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デュラララ!!
| 放送年 | 2010年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Brain’s Base |
池袋を舞台に、都市伝説として語られる首のない黒い騎士「黒い乗り手」がバイクで走るという噂がある。田舎から出てきた竜ヶ峰ミカドは、都会の刺激的な生活に憧れており、幼馴染からの誘いで池袋へ。そこで彼は次々と奇妙な事件や謎めいた人物たちに巻き込まれていく。
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配信状況まとめ
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
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| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
作品概要・あらすじ
あらすじ
東京・池袋を舞台に、「首なしライダー」と呼ばれる都市伝説の黒い騎士が夜の街を疾走するという噂が広まっていた。田舎育ちの竜ヶ峰帝人は、幼馴染の紀田正臣に誘われ上京。憧れの都会生活を送り始めるが、池袋では色鮮やかな個性を持つ人物たちが複雑に絡み合い、やがて帝人自身も街の謎と秘密の渦に引き込まれていく。情報屋、不良グループ、そして人外の存在まで交差する、池袋の裏と表を描く群像劇。みどころ・魅力
① 複数の視点が交差する群像劇の構成
一つの出来事を複数のキャラクターの視点から描く多視点構成が最大の特徴。帝人・正臣・セルティ・折原臨也・平和島静雄など個性的な登場人物それぞれの「見え方」が積み重なることで、物語の全貌が少しずつ明らかになる構造が視聴者を引きつける。② 都市伝説と現実が溶け合う独特の世界観
首なしライダーのセルティ・ストゥルルソンというアイルランドの妖精「デュラハン」が普通に池袋で暮らしているという設定が斬新。オカルト・超自然要素がリアルな都市生活と自然に融合しており、日常と非日常の境界が曖昧な独特の空気感が生まれている。③ 魅力的なキャラクターとその関係性の変化
「人の不幸を愛する」情報屋・折原臨也と、規格外の怪力を持つ平和島静雄の因縁をはじめ、キャラクター同士の関係が物語の進展とともに動き続ける。それぞれが一筋縄ではいかない動機と背景を持ち、誰が味方で誰が敵かという構図が常に揺れ動く点が面白い。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 大森貴弘 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 高木登 |
| 原作 | 成田良悟 |
| 原案キャラデザ | ヤスダスズヒト |
| キャラクターデザイン | 岸田隆宏 |
| 音楽 | 吉森信 |
| 美術監督 | 伊藤聖 |
| 音響監督 | 大森貴弘 |
| OP | ルーキース・イズ・パンクト 「裏切りの夕焼け; Sunset of Betrayal」 |
| OP | シアター・ブルック「コンプリケイション」 |
| ED | 坂本「Trust Me」 |
| ED | 松下優也「Butterfly」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・考察
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「池袋が舞台で、首なしライダーが出てくる」という情報だけで見始めた。2010年当時、深夜アニメの雰囲気はいまと全然ちがって、この手の「都市×群像劇」はまだ珍しかった。第1話、沢城みゆきが声を当てるセルティが黒いバイクで夜の池袋を疾走するシーンで、あ、これは本気でやってるやつだ、と思った。
最初に見たときは正直、登場人物の多さに追いつくのが精一杯だった。誰が誰と繋がっていて、何を隠しているのか。それが2周目になると、ぜんぶ意図的に仕掛けられた構造だとわかる。序盤の何気ない会話が後半の伏線になっていて、「あの台詞はそういうことか」と気づくたびに少し腹が立つ——いい意味で。
「繋がっていること」を誰も知らないまま、池袋は動いている
デュラララ!!を一言で言うなら、「情報と噂が人を操る話」だと思っている。ただ、それだと表面しか掬えない。
