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ベイビーステップ 2
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| 話数 | 25話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Pierrot |
丸尾栄一郎はアメリカでのトレーニングを開始し、自分はまだ長い道のりがあることに気づく。日々の試合で同僚と対戦することで、自分の弱点を認識する。海外での時間はテニス選手として、そして人間として彼の成長に極めて貴重な経験となる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
データ分析と緻密なノートを武器に急成長を続けてきた丸尾栄一郎(エーちゃん)は、本格的にプロを志し、海外でのトレーニングへと踏み出します。世界レベルの環境に身を置いたエーちゃんは、これまで積み上げてきた努力が通用する場面と、まだ遠く及ばない自分の弱点の両方を突きつけられます。日々の練習や試合で同年代のライバルたちと打ち合う中で、技術だけでなく一人のアスリートとして、そして人間として成長していく姿が描かれます。なつとの距離感も少しずつ変化しながら、エーちゃんは自分だけのテニスを追い求めて前へ進んでいきます。みどころ・魅力
① 「努力の天才」が挑む世界レベルの壁
天性のセンスではなく、観察と分析の積み重ねで強くなるエーちゃん。海外という新たな舞台では、その方法論が通じる手応えと、フィジカルや経験で勝る相手に阻まれる悔しさが交錯します。地に足のついた成長譚としての説得力が、第2期で一段と深まります。② リアルで濃密な試合描写
配球の読み合い、メンタルの揺れ、体力配分まで、テニスの駆け引きを丁寧に描く点が本作最大の魅力です。1ポイントごとに思考が言語化されるため、ルールを知らなくても手に汗握る攻防として楽しめ、観るほどにテニスへの理解も深まっていきます。③ ストイックさの中に光る青春
真面目すぎるエーちゃんと、彼を支えるなつの関係も見どころの一つ。競技に打ち込む日々の中で芽生える感情や仲間との絆が、ハードな練習描写に温度を添えます。スポーツとラブコメ、その両方を地に足のついた筆致で味わえる作品です。キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | むらた雅彦 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 千葉克彦 |
| キャラクターデザイン | 甲田正行 |
| 音楽 | 吉川洋一郎 |
| 美術監督 | 稲葉邦彦 |
| 音響監督 | 高桑一 |
| OP | 阿部真央「Believe in yourself」 |
| ED | Ganbare! Victory「夢のつづき」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「テニス版のスポ根でしょ」と高をくくって見始めたら、まったく違った。主人公の丸尾栄一郎が、対戦相手の癖をノートにびっしり書き取って分析していく。熱血じゃない。むしろ理科の実験みたいに淡々としている。正直、1期を見たときは地味すぎて一度止めかけた。2期でアメリカ編に入って、ようやくこの作品の妙な手触りが分かってきた——派手な必殺技で勝つ話じゃなくて、観察と記録で少しずつ差を詰めていく話なんだと。乗れる人と乗れない人がはっきり分かれるタイプで、俺は正直、そこまで熱中はしなかった側だ。それでも何かが引っかかって、結局2周してしまった。
才能の物語を、あえて選ばなかったテニス
スポーツものの多くは、どこかで「才能」に頼る。隠れた素質、覚醒、土壇場のひらめき。ベイビーステップはそれをほぼ全部捨てている。丸尾栄一郎は天才じゃない。むしろ真面目すぎる優等生で、勝つための方法を、ひたすら観察してノートに書き出すことでしか手に入れられない。相手のフォーム、打球の傾向、コートの風、自分の心拍。地味な情報を積み上げて、いちばん分のいい一手を選ぶ。2期のアメリカ編では、その方法論が世界の壁にぶつかる。今まで通用していた「読んで詰める」やり方が、フィジカルと場数で殴ってくる相手の前であっさり崩される。ここで栄一郎が選ぶのは、根性で気合いを入れ直すことじゃない。崩された理由をまた観察し直して、ノートを書き換えることだ。この愚直さが、この作品の芯だと思う。単なる努力礼賛じゃなくて、「努力の中身を分解して、もう一度なぞれる形にする」話なんだ。気合いは次に持ち越せないが、観察と記録は持ち越せる。だから栄一郎の成長には妙な説得力がある。その代わり、見ていて派手なカタルシスは少ない。一発逆転の絶叫を期待すると、きれいに肩透かしを食う。でも、自分が何かを地道に練習している人間には、ふいに刺さる瞬間がある。俺はそこまでのめり込めなかったけれど、この「もう一度なぞれることへの執着」だけは、ちょっと尊敬している。
特に刺さったシーン
印象に残ったのは、序盤の海外練習で格上に手も足も出ない一連の場面だ。細谷佳正が演じる池爽児のような国内の強敵もいいけれど、2期で効いてくるのは花江夏樹が声を当てるラメス・クリシュナとの絡みのほう。言葉も文化も違う環境で、栄一郎が必死にノートを取ろうとして、それでも観察が追いつかない。あの「間に合わない」焦りの表情が地味にうまい。声優陣も大袈裟に叫ばず、息の上がり方や、ラリーの合間の呼吸でキャラを立ててくる。終盤に近づくあたりで、栄一郎が一度自分のやり方を疑いかけて、それでも結局またペンを握るとき、思わず「お前、そこは変えないのか」と画面に呟いてしまった。劇的な逆転じゃない。でも、変えないことが強さになる瞬間って確かにあるよな、と思わされた。
読んで見たくなったら——『ベイビーステップ 2』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- いま何かを地道に練習している最中の人(楽器でも受験でも筋トレでも仕事のスキルでも)
- 「才能より方法論」を信じたいタイプ
- スポーツものの派手な必殺技や絶叫が、ちょっと苦手な人
- 観察・分析・積み上げの過程そのものを味わえる人
合わない人
- 一話ごとに分かりやすい盛り上がりが欲しい人
- テンポの速い試合展開を求める人
- 主人公の劇的な覚醒や才能の開花を見たい人
- 恋愛パートにもう少し甘さや進展を期待する人
次に見るなら
おおきく振りかぶって——データと配球で投げ勝つ野球。栄一郎のノート気質が刺さったなら、相手を読んで一球を選ぶこの作品の理屈っぽさも合うはず。
ボールルームへようこそ——競技ダンスの観察と反復。派手さより「上達していく過程」をじっくり描くところが、ベイビーステップと地続きになっている。
ちはやふる——競技かるたの世界。ここで佐々木姫子を演じた瀬戸麻沙美が、あちらでは主人公の千早を演じている。努力と分析と、ほんの少しの恋愛。そのバランス感がよく似ている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ベイビーステップ 2」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つのサービスで視聴できます。アニメ専門のdアニメストアをはじめ、見放題作品が豊富なU-NEXTやHulu、コスパに優れたDMM TVと選択肢が揃っているため、ご自身の利用スタイルに合ったサービスで楽しめます。第1期から続けて一気に観たい方にもおすすめの環境が整っています。


