SPY×FAMILY 第2クール

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2022SPY×FAMILY 第2クール

SPY×FAMILY 第2クール

★ 4.0 / 5.0アクションコメディ日常系超自然
放送年2022年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作漫画
制作WIT STUDIO

スパイファミリーの後半。エデン学園に無事入学したアーニャにより、オペレーション・ストリックスは第二段階へ進む。オスタニア政治家ドノヴァン・デズモンドを調査するため、アーニャは彼の息子ダミアンと友達になるか、8つのステラスターを集めて皇帝学者になる必要がある。幸いにもアーニャは既に1つ目のスターを獲得していた。祝いとして、養父ロイドが…

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

エデン校への入学を果たしたアーニャ・フォージャーは、養父ロイドが秘密裏に進める「オペレーション・ストリックス」の第二段階へと歩みを進める。標的ドノヴァン・デズモンドに近づくには、その息子ダミアンと友人になるか、名誉称号「ステラスター」を8つ集めて皇帝学者の座を目指すかの二択。既に1つ目のスターを手にしたアーニャを祝うロイドの姿に、家族としての絆が芽生えていく。スパイとしての任務と、本物の家族への変容が交差する後半戦。

みどころ・魅力

① アーニャのエデン校奮闘——学園コメディの真骨頂

ステラスター獲得を目指すアーニャの学園生活は、テスト・スポーツ大会・課外活動と舞台を変えながら笑いを届ける。心を読む能力を持ちながら成績は並み以下というギャップが生み出すコメディは、前半より一層磨きがかかっており、子供らしい全力奮闘に思わず応援したくなる。

② ヨルの単独アクション——圧倒的な殺し屋描写

客船を舞台にしたヨルのサブエピソードでは、これまで家庭内での不器用な一面が中心だった彼女の「暗殺者」としての素顔が全開になる。原作ファン待望のアクションシーンが丁寧にアニメ化されており、日常回とのギャップが際立つ見応えある展開となっている。

③ ロイドとアーニャの父娘関係の深化

任務のために始まった擬似家族が、回を重ねるごとに本物の温度を帯びていく。特にアーニャの奮闘を陰ながら支えるロイドの描写は、スパイとしての仮面の奥に確かな情愛が宿っていることを示し、シリーズ全体のテーマである「偽りから生まれる本物」を静かに体現している。

キャスト・声優一覧

ロイド・フォージャー
ロイド・フォージャー
メイン
›
江口拓也
ヨル・フォージャー
ヨル・フォージャー
メイン
›
早見沙織
アーニャ・フォージャー
アーニャ・フォージャー
メイン
›
種﨑敦美
ベッキー・ブラックベル
ベッキー・ブラックベル
サブ
›
加藤英美里
ダミアン・デズモンド
ダミアン・デズモンド
サブ
›
藤原夏海
ユーリ・ブライア
ユーリ・ブライア
サブ
›
小野賢章
シルヴィア・シャーウッド
シルヴィア・シャーウッド
サブ
›
甲斐田裕子
フランキー・フランクリン
フランキー・フランクリン
サブ
›
吉野裕行
ボンド
ボンド
サブ
›
松田健一郎
ヘンリー・ヘンダーソン
ヘンリー・ヘンダーソン
サブ
›
山路和弘
フィオナ・フロスト
フィオナ・フロスト
サブ
›
佐倉綾音
キース・ケプラー
キース・ケプラー
サブ
›
高橋広樹

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スタッフ

監督古橋一浩
キャラクターデザイン嶋田和晃
美術監督薄井久代
音響監督はたしょうじ
OPバンプ・オブ・チキン「SOUVENIR」
ED山「色彩」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

1クール目が終わった時点で「アーニャが可愛いアニメ」以外の感想をほぼ持っていなかった。それで十分だと思っていたし、実際そのつもりで2クールも見始めた。スパイ物として見ると肩透かしで、日常系として見ると少しテンポが遅い。でも不思議と手が止まらない。2周目を見て気づいたのは、このアニメが「何かを成し遂げる話」ではなく「何かを保ち続ける話」であることで、その静けさが逆に効いていた。毎話きっちり笑えて、きっちり少しだけ胸に刺さる。そういう精度の高さをリアルタイムでは見逃していた。

嘘をつき続けることで、本当になっていく話

スパイファミリーを「偽物の家族が本物になる感動作」と紹介されると少し違うと感じる。2クールを見終わって思ったのは、このアニメはそんなに甘くない、ということだ。

ロイドはミッションのために家族を演じている。ヨルは正体を隠すために妻を演じている。アーニャだけが全部知っていて、でも何も言えなくて、ひとりで「家族ごっこ」を本気で守ろうとしている。この非対称な構図が2クール内でもずっと続く。誰かが「本当の家族になりたい」と明言するシーンは来ない。来ないのに、見ている側はどんどんこの3人の関係が本物に見えてくる。

フィオナ・フロスト編がいい例だ。佐倉綾音が演じるフィオナは、ロイドへの感情を完全に制御しながら、それでも滲み出る執着を静かな声で表現していて、1周目は「ライバルキャラ」としか見えなかった。でも2周目は違う。フィオナというキャラクターの存在が、ロイドがヨルとアーニャを「ただのカバー」として扱いきれていないことを浮かび上がらせる鏡として機能していることに気づく。