この作品が本当に描いているのは、繋がりを渇望する人間が、自分の渇望に気づかないまま誰かと繋がってしまう構造だ。田舎から出てきた竜ヶ峰ミカドは「刺激的な日常」を求めて池袋に来る。ヘッドレスライダーのセルティは自分の「頭」を探し続ける。岸谷新羅(福山潤)は一人の人間への偏執的な愛情だけで動いている。平和島静雄(小野大輔)は自分の力を持て余しながら、誰かに壊されることを待っているような顔をしている。
彼らは全員、何かが欠けている。そしてその欠けた部分が、他の誰かの欠けた部分とぴったり噛み合って、池袋という街の生態系が成立している。
2周目以降で気づいたのは、この作品の「語り手」の設計が異常に巧妙だということ。各話ごとに語り手が変わり、同じ出来事が別の視点から再解釈される。あるキャラクターにとっての「偶然の出会い」が、別のキャラクターにとっては「仕込んだ罠」だったりする。視聴者だけが全体を見えていて、でも全体を見えているせいで「誰も悪くない」ことに気づいてしまう。
園原杏里役の花澤香菜の演技が特に機能していると思うのは、このあたりだ。彼女のキャラクターは「普通の女の子」として機能しているように見えて、実は物語の歪みの震源地に近い場所にいる。花澤の声の質感——あの少しだけ空洞のある透明さ——が、キャラクターの「普通っぽさ」と「実は深淵に近い場所にいる」という二面性を同時に表現している。
単純なアクション作品でも、単純な青春群像劇でもない。「繋がり」という概念を、憧れとして、恐怖として、呪いとして、同時に描ける作品は多くない。
特に刺さったシーン
終盤、カラー組の内部が崩壊していく過程で、ミカドが選択を迫られるくだり。あそこで感じた「あ、この子はずっとこれがしたかったんだ」という、ちょっと怖い納得感は他の作品では味わえない。
もうひとつは、新羅がセルティに向けて気持ちを語るシーン。福山潤の演技は「愛情が重い男」をやらせると本当に唯一無二で、あの台詞は字面だけ読むと引くのに、声がつくことで「この人はこれしか持っていないんだな」という哀れさと誠実さが同時に成立する。沢城みゆきが声でセルティの「無言」を表現するのも面白くて、字幕で感情を表すというキャラクター設計の面白さを、演技が補強している。
中村悠一が演じる門田京平が画面に出てくるたびに、「この人が一番まずい」というピリつきがあって、それは台詞よりも声のトーンが先に警告を出している。ああいう演技はあまり言語化されないけど、作品全体の緊張感の設計に深く関わっている。
読んで見たくなったら——『デュラララ!!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 群像劇が好きで、登場人物が多くても整理しながら見られる人
- 「街が主人公」みたいな作品が好きな人(都市と人間の相互作用に興味がある)
- 2周以上見ることに抵抗がない人——1周目と2周目で別の作品になる
- 声優の演技の質感から情報を読み取るのが好きな人
合わない人
- 1話ごとに起承転結を求める人。序盤は特に「で、何の話?」となりやすい
- 主人公が一人いてその視点で完結する話が好きな人
- 暴力描写や人間関係の歪みが苦手な人。池袋の裏側はそれなりに暗い
- 全話一気見しないと構造が追えないので、週1話ずつゆっくり見たい人には向かない
次に見るなら
デュラララ!!の「群像劇×超常×都市」という組み合わせが好きなら、同じ原作者(成田良悟)のバッカーノ!は絶対に見てほしい。禁酒法時代のアメリカを舞台に、不死者と列車強盗と錬金術師が絡み合う。語り口の癖の強さはデュラララ!!以上で、時系列がシャッフルされているのに不思議と整合する。
カラー組のような「帰属と裏切り」のテーマが刺さったならデッドマン・ワンダーランドも候補に入る。閉鎖空間の中で人間が持つ残酷さと優しさが同居する作風で、デュラララ!!の「誰も完全な悪ではない」という感触と似た後味がある。
もう少し静かな方向で「情報と噂が人を動かす」という主題に興味があるなら電脳コイル。子どもが主人公だが、都市とテクノロジーと都市伝説が交差する構造はデュラララ!!と地続きの問いを持っている。
よくある質問
まとめ
『デュラララ!!』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信中です。いずれも見放題プランで視聴可能なため、好みのサービスをすでに契約している方はすぐに視聴を始められます。続編にあたる『デュラララ!!×2』も合わせてチェックしてみてください。









