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ポケットモンスターベストウイッシュ
| 放送年 | 2010年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 84話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | OLM |
アッシュはピカチュウと共にカント、ジョウト、ホウエン、シンオウから遠く離れたユノーバ地方へ向かう。新しいライバル・トリップと地方の博士ジュニパーに出会った後、ドラゴンで知られた町出身の少女アイリスと、もう一人の仲間と共に旅をすることになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
サトシは相棒のピカチュウとともに、カントー・ジョウト・ホウエン・シンオウから遠く離れた新天地・イッシュ地方へと旅立つ。これまで見たことのない数多くのポケモンが暮らすこの地で、サトシは新たなライバル・シューティーや、ポケモン研究者のアララギ博士と出会う。やがて、ドラゴンタイプの使い手を夢見る元気いっぱいの少女アイリス、そしてポケモンソムリエのデントという二人の仲間と合流し、サトシはイッシュ地方のジム制覇とポケモンリーグ出場を目指して、新たな冒険の旅へと繰り出していく。
みどころ・魅力
① ゼロから始まる新天地・イッシュ地方の冒険
ベストウイッシュは、これまでのシリーズと大きく趣を変え、登場するポケモンをイッシュ地方の新ポケモン中心に一新した意欲作です。ピカチュウ以外はおなじみの顔ぶれを一度リセットし、未知のポケモンとの出会いを新鮮な気持ちで味わえます。シリーズ初心者でも入りやすい、まさに「新しいスタート」と呼べる一作になっています。
② 個性豊かな新パートナー・アイリスとデント
今作でサトシと旅をするのは、ドラゴンマスターを夢見る天真爛漫な少女アイリスと、知的でスマートなポケモンソムリエのデント。元気いっぱいのアイリスと、何かと薀蓄を語るデントの掛け合いはコミカルで、3人のテンポの良いやり取りが旅をいっそう賑やかに彩ります。新コンビの化学反応にも注目です。
③ 迫力を増したバトルと刷新された映像表現
新シリーズとして作画・演出が一新され、ポケモンバトルの迫力や爽快感がさらにパワーアップしています。新ライバル・シューティーとの対決をはじめ、イッシュ地方のジムリーダーたちとの白熱の戦いは見ごたえ十分。テンポの良いバトル描写と新ポケモンの多彩な技の応酬が、アクション作品としての魅力を一段と高めています。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 湯山邦彦 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 冨岡淳広 |
| 原案キャラデザ | 杉森建 |
| 音楽 | 宮崎慎二 |
| 音響監督 | 三間雅文 |
| OP | 松本 梨香「ベストウイッシュ!」 |
| ED | 奥井亜紀「Fanfare of the Heart 「心のファンファーレ」」 |
| ED | ももいろクローバーZ 「ポケモン言えるかな?BW」 |
| ED | つるの剛士「七色アーチ」 |
| ED | ももいろクローバーZ「みてみて☆こっちっち」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ポケモンはずっと横目で追ってきたつもりだったのに、ベストウイッシュだけは記憶がぽっかり抜けている。「サトシが弱くなった」と当時さんざん言われていたのは覚えていて、その評判ありきで見始めた。最初は身構えていた。シンオウ編まで積み上げたサトシが、なぜか新人みたいにピカチュウとつまずいているのを見て、正直「あれ?」と声が出た。でも2回目に通したとき、印象がひっくり返った。これは退化じゃなくて、わざと振り出しに戻している。そう気づいてから、急にこの旅が見やすくなった。
「サトシが弱くなった」の正体——ポケモンが毎回、誰かの最初の一作になるために
当時の炎上ポイントは要するに「経験を積んだはずの主人公が、なぜ初心者みたいに負けるのか」だった。気持ちはわかる。長く追ってきた人間ほど、積み上げたものが無かったことにされると裏切られた気がする。ただ、ベストウイッシュを単なる劣化やテコ入れの失敗として片づけると、この作品が引き受けていたものを見落とす。
ポケモンというシリーズは、構造上ずっと「今6歳の子の、最初の一作」であり続けないといけない。去年までの積み重ねを知らない子どもが、来週はじめて画面の前に座る。その子にとってサトシが完成された強者だったら、入る隙がない。だからイッシュという遠い土地に飛ばし、手持ちを一度手放させ、図鑑をまた埋めるところからやり直す。サトシが弱くなったんじゃなくて、毎年生まれてくる新しい視聴者と目線を合わせるために、わざと膝を折っている。
そう捉え直すと、悠木碧が演じるアイリスの「サトシはまだまだ子供ね」という距離感がやけに効いてくる。これは先輩面じゃなくて、視聴者の代わりにサトシをひとつ後ろから見てくれる役だ。旅のベテランであるはずの主人公を、あえて未熟側に置く。その不自然さこそ、このシリーズが永遠に新規へ門を開け続けるための代償なんだと思う。退化に見えたものは、終わらせないための作法だった。
特に刺さったシーン
序盤、ピカチュウが格下相手に苦戦する展開。リアルタイム勢が荒れたのも納得の場面で、初見の自分も「いやそれは無いだろう」と画面に突っ込んだ。でも大谷育江のピカチュウは、こういう負けの芝居がうまい。勝ち慣れた余裕じゃなく、戸惑いと悔しさがちゃんと声に乗る。あの一鳴きで「ここはやり直しの土地なんだ」と腹に落ちた。
あとはデントが出てくるたびに口元がゆるんだ。宮野真守の、あの妙に芝居がかった——気取っているのに憎めない喋り方。理屈っぽい説明役が宮野の声だと急に楽しい人になる。林原めぐみのムサシも相変わらずで、ロケット団が画面を締めると安心する自分がいた。新しい土地でも、こういう手触りだけは変わらないでいてくれる。
読んで見たくなったら——『ポケットモンスターベストウイッシュ』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- サトシの旅を、強さの記録ではなく「出会い直し」として楽しめる人
- アイリスとデントの新しい三人旅の空気感を、ゼロから味わってみたい人
- 当時の「弱くなった」論争を、今あらためて自分の目で検証したい人
合わない人
- シンオウ編まで積み上げたサトシの強さが、そのまま続くことを期待している人
- 主人公が安定して勝ち続ける、迷いのない展開を求める人
- 過去シリーズの手持ちやキャラとの地続きな繋がりを重視する人
次に見るなら
振り出しに戻る前のサトシをもう一度見たいなら、やっぱりポケットモンスターの無印編。手持ちもライバル関係も全部ここから始まっていて、ベストウイッシュのリセットが何を畳んだのかが逆にくっきり見える。
「毎回が誰かの最初の一作」という作り方をもっと突き詰めた先が見たいならポケットモンスター サン&ムーン。旅じゃなく学校という土台に振り切っていて、シリーズが視聴者に合わせて形を変え続けることがよくわかる。
少年とパートナーが未知の土地でやり直す話として並べるならデジモンアドベンチャーも。相棒との関係を一から築き直す手触りが近くて、イッシュの心細さが好きな人ほど刺さると思う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「ポケットモンスターベストウイッシュ」は、ABEMA・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Netflixの各サービスで視聴できます。複数の主要な配信プラットフォームに対応しているため、ご自身が普段お使いのサービスでそのまま楽しめる可能性が高い作品です。気になった方は、これらのいずれかのサービスでぜひチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
「ポケットモンスターベストウイッシュ」は、ABEMA・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Netflixの各サービスで視聴できます。複数の主要な配信プラットフォームに対応しているため、ご自身が普段お使いのサービスでそのまま楽しめる可能性が高い作品です。気になった方は、これらのいずれかのサービスでぜひチェックしてみてください。