※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

サクラダリセット
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | David Production |
時間をリセットする能力は究極の力に思えるが、リセット前に何が起きるのか忘れてしまえば、何を変えるべきか知ることができない。美空陽葵はこの矛盾に直面していたが、リセットされたタイムラインでも全てを記憶している浅井圭と組むことになる。しかし、そこには謎の猫も関わってくるのだ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
咲良田は、住民の約半数が特別な「能力」を持って暮らす町。能力者を管理する組織の奉仕クラブに所属する浅井ケイは、一度見聞きしたことを決して忘れない記憶保持の力を持つ少年です。彼が手を組むのは、最大3日前まで時間を巻き戻す「リセット」の能力を持つ少女・春埼美空。リセットすれば世界はやり直せますが、巻き戻した本人すら何が起きたのかを忘れてしまう——その矛盾を埋めるのが、すべてを覚えているケイの存在でした。二人は能力にまつわる依頼や事件に向き合いながら、やがて町そのものに隠された大きな謎へと近づいていきます。静かで知的なSFミステリーが、丁寧な会話とともに描かれます。
みどころ・魅力
① 「記憶」×「リセット」の唯一無二のタッグ
記憶を保持するケイと、時間を巻き戻せる美空。本来なら消えてしまう”やり直し”も、すべてを覚えているケイがいることで初めて意味を持ちます。能力の組み合わせがそのまま物語の論理になっており、まるで頭脳戦のような緻密な展開を生み出している点が大きな魅力です。
② 積み上げられた伏線とミステリー
日常的な依頼の裏に、町全体を揺るがす大きな真実が静かに潜んでいます。何気ない会話や小さな出来事が後の展開へと繋がっていき、見終わったあとに何度も見返したくなる構成。SF設定を活かした知的なサスペンスが、物語に緊張感を与えています。
③ 言葉と感情を丁寧に描く会話劇
派手なアクションではなく、登場人物たちの対話と心情の機微で物語が進んでいきます。能力をめぐる選択が、「人を救うとは何か」「記憶とは何か」という問いへと深まっていく展開は見応え十分。原作の繊細な世界観を映像でじっくり味わえます。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 川面真也 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 高山カツヒコ |
| 原作 | 河野裕 |
| 原案キャラデザ | 椎名優 |
| キャラクターデザイン | 下谷智之 |
| 音楽 | |
| 美術監督 | 海野有希 |
| 音響監督 | 亀山俊樹 |
| OP | 牧野由依「Reset ~Acoustic Version~」 |
| OP | 牧野由依「Reset」 |
| OP | ウィーバー「だから僕は僕を手放す」 |
| ED | ジ・オーラル・シガレッツ「トナリアウ」 |
| ED | 牧野由依「Colors of Happiness」 |
| ED | ウィーバー「だから僕は僕を手放す」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「時間を巻き戻せる能力者の話」くらいの軽い気持ちで再生して、開始三話あたりで設定の多さに軽く溺れた。リセット、記憶の保持、能力の貸し借り、管理局——情報のほとんどが派手な事件じゃなく、淡々とした会話の形で積み上がっていく。正直、一度目はメモを取りたくなったし、何度か巻き戻して見直した。それでも切る気にはならなかったのが自分でも不思議で、二度目に通して見たとき、序盤のあの噛み合わない会話が後半でちゃんと効いてくるのに気づいた。とっつきは、はっきり言って悪い。でも嫌いになれない。そういう作品だった。「やり直せる力」は、なぜそのまま救いにならないのか
この作品をひとことで「タイムリープもの」と片づけると、たぶん一番おいしいところを取りこぼす。咲良田の能力は確かに便利だ。最大三日まで世界を巻き戻せる春埼美空がいて、リセットしても記憶だけは消えない浅井ケイがいる。理屈の上では、失敗しても、誰かが傷ついても、巻き戻して「なかったこと」にできる。万能に思える。けれど物語が一貫して突きつけてくるのは、巻き戻せる力は、それ単体では何も救わないという冷たい事実のほうだ。リセットすれば、ふつうはその前の出来事を誰も覚えていない。何が起きたか忘れてしまえば、何を変えるべきかも分からない。だから春埼の力はケイの記憶とセットでしか意味を持たない。覚えている人間がいて初めて、やり直しは「選び直し」になる。 ここがこの作品の芯だと思う。失われたものを取り戻すことと、なかったことにすることは、似ているようでまるで違う。咲良田の住人たちは能力で何でも巻き戻せるはずなのに、誰もが「忘れたくない」「この約束だけは残したい」と願ってしまう。便利な力を持った世界で、人がわざわざ記憶や約束に縛られにいく——その不器用さこそが、この物語がずっと描こうとしているものだ。万能の力を手にした人間が、最後に手放したくないと思うのが「覚えていること」だというのは、考えてみればずいぶん皮肉で、そして優しい結論だと思う。特に刺さったシーン
やっぱり相麻菫をめぐる一連の流れだ。未来が視える彼女が、自分の選択の重さを淡々と引き受けていく終盤の展開で、思わず画面を一時停止した。悠木碧の声が、感情を張り上げるのではなく、ぎりぎりまで抑えたまま芯だけを通してくる演技で、その抑制がかえって効く。そして春埼美空。花澤香菜が、表情の薄いこのキャラを「冷たい」ではなく「言葉が足りないだけ」の人として演じているのが見事で、ぽつりと落とす短いセリフに何度かやられた。受け手の浅井ケイを演じる石川界人も、賢しらに語りすぎず、考え込む“間”で芝居をしていて、この三人の会話の温度がこの作品の生命線だと改めて思った。派手な見せ場じゃなく、声の置き方だけで気持ちを動かしてくるタイプの作品だ。読んで見たくなったら——『サクラダリセット』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 設定を会話でじっくり組み上げていく、台詞中心の物語が好きな人
- 能力バトルより「その力で人はどう変わるか」に興味がある人
- 抑えた声の芝居や“間”の演出から感情を読み取るのが好きな人
- 一度で分からなくても、二度目で伏線が回収される快感を待てる人
合わない人
- テンポよく事件が動く、わかりやすい展開を求めている人
- 設定説明の多い序盤を「退屈」と感じてしまう人
- 能力ものに派手なアクションやカタルシスを期待している人
次に見るなら
やり直しの力で「誰かを救う」ことの重さに惹かれたなら、僕だけがいない街がおすすめ。過去に戻れる主人公が、巻き戻しの代償と向き合いながら一つの結末を選び取っていく、静かな緊張感のあるミステリーだ。 世界をやり直す力と、それを覚えている者の孤独に痺れたなら、シュタインズ・ゲートを。時間をいじることの代償と、忘れられない記憶の痛みを、咲良田とは別の角度から描き切っている。 淡々とした会話と、感情がにじむ“間”の演出が好きだったなら、凪のあすからもいい。能力ものではないけれど、言葉足らずな人たちが少しずつ気持ちを手渡していく温度感が、この作品とよく似ている。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『サクラダリセット』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信されています。いずれかのサービスに加入していれば追加料金なしで視聴できる作品です。じっくり練られたSFミステリーを楽しみたい方は、対応している配信サービスでチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
『サクラダリセット』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信されています。いずれかのサービスに加入していれば追加料金なしで視聴できる作品です。じっくり練られたSFミステリーを楽しみたい方は、対応している配信サービスでチェックしてみてください。
