この音とまれ!2

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2019この音とまれ!2

この音とまれ!2

★ 4.2 / 5.0ドラマ音楽ラブコメ日常系
放送年2019年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作漫画
制作Platinum Vision

琴部は関東地域音楽祭での不振という厳しい現実に直面する。失望の中でも、彼らは技術を磨き続け、次の目標に向かって進むことを決意する。挫折を乗り越え、さらなる高みを目指す琴部の成長の物語が展開していく。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

全国大会を目指して挑んだ関東地域音楽祭。しかし結果は思うように振るわず、琴部のメンバーたちは厳しい現実と向き合うことになる。それでも部長・久遠時雨をはじめとする部員たちは諦めず、それぞれの弱点と真剣に向き合いながら演奏の腕を磨き続ける。仲間との絆を深め、新たな目標に向かって歩み出す彼らの姿を描いた青春音楽ドラマの第2期。

みどころ・魅力

① 挫折からの再起――折れない心が生む成長

地域音楽祭での悔しい結果を受け、各キャラクターが自分自身の課題と向き合う場面が丁寧に描かれる。技術面だけでなく、精神的な成熟も含めた「本当の成長」が物語の軸となっており、スポーツアニメに近い熱量で視聴者を引き込む。

② 箏の生演奏を再現したリアルな音楽表現

劇中で披露される箏の演奏シーンは、作画・音響ともに高いクオリティで仕上げられている。実際の楽曲制作にも力が入っており、アニメを通じて箏という楽器の美しさや奥深さを自然に体感できる点が本作最大の魅力のひとつ。

③ キャラクター同士の関係性とラブコメ要素

時雨と来栖瑞希を中心とした恋愛模様や、部員たちの友情・ライバル関係が丁寧に掘り下げられる。音楽への情熱と青春の感情が交差する繊細な人間ドラマは、音楽もの・恋愛ものどちらが目的の視聴者にも刺さる構成となっている。

キャスト・声優一覧

久遠愛
久遠愛
メイン
›
内田雄馬
鳳月さとわ
鳳月さとわ
メイン
›
種﨑敦美
水原光太
水原光太
メイン
›
井口祐一
来栖妃呂
来栖妃呂
メイン
›
松本沙羅
滝浪涼香
滝浪涼香
メイン
›
浪川大輔
足立実康
足立実康
メイン
›
石谷春貴
倉田武蔵
倉田武蔵
メイン
›
榎木淳弥
堺通孝
堺通孝
メイン
›
古川慎
倉田武流
倉田武流
サブ
›
花江夏樹
高岡哲生
高岡哲生
サブ
›
細谷佳正
鳳月千春
鳳月千春
サブ
›
魏涼子
神崎澪
神崎澪
サブ
›
蒼井翔太

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スタッフ

監督水野竜馬
シリーズ構成久尾歩
キャラクターデザイン山中純子
音楽羽岡佳
音響監督高桑一
OP蒼井翔太「Harmony」
ED蒼井翔太「Rainbow」
ED内田雄馬「Tone」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

1期は毎週追ってた。琴という楽器がアニメの主役になる作品なんてほぼないから、物珍しさで見始めたら、いつの間にか琴の音色に引きずり込まれていた。ところが2期は放送当時にうまくタイミングが合わなくて、「あとで見る」リストに入れたまま数年が経過した。

改めて通しで見たとき、1期の記憶が戻ってくる感覚が妙によかった。キャラクターたちの関係性がどこで止まっていたか、体が覚えているような感じ。2周目に入ってから気づいたのは、音楽シーンの演出が1期より格段に密度を増していること。演奏中のキャラクターの表情カット一枚一枚に、1期では描ききれなかった感情が乗っている。

「うまくなること」ではなく、「なぜ弾くか」を見つける話

この作品を音楽青春ものとして消費しようとすると、ちょっとずれる。技術の向上や大会での結果も描かれるが、2期が本当に掘り下げているのは「自分は何のために楽器を弾くのか」という問いだ。

関東地域音楽祭で思うような結果が出ない。あれだけ練習して、あれだけ本気でぶつかって、それでも届かない。この「届かなかった」という経験を、作品はきちんと痛いまま描く。慰めに走らない。「悔しいけど次がある」という着地点を急がない。その時間の引き延ばし方が丁寧で、だから挫折の後の立ち直りにも重みが出る。

種﨑敦美が演じる鳳月さとわは、2期で大きく変わる。1期では「厳しく指導する天才」という役割が強かったが、2期では彼女自身の揺れが前に出る。「弾けること」を当然のものとして持っていた人間が、それを「なぜ弾くのか」と問われたとき、うまく答えられない。種﨑の声が、この揺れを技巧的に表現するのではなく、もっと素朴な不安として出してくる場面がある。そこが2期のさとわを1期とは別のキャラクターにしている。

