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王様ランキング 勇気の宝箱
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 10話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | WIT STUDIO |
耳が聞こえず話せない王子ボッジと、親友カゲの冒険を描いたTVアニメ「王様ランキング」の続編です。本作「勇気の宝箱」では、ボッジやカゲ、そして彼らの周りに集った仲間たちの、これまで語られなかった知られざる“勇気の物語”が描かれます。ボッジたちの成長や、新たな困難に立ち向かう姿が描かれる物語です。
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配信状況まとめ
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
作品概要・あらすじ
あらすじ
耳が聞こえず言葉を持たない王子ボッジと、親友のカゲ。TVアニメ「王様ランキング」の続編となる本作では、ボッジやカゲをはじめ、彼らを取り巻く仲間たちの”これまで語られなかった物語”が描かれます。本編では描き切れなかったエピソードを通じて、それぞれが抱える恐れや弱さと向き合いながら、どのように勇気を手にしていったのかが明かされていきます。小さくとも確かな”勇気の宝箱”を探す旅が、新たな感動をもたらす作品です。みどころ・魅力
① 本編では語られなかったキャラクターたちの”もうひとつの物語”
ボッジやカゲだけでなく、脇を固めるキャラクターたちにもしっかりとスポットが当たるのが本作の大きな特徴です。本編では描く余裕がなかったエピソードが丁寧に掘り下げられており、知っているキャラクターをまったく新しい視点で見直せる構成になっています。② 弱さと向き合い、勇気を選ぶ人間ドラマ
「王様ランキング」の核心にあるのは、強さではなく”勇気”というテーマです。本作でも、恐れや挫折を抱えたキャラクターたちがそれでも前へ踏み出す姿が丁寧に描かれます。大人も子どもも胸を打たれる、普遍的な感動が詰まった物語です。③ WIT STUDIOによる繊細で温かみのある映像美
独特のタッチで描かれるキャラクターデザインと、WIT STUDIOの手による豊かな表情描写・滑らかなアクションは本作でも健在です。静かな場面の空気感から迫力あるバトルシーンまで、映像そのものが物語の感情を増幅させる仕上がりになっています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 八田洋介 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 岸本卓 |
| キャラクターデザイン | 野崎温子 |
| 音楽 | |
| 美術監督 | 金子雄司 |
| 音響監督 | 蝦名恭範 |
| OP | PEOPLE 1「GOLD」 |
| ED | Aimer「あてもなく」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・考察
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「外伝か」と思ったのが正直なところだ。本編の『王様ランキング』は2021年秋アニメで、あの独特の絵柄と世界観にじわじわやられた口なので、続編というより補完作品という立ち位置に最初は身構えた。本筋が好きすぎると外伝に期待しすぎて「なんか違う」になることが多い、というオタク的なトラウマがあって。
でも蓋を開けてみると、これが想定よりずっと丁寧な作りだった。村瀬歩のカゲが出てきた瞬間に「あ、帰ってきた」という感覚がある。2回目を見たとき気づいたのは、本編で背景として流れていたキャラクターたちの「その前」と「その後」が、外伝という形式だからこそ自由に描けている点で、むしろ本編より人物の掘り下げがしやすい構造になっているということ。スピンオフが本編の副読本ではなく、独立した感情の回路として機能しているのは珍しい。
「勇気」は才能じゃなく、怖くても踏み出す選択の話だ
