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ベイビーステップ
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 25話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Pierrot |
優等生・丸尾栄一郎は人生に悩み、テニス部に入部する。経験や体力は不足していたが、勉強家の性質を活かし、戦略的なテニスの手法を開発する。相手選手の癖や傾向をノートに記録し、次の動きを予測することで、初心者ながら実力を身につけていく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
優等生の丸尾栄一郎は、何事にも全力で取り組む生真面目な性格。運動不足の解消にと軽い気持ちでテニススクールの体験に参加したことをきっかけに、本格的にテニスを始めることになる。経験も体力も不足していたが、得意の「ノート術」を武器に、相手の打球コースや癖を細かく記録・分析し、戦略を組み立てて少しずつ上達していく。同じスクールに通う鷹崎奈津との出会いも、彼を成長させる原動力に。初心者から一歩ずつ、プロを夢見て階段を上っていく王道のスポーツ物語。
みどころ・魅力
① 「ノート術」で勝つ頭脳派テニス
栄一郎の武器は身体能力ではなく、徹底した観察と記録。相手の打球コースや癖をノートにまとめ、論理的に攻略法を組み立てていく。根性論ではなく「考えるスポーツ」としてのテニスを描く視点が新鮮で、観ているだけで戦術の面白さが伝わってくる。
② リアルで丁寧な成長描写
主人公は最初から強いわけではなく、敗北と反省を繰り返しながら一歩ずつ実力を積み上げていく。誇張の少ない等身大の成長過程が描かれ、努力が結果へと結びついていく過程に強い説得力がある。地に足のついた展開が見どころ。
③ 奈津との爽やかな青春模様
テニスを通じて少しずつ距離を縮めていく栄一郎と奈津の関係も大きな魅力。競技に真剣に打ち込む二人の不器用でまっすぐな恋模様が物語に彩りを添え、思わず応援したくなる青春ストーリーとして楽しめる。
キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | むらた雅彦 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 千葉克彦 |
| キャラクターデザイン | 甲田正行 |
| 音楽 | 吉川洋一郎 |
| 美術監督 | 稲葉邦彦 |
| 音響監督 | 高桑一 |
| OP | 阿部 真央「Believe in yourself」 |
| ED | ベイビーレイズ「ベイビーステップ」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「テニスの絵が地味そう」くらいの偏見で後回しにしていた作品だった。必殺技も飛ばないらしいし、主人公は優等生で、メガネで、ノートを取る——スポーツものの主人公として一番テンションの上がらない属性が、これでもかと揃っている。それで何年も寝かせていた。ところがいざ見始めると、その「地味さ」こそが武器なんだと数話で分かってくる。1回目はストーリーを追うだけで精一杯だったのに、2回目に見直したとき、丸尾のノートの取り方とコート上の判断が一本の線でつながっていることに気づいて、ようやくこの組み立ての細かさにぞっとした。派手じゃない。なのに目を離せない。そういう作品だ。
根性でも才能でもなく、「観察と記録」で勝つテニス
スポーツアニメの主人公はたいてい、才能か情熱のどちらかを持っている。天才肌で世界が違って見えるか、下手でも誰より熱いか——その二択で物語が回る。ベイビーステップの丸尾栄一郎は、そのどちらでもない。彼が持っているのは「真面目に観察して、記録して、次に活かす」という、テストで点を取るのと同じ筋肉だけだ。
この作品が面白いのは、その「優等生の筋肉」がテニスコートでちゃんと武器になると言い切っているところにある。相手の癖をノートに書き、配球の傾向を読み、次の一球を予測する。やっていることは地味で、努力と呼ぶのもためらうくらい当たり前の作業だ。でも丸尾はそれを誰よりも丁寧に、執拗に続ける。
単なる「努力は報われる」物語ではない、と思う。むしろ「努力にもやり方がある」「がむしゃらと、観察に基づいた反復は別物だ」という、もう一歩踏み込んだ話をしている。根性で素振り一万回ではなく、何を直すべきかを特定してから素振りに入る。その手前の「何を直すか」を見抜く目を、この作品はずっと描き続けている。
だから見ているこちらも、いつのまにか自分の仕事や生活の「ノートを取っていない部分」を思い出させられる。タイトルのベイビーステップ——小さな一歩——は、根性論への静かな反論なんだと、2回目でようやく腑に落ちた。
特に刺さったシーン
序盤、丸尾が初めて格上の相手と対戦して、相手の球筋をノートの記述どおりに読み切る場面。あそこで彼が一瞬見せる、勝負師の顔と分析者の顔が同居した表情に、思わず前のめりになった。声でいうと、ヒロインの鷹崎奈津を演じる寿美菜子がいい。プロを本気で目指す子の、まっすぐで容赦のない真剣さを、空回りさせずに出してくる。丸尾の理屈っぽさと奈津の身体性が噛み合う瞬間の会話は、何度聞いても気持ちがいい。
脇を固める声優陣も贅沢で、対戦相手側には櫻井孝宏や羽多野渉、下野紘といった面々が並ぶ。特に細谷佳正が演じる池爽児のような格上を前にしたときの、丸尾の「データはある、でも体がついてこない」という焦りの芝居が細かい。勝てない相手に挑む初心者のリアルな手触りが、声の震え一つから伝わってくる。
読んで見たくなったら——『ベイビーステップ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 必殺技の飛ばない、地に足のついたスポーツものを探している人
- 努力や反復練習を「具体的にどうやるか」まで描いてほしい人
- 主人公が理屈っぽくても気にならない、むしろ好きな人
- 恋愛とスポーツが地続きで進んでいく話が好きな人
合わない人
- 一話目から派手な決め技や爆発的な展開を求める人
- テンポの速い試合演出じゃないと退屈してしまう人
- 主人公の理詰めな独白が長いと感じてしまう人
次に見るなら
おおきく振りかぶってが好きなら、というより逆に、ベイビーステップが刺さったならこっちも合う。データと配球で攻める野球で、気弱な主人公が頭脳で勝負を組み立てていく感触は、丸尾のノートにそのまま通じる。
ピンポン THE ANIMATIONは卓球を題材に、才能と努力の距離を容赦なく描く。絵の手触りは正反対だけれど、「上手くなるとは何か」を真正面から問うところで、ベイビーステップの隣に置きたくなる一本。
風が強く吹いているは、ほぼ素人が箱根を目指す陸上もの。小さな積み重ねで遠くまで行く話が好きなら、丸尾の一歩ずつと確実に響き合うはず。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
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よくある質問
まとめ
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