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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション
| 放送年 | 2024年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 18話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Production +h |
謎の宇宙人母船が世界を脅かす中、親友の小山門戸と中川鬼譚は高校生活を送る。成長するにつれ、二人は実存的な問題に直面し、大人になることの複雑さを学ぶ。真の脅威は上からではなく、別のところにあることに気付く。
作品概要・あらすじ
あらすじ
東京上空に巨大な宇宙人の母船が現れてから3年。世界の終わりが囁かれる非日常がすっかり「日常」になった街で、親友の小山門戸と中川鬼譚は変わらず高校生活を送っています。授業やおしゃべり、ちょっとした恋の悩みといった他愛のない毎日の裏で、母船をめぐる大人たちの思惑や社会の歪みは静かに進行していきます。やがて成長するにつれ、二人は大人になることの複雑さと、漠然とした不安の正体に向き合うことになります。本当の脅威は頭上の宇宙人ではなく、もっと別の場所にあるのかもしれない――終末と青春が同居する、浅野いにお原作の異色作です。
みどころ・魅力
① 終末×日常という唯一無二の世界観
頭上に宇宙人の母船が浮かぶ非常事態が、いつしか当たり前の風景になった世界。SF的な終末設定でありながら、描かれるのは女子高生たちの何気ない会話や放課後の時間です。非日常と日常が地続きに同居する独特の空気感が、本作最大の魅力と言えます。
② 浅野いにお作品ならではの心理描写
原作は『ソラニン』などで知られる浅野いにお。思春期特有の不安や息苦しさ、大人になることへの戸惑いが、登場人物たちの細やかな表情やモノローグを通して丁寧に描かれます。共感とほろ苦さが入り混じる感情の機微が見どころです。
③ 伏線が絡み合う群像劇としての奥行き
門戸と鬼譚の青春劇に加え、母船をめぐる政府や報道、周囲の大人たちの動きが多層的に進行します。コメディタッチの日常の裏に社会風刺や不穏な伏線が散りばめられ、物語が進むほどに「本当の脅威」の輪郭が見えてくる構成も秀逸です。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 黒川智之 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 吉田玲子 |
| キャラクターデザイン | 伊東伸高 |
| 音楽 | 山口由馬、梅林太郎、犬養奏 |
| 美術監督 | 西村美香 |
| 音響監督 | 高寺たけし |
| OP | ano, Lilas Ikuta「SHINSEKAIより」 |
| ED | 生野(いくの) feat. いくた(リラス)「絶絶絶絶対聖域」 |
| ED | 生田梨沙 feat. ano「青春謳歌」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は、浅野いにおのあのざらついた線がそのまま動くところだけ見られればいい、くらいの軽い気持ちで劇場に入った。色がついて、声を持って、街の上にでかい母船が浮かんだまま動き出す。それだけで元は取れたと思っていた。 ところが見終わってしばらく頭から離れなかったのは、宇宙人でも侵略でもなかった。門出とおんたんが放課後にだらだら喋っている、あの何でもない時間のほうだった。一回目は「日常と侵略が同じ画面に収まってる」絵面の気持ちよさで見ていたのに、二回目に気づいたのは、その日常のほうが先に削れていくということ。最初の印象がきれいに裏返る作品は、そう多くない。脅威は空の上じゃなく、地続きのところから来るという話
この作品は、空に浮かぶ宇宙人の母船をめぐるSFの顔をしているけれど、見ているうちに、本当に怖いのはそこじゃないとわかってくる。母船は何年も浮かんだまま、いつのまにか街の風景の一部になっている。人類は侵略されているはずなのに、コンビニは開いているし、高校生は進路を心配しているし、テレビは特番を流しては飽きていく。非常事態がただの日常になってしまう、その慣れの気持ち悪さをこれほど丁寧に描いた作品を、私は他に知らない。 そして真の脅威は、空の上ではなく地続きのところにある。宇宙人をどう扱うかをめぐって動き出す大人たち、政府、空気そのもの——「上から降ってくる災害」より「隣にいる人間が正しさを握ったときの暴走」のほうが、よほど取り返しがつかない。そういう視点でこの話は組み立てられている。単なる終末SFではなく、災害そのものより、災害に乗っかって人が何をするかを描いた話なんだと思う。 個人的には、これは「大人になる」という言葉の裏側を見せられた気がした。子どもの頃に終わると思っていた世界は終わらず、ただ自分のほうが、見て見ぬふりの仕方を覚えて大人になっていく。母船を見上げなくなった登場人物の背中が、いちばんSFで、いちばん怖い。特に刺さったシーン
派手な侵略の画より、放課後の友達同士のどうでもいい会話のほうが刺さった。栗原キホを演じる種﨑敦美の、強がりと不安が同じ声に混ざっている芝居がいい。終盤のある場面で、声の温度がほんの少しだけ下がる瞬間があって、そこで思わず画面を止めた。言葉は普通のことを言っているのに、もう前と同じ場所には戻れないことが、声だけでわかってしまう。 須丸光の大西沙織、大葉圭太の入野自由、三浦太郎の河西健吾——主要キャストの掛け合いが、本当にその辺にいる高校生の喋りとして転がっていくのも気持ちいい。誰も「重要な台詞」を喋っているふうに喋らない。そして、おんたんが溺愛するイソベやんに杉田智和が当てられているのが、この作品のユーモアの全部を象徴している気がする。世界が終わりかけているのに、好きなキャラのことで盛り上がる。その軽さがあるから、重さが効く。読んで見たくなったら——『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 浅野いにおの漫画の、あのざらついた空気感が好きな人
- 非常事態の「派手な瞬間」より、それに慣れていく日常のほうを見たい人
- 友達との何でもない会話に、なぜか泣けてしまう人
合わない人
- 宇宙人との明快なバトルや、すっきりした決着を期待している人
- 群像劇の情報量や、時系列が飛ぶ語り口が苦手な人
- 後味のはっきりした救いがほしい人
次に見るなら
少女終末旅行が好きなら、というかこの順番でいい。終わってしまった世界で、それでも飯を食べて喋って眠る二人の話。デデデデの「日常のほうが愛しい」という感覚が、そのまま静かに伸びていく。 SONNY BOYもおすすめ。高校生たちが理不尽な状況に放り込まれて実存的にもがく、配信寄りの一本。説明を省いて観客を信じる語り口と、思春期の手触りがかなり近い。 人間のほうが怖い、という視点が刺さったなら寄生獣 セイの格率。脅威がすぐ隣の日常に紛れ込んでいる構図が地続きで、見比べると面白い。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』は、U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluの4つのサービスで配信されており、いずれの環境でも視聴可能です。複数のサービスで取り扱いがあるため、すでに加入しているサービスでそのまま楽しめる点も嬉しいポイントです。終末と青春が交差する独特の世界観を、ぜひお好みの配信サービスでチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』は、U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluの4つのサービスで配信されており、いずれの環境でも視聴可能です。複数のサービスで取り扱いがあるため、すでに加入しているサービスでそのまま楽しめる点も嬉しいポイントです。終末と青春が交差する独特の世界観を、ぜひお好みの配信サービスでチェックしてみてください。