | OLM |
世界の反対側には、逆転世界と呼ばれる謎めいた鏡のような次元が存在する。この独特な空間には伝説のポケモン・ギラティナが住んでおり、やがて伝説のポケモン・ディアルガとの壮大な戦いに巻き込まれる。なぜこの二匹のポケモンが戦うのか?そして逆転世界の秘密とは?一方、サトシと仲間たちは旅を続けている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
私たちが暮らす世界の裏側には、すべてが反転した鏡のような次元「破れた世界(逆転世界)」が存在します。そこを住処とする伝説のポケモン・ギラティナは、時を司るディアルガとの間に因縁を抱えていました。サトシたちは旅の途中、傷ついた幻のポケモン・シェイミと出会います。やがてギラティナとディアルガの激しい戦いに巻き込まれていくサトシたち。逆転世界に隠された秘密、そしてシェイミが見せる「スカイフォルム」への変身――。二つの世界をまたにかけた壮大な物語が幕を開けます。みどころ・魅力
① 上下も重力も反転する「逆転世界」の映像美
本作最大の見どころは、現実世界とは物理法則すら異なる「破れた世界」の幻想的なビジュアルです。空間がねじれ、重力が定まらない異次元を縦横無尽に動き回るギラティナの描写は、シリーズでも屈指のスケール感。劇場ならではの映像表現が物語に没入させてくれます。② 幻のポケモン・シェイミの可愛さと成長
今作のゲストポケモン・シェイミは、ハリネズミのような愛らしいランドフォルムから、俊敏なスカイフォルムへと姿を変えます。わがままだったシェイミがサトシたちとの旅を通じて変化していく姿は、本作の感情的な核。グラシデアの花が舞うクライマックスは必見です。③ ディアルガ参戦で広がる「神話三部作」の世界観
前作『ディアルガVSパルキアVSダークライ』に続く伝説ポケモンたちの物語として、本作はシリーズの神話的世界観をさらに深掘りします。ディアルガとギラティナの対立の背景を知ると、ダイヤモンド&パール世代の物語がより立体的に楽しめる構成になっています。キャスト・声優一覧






















スタッフ
| 原案キャラデザ | 斎藤むねお、森本茂樹、藤原基史、にしだあつこ、渕野大樹、大村祐介、富田愛美、後藤浩之、岩下明日香、奥谷順、江尾可奈子、海野隆雄、外山健吉、吉川玲奈、吉田宏信、八木裕之、吉田絵美 |
|---|---|
| ED | クリスタル・ケイ「One」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルを見て最初に思ったのは、ギラティナもシェイミも両方出すのか、という呆れに近い感心だった。伝説のポケモンを一作に一体だっておつりがくるのに、片方は世界の裏側に住む怒れる存在で、もう片方は手のひらサイズの花の妖精。ジャンルの幅が広すぎて、正直「欲張りすぎでは」と斜に構えて見始めた。ところが序盤、空間がぐにゃりと歪んで逆転世界に引きずり込まれるあたりで、その欲張りには理由があるんだとわかってくる。重さと軽さ、巨大と矮小、その両極を一本のフィルムに同居させること自体がこの映画の設計だった。劇場の暗がりで見ると、その振れ幅にちゃんと酔える。
世界には必ず「裏側」がある——見ないふりをしてきたものへのツケ
この映画の核にあるのは、逆転世界という設定そのものだと思っている。鏡のように現実と接した、もう一つの空間。重力も時間の流れもこちら側とは違う、ねじれた場所。子ども向けの冒険活劇という体裁を取りながら、この作品が静かに突きつけてくるのは「表側で快適に暮らしている裏で、別の何かが歪みを引き受けている」という構造だ。
ギラティナがなぜあれほど怒っているのか。最初に見たときは伝説のポケモン同士の力比べに巻き込まれた被害者くらいの認識だった。でも逆転世界が現実世界の影響をそのまま被る場所なのだと飲み込むと、あの怒りの質が変わって見えてくる。彼は理不尽に暴れているのではなく、自分の世界が外側の都合で壊されていくことに抗っている。そこへ、逆転世界のエネルギーを自分のものにしようとする人間が現れる。便利だから、力になるから、というだけの理由で他人の世界に手を突っ込む——この身勝手さの描き方が、思いのほか容赦ない。
対になるのがシェイミだ。グラシデアの花にまつわる、感謝を運ぶ小さな存在。わがままで生意気で、最初はまるで感謝なんて知らない顔をしている。この映画は、世界の裏側を無視してきた人間の傲慢と、目の前の善意を受け取れない小さな者の幼さを、同じ天秤に乗せている。単なる伝説ポケモンの饗宴ではなく、「自分の外側にあるものへの想像力」を、巨大なスケールと手のひらサイズの両方から描こうとしている。タイトルが欲張りなのは、テーマが欲張りだからだ。
特に刺さったシーン
逆転世界での移動シーンが忘れられない。足場も上下も曖昧な空間を、重力を無視して滑っていく感覚。あれは大きなスクリーンと、腹に響く音響で見てこそのもので、家のモニターで初めて見ていたら半分も伝わらなかったと思う。映像が傾くたびに自分の三半規管まで持っていかれる、あの座席ごと回されるような感じ。劇場で見られる今のうちに、という言い方が誇張じゃない数少ない作品だ。
声の面では、やはり山寺宏一が演じる敵役・ムゲンの存在感が大きい。理知的で、なのにどこか歪んでいる声色。力を支配することに疑問を持たない人間の冷たさを、声だけで成立させてしまう。そしてロケット団。三木眞一郎のコジロウ、林原めぐみのムサシのいつもの掛け合いが入ると、張りつめた空気がふっと緩む。終盤の緊張のなかでこの二人の軽口が効いてくる呼吸は、長年積み上げてきたものでしか出せない。大谷育江のピカチュウのひと鳴きで場の感情が決まる瞬間も、相変わらず信用できる。
読んで見たくなったら——『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ』はAmazonプライムビデオで視聴できる(30日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 伝説のポケモンの設定や世界観の「裏側」をじっくり味わいたい人
- 映像の浮遊感・空間表現を大画面と音響で浴びたい人
- ロケット団のいつもの掛け合いに安心感を覚えるタイプの古参
- 子ども向けの皮をかぶった、わりとシビアなテーマが好きな人
合わない人
- 伝説ポケモンは一作一体、すっきりした構成じゃないと気が散る人
- テレビシリーズの旅の続きをそのまま見たい人(本作は独立した一本)
- 理屈より、わかりやすいバトルの勝ち負けだけを求めている人
次に見るなら
世界の歪みと伝説ポケモンの因縁という流れが気に入ったなら、前作の劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライへ。時空を司る三体がぶつかる構図で、本作と地続きのスケール感が味わえる。
そのまま神話的な大風呂敷に踏み込みたいなら劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へ。本作・前作と緩くつながる三部作の締めで、「世界そのものの成り立ち」まで話が広がる。
ポケモンに限らず「もう一つの世界が現実と接している」感覚が好きなら千と千尋の神隠しもおすすめ。日常の裏側に開いた別世界で、小さな存在が振る舞いを学んでいく筋立ては、シェイミの幼さの描き方とどこか響き合う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ』は、AmazonプライムビデオとNetflixで配信されています。どちらのサービスでも視聴できるため、ご自身が契約しているプラットフォームで気軽に楽しめます。逆転世界の壮大な物語を、ぜひこの機会にチェックしてみてください。



















