ハイキュー!! TO THE TOP

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2020ハイキュー!! TO THE TOP

ハイキュー!! TO THE TOP

★ 4.2 / 5.0コメディドラマスポーツ
放送年2020年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作漫画
制作Production I.G

烏野高校バレーボール部は、宮城県春大会予選での激しい戦いを経て、ついに全国大会への出場を決めた。全国大会準備中、影山は全日本ユース強化合宿への招待を受ける。同時にツキシマも1年生対象の特別ルーキー選抜合宿への招待を受ける。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

宮城県春大会予選を勝ち抜いた烏野高校バレーボール部は、ついに全国高校バレーボール選手権大会(インターハイ)への出場権を手にした。全国の舞台に向けて準備を進める中、影山飛雄は全日本ユース強化合宿への招待を受け、同期の月島蛍も1年生対象の特別ルーキー選抜合宿へ招かれる。それぞれが別々の環境で高みを目指すなか、烏野は全国トップレベルのチームと初めて激突することになる。

みどころ・魅力

① 影山・月島それぞれの”別成長”ルート

チームを離れ、各自の合宿でライバルたちと切磋琢磨する描写は新鮮。全日本ユース合宿では影山が初めて「自分のセットが通じない」壁にぶつかり、エース不在の烏野では残ったメンバーが自律的に進化していく。二つの視点が交互に描かれる構成が緊張感を高める。

② 全国レベルのチームとの初対決

インターハイ本戦では稲荷崎高校をはじめとした強豪校が登場し、これまでとはスケールの異なる攻防が展開される。スピード・駆け引き・フォーメーションの複雑さが増し、バレーボールの戦術的な面白さがより深く描かれている。試合の熱量はシリーズ屈指。

③ キャラクターの内面と成長が丁寧に描かれる

試合シーンだけでなく、各キャラクターが抱える葛藤や焦り、仲間への複雑な感情が丹念に掘り下げられる。特に日向翔陽が「自分の居場所」を問い直す場面は、スポーツアニメの枠を超えた感動を与える。

キャスト・声優一覧

影山飛雄
影山飛雄
メイン
›
石川界人
日向翔陽
日向翔陽
メイン
›
村瀬歩
山口忠
山口忠
サブ
›
斉藤壮馬
西谷夕
西谷夕
サブ
›
岡本信彦
佐久早聖臣
佐久早聖臣
サブ
›
鳥海浩輔
天童覚
天童覚
サブ
›
木村昴
越後栄
越後栄
サブ
›
石毛翔弥
青根高伸
青根高伸
サブ
›
松川裕輝
孤爪研磨
孤爪研磨
サブ
›
梶裕貴
赤葦京治
赤葦京治
サブ
›
逢坂良太
当間義友
当間義友
サブ
›
井上宝
理石平介
理石平介
サブ
›

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スタッフ

監督佐藤雅子
シリーズ構成岸本卓
キャラクターデザイン岸田隆宏
音楽林ゆうき、橘麻美
美術監督立田一郎
音響監督菊田浩巳
OPバーンアウト・シンドロームズ「PHOENIX」
EDチコ ウィズ ハニーワークス「決戦スピリット」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

シーズン1が終わった頃、まわりがうるさかったので仕方なく見始めた。正直なところ、バレーボールというスポーツへの思い入れがほぼゼロだったので、「まあ見るか」くらいの温度感だった。それが2話目あたりから妙に止まらなくなって、気づいたら深夜3時にいた。

TO THE TOPは、そのシリーズを何周かしてから見た。1回目は「烏野が全国に向けて準備する話」として普通に楽しんだ。2回目で気づいたのは、このシーズンが意外と「烏野の話ではない」ということ。影山が別の場所に行き、月島が別の場所に行き、それぞれ外の世界にさらされる。個人が個人として何かを突きつけられる構造で、シリーズの中でもかなり内向きなシーズンだと思う。

才能の上限を知ったやつが、それでもコートに立つ理由を決めなおす話

スポーツアニメを「努力が報われる物語」として語ることは簡単だ。でもハイキューがずっと続けてきたのは、才能の差を「ないことにしない」という作業だと思っている。TO THE TOPはその部分が一番はっきり出ているシーズンで、それがこのシーズンを好きな理由でもある。

影山飛雄が全日本ユース強化合宿に呼ばれる。石川界人が演じる影山は、普段の烏野にいるときとは微妙に違う空気を出している。エリートたちの中に置かれたとき、彼の「当たり前」が当たり前でなくなる瞬間がある。同時に、村瀬歩演じる日向翔陽は別の合宿で、才能という意味では自分より明らかに上の選手たちを目の当たりにする。

鳥海浩輔が声を当てる佐久早聖臣という選手が出てくる。「できて当然」という空気感をそのまま体現したようなキャラクターで、日向や月島の横に並ぶと、彼らが何を「選んで」コートにいるのかが際立ってくる。岡本信彦演じる西谷みたいに、才能の種類が違う選手がチームにいることの意味も、このシーズンでじわじわ見えてくる。