ヨル役の早見沙織は、強さと不器用さを同居させるのが本当にうまい。殺し屋としての凄みと、料理が壊滅的で表情の読めない母親としての可笑しさを、同じ声のトーンで行き来する。誇張しない。だからこそ笑えるし、笑ったあとに少し申し訳なくなる。

アーニャの読心能力は物語上の便利装置ではなく、このテーマを貫くための核だと思っている。全部知っているのに全部知らないふりをして、それでも「家族」であることに必死なアーニャを、種﨑敦美は表情豊かに、でも決してうるさくなく演じている。2クールで一番覚えているのは、大声で笑うアーニャでも泣くアーニャでもなく、何かをじっと考えているときの、あの間だ。

特に刺さったシーン

テニスの試合の回が想定外によかった。スポーツ描写としてではなく、ヨルが「妻」として何かを証明しようとする回として見ると、早見沙織の息の荒れ方と気合いの声が妙に切実で、少し笑いながら目が離せなくなった。

ユーリが登場するたびに吉野裕行の芝居が楽しくて、ブラザコン的な歪みをコメディとして着地させつつ、ふとした瞬間に義兄への猜疑心を滲ませる細かさがある。小野賢章のユーリも同系統で、キャラとして笑えるのに、国家保安局員としてのラインを踏み外さない。この2人が絡む場面は毎回画面の情報量が多い。

それと、アーニャがステラを目指してもがく場面群。勉強が苦手で、それでもやめない。種﨑敦美の「ふんぬ」とか「はぅ」とかの擬音じみた演技は記号的なのに記号に感じない。あれは技術だと思う。

読んで見たくなったら——『SPY×FAMILY 第2クール』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 1話完結に近い構成で、疲れているときに見られるアニメを探している人
  • キャラクターの「可愛さ」を声優の演技込みで楽しめる人
  • スパイものに過剰な期待を持っていない人(アクションは添え物程度)
  • 「何も解決しないが、ちゃんと面白い」という温度感が好きな人

合わない人

  • 1クール目から続く伏線の回収や、物語の大きな進展を期待している人
  • 毎話似たような構造(ミッション発生→アーニャが空回り→なんとかなる)にすぐ飽きる人
  • スパイ・諜報戦の緊張感を軸にしたシリアスな展開を求めている人

次に見るなら

「日常の中で役割を演じながら少しずつ距離が縮まる」という構造が好きなら、かぐや様は告らせたいがある。スパイファミリーよりずっとゲーム的な構図だが、キャラクターが「素」を出せない事情を抱えたまま関係性を深めていく面白さは近い。コメディとしての精度も高い。

早見沙織のファンであればヴァイオレット・エヴァーガーデンは避けて通れない。感情を持ちながら感情の表し方を知らないキャラクターを演じさせると、この人は特別だと改めて思わせてくれる。スパイファミリーのヨルとは真逆の方向性で、同じ声がここまで違う場所に届く。

アクションと日常の混在する空気感ならばダンダダンも合う。テンポが早く、キャラクターの感情が直接的で、「とにかく次を見たくなる」という引力がある。スパイファミリーより少し騒がしいが、その分エネルギーで押し切ってくる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
『SPY×FAMILY 第2クール』は、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Netflix・Hulu・Disney+の主要サービスで広く配信中です。サブスクを利用している方であればほぼいずれかで視聴可能な環境が整っており、第1クールから続けて一気見するのにも最適な状況です。各サービスで第1クールとまとめて配信されているケースも多いため、まだ第1クールを観ていない方も安心してイッキ見できます。

よくある質問

Q. 第2クールから見ても楽しめますか?
A. キャラクターの設定や人間関係を把握するために、第1クールからの視聴を強くおすすめします。エデン校入学やフォージャー家の成り立ちなど、第2クールを楽しむうえで必要な背景が第1クールで描かれています。
Q. 第2クールは何話構成ですか?
A. 第2クールは全13話構成です。第1クールの全12話と合わせてシーズン1は計25話となっており、その後にシーズン2(第3クール・第4クール)が放送されています。
Q. 原作マンガとのストーリーの違いはありますか?
A. 基本的には原作に忠実なアニメ化となっています。アニメオリジナルの短編エピソードが一部挿入されていますが、原作の大筋を損なうものではなく、原作ファンにも受け入れられている内容です。
Q. 子供と一緒に見られる内容ですか?
A. ファミリー向けのコメディ要素が中心で、基本的には親子で楽しめる作品です。ただし暗殺・スパイといったテーマや一部のアクション描写があるため、視聴対象は小学生以上を想定するとよいでしょう。

まとめ

『SPY×FAMILY 第2クール』は、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Netflix・Hulu・Disney+の主要サービスで広く配信中です。サブスクを利用している方であればほぼいずれかで視聴可能な環境が整っており、第1クールから続けて一気見するのにも最適な状況です。各サービスで第1クールとまとめて配信されているケースも多いため、まだ第1クールを観ていない方も安心してイッキ見できます。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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