内田雄馬演じる久遠愛は、チームのムードをつなぐ存在として機能しているが、単なる「明るいやつ」で終わらない。1期で彼がどういう場所から琴部に来たかを覚えていると、2期での彼の「続ける理由」が別の重さで聞こえる。内田雄馬の演技は声の柔らかさの中に芯を混ぜてくるので、感情の爆発より静かな確信の場面の方が刺さった。

細谷佳正の高岡哲生は、教師でも先輩でも恋愛対象でもある複数の役割を同時に担わされている難しいキャラクターだが、細谷は「この人は言葉を選んでいる」という感覚を声で出してくる。言い過ぎず、でも届かせる距離感。音楽顧問としての立ち位置が、2期では特に機能していた。

特に刺さったシーン

終盤の演奏シーンで、音が出る直前の静寂が長く取られているカットがある。琴という楽器の特性上、弦に触れる前の構えに全員の意識が集中する瞬間がある。そこを映像として見せることが、この作品の演出の巧さだと思う。「うまく弾けるかどうか」ではなく「今ここで弾く」という決意が、静止した画面から伝わってくる。

浪川大輔演じる滝浪涼香が、序盤で感情を崩す場面。浪川は「大人の余裕が崩れる瞬間」を演じると凄みが出る人で、この場面でも普段の声のトーンとの落差が効いていた。2回目に見ると、その崩れ方が伏線になっていることがわかって、思わず巻き戻した。

花江夏樹の倉田武流は、出てくるだけで空気が変わる。花江の声は存在感の密度が高いので、画面の端に映るだけで「このキャラクターは今何を考えているか」が気になってしまう。2期での武流の動きは、1期より内側に向いていて、そのトーンの変化を花江がちゃんと乗せていた。

読んで見たくなったら——『この音とまれ!2』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 1期を見ている人(必須ではないが、2期の重みは1期の記憶で倍になる)
  • 部活・音楽・創作を通じて「なぜやるのか」を問われた経験がある人
  • 演奏シーンの音と映像の合わせ方にこだわりたい人
  • 種﨑敦美・内田雄馬のファン(この二人の芝居が2期の核になっている)
  • 大会・コンクール系の青春ものが好きだが、勝ちよりも過程を重視する人

合わない人

  • 1期を見ていない状態で2期から入ろうとしている人(関係性の理解が前提)
  • 展開のテンポを重視する人(感情の処理に時間をかける作品なので、早送りしたくなるかもしれない)
  • 恋愛パートが中心になることを期待している人(恋愛は描かれるが、メインは音楽と人間関係の話)

次に見るなら

四月は君の嘘——ピアノという楽器を通じて「なぜ弾くか」を問い続ける作品。音楽と感情の結びつきをアニメとしてどう表現するかという点で、この音とまれ!と問題意識が近い。こちらは感情の振れ幅がより大きく、消耗するかもしれないが刺さったなら間違いなく見る価値がある。

響け!ユーフォニアム——吹奏楽部が舞台の部活青春もの。「うまくなること」と「なぜやるのか」が同時に問われる構造は共通している。こちらは集団の中の人間関係の描き方が精緻で、1クール見ると登場人物の関係図が頭に入ってくる作り。

ましろのおと——三味線という、これもまた珍しい和楽器を主役に据えた作品。伝統楽器と現代の若者というテーマの近さ、「才能を持って生まれた人間の苦悩」という共通点でこの音とまれ!ファンには刺さりやすい。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『この音とまれ!2』はdアニメストア、Amazonプライムビデオ、Huluで視聴可能です。主要な配信サービスで配信中のため、普段使いのサービスからすぐに視聴を始められます。第1期から続けて一気見するのにも適した環境が整っています。

よくある質問

Q. 第1期を見ていなくても楽しめますか?
A. キャラクターや人間関係の背景を理解するためにも、第1期からの視聴を強くおすすめします。第2期は第1期の続きから始まるため、先に第1期を見ておくと物語の感動が格段に深まります。
Q. 全何話ですか?
A. 第2期は全13話構成です。2019年10月から12月にかけて放送されました。第1期(全13話)と合わせて計26話で一区切りとなります。
Q. 原作漫画との違いはありますか?
A. アニメ版は原作の流れに比較的忠実です。ただし尺の都合で省略されたエピソードもあるため、より深く楽しみたい方は週刊少年ジャンプ掲載の原作漫画も合わせて読むことをおすすめします。
Q. 続きのアニメ(第3期)はありますか?
A. 2026年5月時点で第3期のアニメ化は発表されていません。原作漫画は完結済みのため、続きが気になる方は漫画で楽しむことができます。

まとめ

『この音とまれ!2』はdアニメストア、Amazonプライムビデオ、Huluで視聴可能です。主要な配信サービスで配信中のため、普段使いのサービスからすぐに視聴を始められます。第1期から続けて一気見するのにも適した環境が整っています。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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