タイトルに「勇気の宝箱」と入っているのに、そこまで直接的に「勇気とは何か」を説教してこないのがこの作品の賢いところだと思う。本編のボッジが耳の聞こえない王子として描かれていたのと同様、「弱さの中で踏み出す」というテーマが外伝でも一貫している。ただ本編が王位継承という大きな縦軸の中でそれを描いていたのに対し、勇気の宝箱はもっと個人単位の話が多い。デスパー、カゲ、ドーマス、ホクロ、ベビン——それぞれが「なぜそうなったのか」という出自の話を持っていて、その一つひとつが短編として完結している。
櫻井孝宏のデスパーは、こういう「過去を抱えた大人の男」を演じさせると本当に空気の密度が変わる。声に芯があるのに、どこかに罅が入っているような音の出し方をする。上田燿司のベビンも同様で、この人の声は「誠実さの裏にある葛藤」を乗せるのがうまい。外伝というフォーマットは尺が短い分、声優の演技密度で全体の印象が大きく変わるのだが、この作品はキャスティングが機能している。
「勇気」という言葉は安売りすると嘘くさくなる。この作品が避けているのは、勇気を「才能あるものが持つもの」として描くことで、むしろ怖くて、迷って、それでも動いた人間の話として積み上げている。本編でボッジに伝わっていた「勇気の形」が、実はこういう人たちの積み重ねの上にあったのだという逆算がきれいに決まると、本編を見た人間には余計に刺さる構造になっている。外伝だから本編を知っていることが前提で、でも知らなくても話自体は完結している、という難しいバランスをWIT STUDIOが崩さずに出してきたのはさすがだと思った。
特に刺さったシーン
カゲのエピソードで、村瀬歩の演技が明確に「本編より前の時間軸のカゲ」になっているのを感じた瞬間がある。本編を2回以上見ていると、カゲがボッジに対してとる態度の「始まり」がここにあると分かる台詞があって、そこで声のトーンが微妙に若い——というか、まだ丸くなっていない。村瀬歩はこの役を長く演じているはずなのに、時間軸の差をちゃんと出してくる。
江口拓也のドーマスは、どちらかというと重量感のある役柄で、声の質感がキャラクターの体格と合っているのが面白い。山下大輝のホクロは声の明るさが絵柄と喧嘩せず、短い出番でも印象に残る。この作品は作画の線が独特で——本編から継続しているあの「シンプルだけど温度がある絵」——それが外伝でも崩れていないのが安心感につながっている。序盤の戦闘シーンで、あの絵柄なのに動きが止まらない瞬間があって、2回目に見たとき改めて「こういうとこちゃんとやるな」と思った。
読んで見たくなったら——『王様ランキング 勇気の宝箱』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編『王様ランキング』を見た人——前提知識があると全体の解像度が上がる
- キャラクターの「背景」や「その前」が気になるタイプ。外伝はそこが主軸
- 短編アンソロジー的な構成が好きな人。1話完結に近い話が多いので入りやすい
- WIT STUDIOの作画仕事を追っている人
- 声優の演技で世界観を補完するタイプの視聴者
合わない人
- 本編を見ていない人には文脈が薄い。順番としては本編が先
- 縦軸のドラマが好きな人には物足りないかもしれない。外伝なので大きな話の転換はない
- 「答え」が明確に出る話を求めている人。余白を楽しむ作品なので
次に見るなら
王様ランキング(本編)を未見なら迷わずこちらから。外伝の前に本編を1周しておくと、勇気の宝箱のキャラクターたちに持てる感情量がまるで違う。あの独特の絵柄と世界観に馴染むには本編の積み重ねが必要で、そちらも全話通して見る価値がある。
「弱い主人公が積み重ねで強くなる」「世界観の作り込みで世界に引き込まれる」という感覚が好きならメイドインアビスも合う。こちらはより暗い方向に振り切れているが、「弱さの中の強さ」というテーマの重なりがある。ファンタジーの中で人間の倫理を問う構造が似ている。
外伝・スピンオフ形式の短編アンソロジーとして楽しんだならSPY×FAMILYの外伝エピソード群も近い感触がある。本筋とは別の切り口でキャラクターを掘り下げる構造で、本編があることで短編が倍に面白くなるという体験が重なる。
よくある質問
まとめ
「王様ランキング 勇気の宝箱」は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+と、主要な動画配信サービスのほぼすべてで視聴可能です。お気に入りのサービスからすぐに視聴をはじめられる環境が整っているため、本編「王様ランキング」と合わせて一気に楽しむのもおすすめです。