梶裕貴が演じる孤爪研磨はこのシーズンではまだ背景にいるが、ハイキューという作品全体が「バレーを好きじゃないかもしれないやつ」を丁寧に扱ってきた文脈を考えると、TO THE TOPで描かれていることの地続き感がある。才能があっても動機がない選手と、才能が足りなくても動機がある選手が並んだとき、スポーツアニメはどちらを肯定するのか。

ハイキューの答えは「どちらも」で、でもそれを甘く描かない。TO THE TOPで各自が経験することは、解決ではなく「問い直し」に近い。コートに立つ理由を、もう一度自分の言葉で決めなおす作業。地味で静かな話だけど、それがこのシーズンの核だと思っている。

特に刺さったシーン

月島の、あの「切り替わる瞬間」。ルーキー合宿の中盤で、月島が何かをはっきり「選んだ」と分かるシーンがある。セリフよりも間と表情で語るタイプの演出で、1回目は「あそこで何かが変わった」と漠然と感じるだけだった。2回目に見たとき、そこに至るまでの会話の積み重ねがどれだけ丁寧に置かれていたかに気づいて、少し悔しかった。見落としていたというより、1回目では受け取れる準備ができていなかった。

石川界人の影山の声が、合宿パートで微妙に変わっている。烏野にいるときの影山と、エリートたちに囲まれているときの影山とでは、声の置き方がわずかに違う。意識して聞かないと気づかないくらいの差だけど、確実にある。2回目で気づいてからは、合宿パートを見るたびにそこが気になって仕方なくなった。細かいところに全部ちゃんと意図がある。

読んで見たくなったら——『ハイキュー!! TO THE TOP』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • シーズン1から順番に見てきた人(前提知識なしだと人間関係の重みが伝わらない)
  • 試合よりも「試合前の話」に惹かれる人
  • 合宿もの・訓練パートが好きな人
  • 月島聡というキャラクターに何かを感じてきた人(このシーズンは月島にとって転換点)
  • スポーツアニメで「動機」や「なぜやるのか」を掘り下げるタイプの話が好きな人

合わない人

  • 試合シーンのテンポとカタルシスを期待している人(TO THE TOPは準備と内面の話が中心)
  • シリーズをいきなりここから見る人(そもそも誰が誰か分からない)
  • 「早く全国大会が見たい」という気持ちが強い人(このシーズンはその手前で終わる)

次に見るなら

チームスポーツの中で「個人がどう変わるか」に焦点を当てた作りが好きなら、ダイヤのAが近い。野球の試合よりも、投手がマウンドで何を考えているかを追う時間が長くて、技術と心理の両方を丁寧に描く。合宿パートの密度も高い。

「外の世界を見て認識が変わる」という構造に惹かれたなら、アオアシも重なる。セレクションという場で主人公が自分の見方をつくりかえていく話で、ハイキューのユース合宿パートに近いテンションがある。サッカーの戦術描写も細かくて、オタク的な見方をしやすい作品。

少し違うジャンルになるが、ハイキュー!!のシーズン1から見直すのも普通に正解。TO THE TOPを見た後に戻ると、序盤の各キャラクターの立ち位置が違って見えてくる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
『ハイキュー!! TO THE TOP』は、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+と、主要な動画配信サービスのほぼすべてで視聴可能です。サブスク加入済みであればすぐに視聴をはじめられるため、環境を選ばず楽しめます。過去シリーズを一気見してからそのまま続けて観られる充実したラインナップとなっています。

よくある質問

Q. 『ハイキュー!! TO THE TOP』は何期にあたりますか?
A. テレビアニメシリーズとしては第4期にあたります。2020年に前半クールが放送され、同年後半に後半クールが放送されました。本作からインターハイ編が本格的にスタートします。
Q. 前のシリーズを見ていなくても楽しめますか?
A. キャラクターや関係性の背景を理解するためにも、第1〜3期を先に視聴することを強くおすすめします。特に春大会予選を描いた第3期の直後から物語が続くため、続きとして観るのが最も楽しめます。
Q. 全何話ですか?
A. 前半・後半合わせて全25話構成です。前半クール(1〜13話)と後半クール(14〜25話)に分かれて放送されました。各話約24分で、一気に観ても十分楽しめるボリュームです。
Q. この作品の後に続編はありますか?
A. 劇場版『ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が2024年に公開されており、本作の続きにあたる物語が描かれています。テレビシリーズ完走後は劇場版へと続けて楽しむことができます。

まとめ

『ハイキュー!! TO THE TOP』は、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+と、主要な動画配信サービスのほぼすべてで視聴可能です。サブスク加入済みであればすぐに視聴をはじめられるため、環境を選ばず楽しめます。過去シリーズを一気見してからそのまま続けて観られる充実したラインナップとなっています。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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