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2009

クロスゲーム
★ 4.0 / 5.0コメディドラマラブコメスポーツ
| 放送年 | 2009年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 50話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | SynergySP |
北村公は北村スポーツの経営者の息子。近所には月島家が経営するバッティングセンターがあり、ビジネスの関係から両家は長年密接な関係を保っていた。子どもたちは家族のように行き来していた。公と若葉は幼い頃から一緒に過ごしていたが、やがて二人の関係に変化が生まれ始める。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
北村公は、スポーツ用品店「北村スポーツ」を営む一家の一人息子。家の近くには月島家が経営するバッティングセンターがあり、商売を通じて両家は家族ぐるみの深い付き合いを続けていた。月島家の四姉妹のうち、公と同い年の次女・若葉とは生まれた病院も同じで、幼い頃から兄妹のように過ごしてきた。野球を愛する若葉に見守られながら、公は普段は野球に本気を出さないまま日々を送っていた。やがて訪れる出来事をきっかけに、公と月島家の人々、とりわけ三女・青葉との関係は少しずつ形を変えていく。野球と恋、そして成長を、四季の移ろいとともに静かに描く物語である。みどころ・魅力
① あだち充ワールドが息づく繊細な人間ドラマ
原作はあだち充の名作漫画。多くを語らない間(ま)や、さりげない仕草や視線で心情を伝える独特の演出が、アニメでも丁寧に再現されています。派手さよりも余韻で魅せる、大人も惹き込まれる作風が魅力です。② 野球を軸にした青春と成長の物語
ピッチャーとしての才能を秘めた公が、仲間やライバルとともに甲子園を目指して成長していく王道のスポーツドラマ。試合の緊張感と、グラウンド外での何気ない日常が交互に描かれ、登場人物への愛着が自然と深まります。③ 不器用な恋模様と心に残る関係性
公と青葉をはじめとする登場人物たちの、すぐには言葉にならない感情のやり取りが見どころ。距離が縮まったり離れたりを繰り返す関係の機微が丁寧に積み重ねられ、終盤に向けて大きな感動を呼びます。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 関田修 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 近藤優次 |
| 音楽 | 中川幸太郎 |
| 美術監督 | 椋本豊 |
| 音響監督 | 高寺たけし |
| OP | コブクロ 「Summer Rain」 |
| ED | 近藤夏子「恋焦がれて見た夢」 |
| ED | スクエアフード「オレンジDays」 |
| ED | 鶴「燃えるような恋じゃないけど」 |
| ED | 近藤夏子「リハーサル」 |
| ED | 近藤夏子「恋スル乙女」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
あだち充、名前だけは知っていた。タッチの人。野球と恋愛を描かせたら誰も敵わない、あの。ただ正直、食わず嫌いに近かった。絵柄は古いし、どうせ甘酸っぱいだけだろうと高をくくっていた。見始めたのも、配信リストを眺めていて他にめぼしいものがなかったから、くらいの軽い理由だ。それが、序盤のある展開で完全に固まった。甘酸っぱいどころの話じゃない。最初に見たときは何が起きたのか飲み込むのに少し時間がかかって、2回目でようやく、あの静けさが何だったのか腑に落ちた。物音を立てずに足元を抜かれた感覚だけが残る。タッチを通らずにいきなりここへ来たことを、ほんの少し後悔している。いなくなった人の夢を、誰かが黙って投げ続ける話
この作品は、野球と恋愛の青春ものという顔をしているが、芯にあるのはそこじゃない。誰かが抱いていた夢を、本人がいなくなった後で、別の誰かが言葉にせずに引き受けていく話だ。あだち充は、悲しみを大声で説明しない。泣き崩れる場面で何分も尺を使ったりしない。むしろ逆で、いちばん重いものを、何気ない会話やバッティングセンターの金属音の向こうに置いておく。だから一度目はうっかり見落とす。光がなぜ球速にこだわるのか、なぜあの数字に意味があるのか——その理由が言葉で語られないまま、行動だけが積み上がっていく。説明されないからこそ、見ているこちらが勝手に補完して、勝手に苦しくなる。 恋愛の描き方も同じ温度だ。光と青葉は、好きだの嫌いだのを正面から言わない。言わないどころか、表向きはずっと張り合っている。だがグラウンドを挟んで交わす視線とか、口では悪態をつきながら結局そばにいる距離感とかで、全部わかってしまう。あだち充の恋愛は、告白で完成するんじゃなくて、いなくなった人の存在を二人がそれぞれ抱えたまま、それでも前に進もうとする過程そのものに宿っている。だからこの作品を「ラブコメ」の棚に放り込むと、たぶん大事なところを取りこぼす。これは喪失を抱えた人間が、もう一度誰かと未来を見られるようになるまでの、長くて静かな回復の記録だ。野球はそのための器でしかなくて、でもその器の選び方が、どうしようもなく正しい。特に刺さったシーン
中盤、光がマウンドで本気の球を投げる場面。あそこで青葉が見せる表情が忘れられない。彼女はずっと光の素質を半信半疑で見ていて、その壁が音もなく崩れる瞬間が来る。戸松遥の芝居がうまいのはここで、台詞そのものは短いのに、息を呑むほんの一拍に「気づいてしまった」感情を全部のせてくる。叫ばない芝居でここまで持っていけるのかと、思わず巻き戻した。光を演じる入野自由も、普段はとぼけた抜けた声なのに、勝負どころだけ芯が一本通る。あの落差で、彼が内側に何を仕舞い込んでいるかが伝わる。ライバルの三島を演じる野島健児の、余裕と苛立ちが同居した低い声も効いていて、光が本気を出さざるを得ない空気を作っているのが彼だと気づくと、二度目はそっちばかり見てしまった。点が入る派手な場面より、誰も何も言わない一球のほうが、ずっと長く胸に残る。読んで見たくなったら——『クロスゲーム』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 感情を台詞で説明されるより、間や表情から自分で読み取りたい人
- スポーツものの熱さと、静かな喪失の物語を両方ひとつで味わいたい人
- 派手な展開より、日常の積み重ねがじわじわ効いてくる作品が好きな人
- あだち充は名前だけ知っていて、なんとなく避けてきた人(つまり過去の自分)
合わない人
- 毎話わかりやすい山場と決着が欲しい人
- キャラがはっきり気持ちを言葉にしてくれないと物足りない人
- 絵柄やテンポの古さがどうしても気になってしまう人
- 恋愛か野球か、どちらかにきっぱり振り切った話を求めている人
次に見るなら
まずはタッチ。同じあだち充の原点で、野球と恋愛と喪失という三点セットがここで完成している。クロスゲームの静けさが効いたなら、こちらの間の取り方にも確実にやられるはずだ。 野球そのものをもっと濃く味わいたいならおおきく振りかぶって。配球やバッテリーの心理戦を丁寧に描く一方で、登場人物の不器用な内面にもしっかり踏み込んでくる。スポーツと人間ドラマの配合が近い。 喪失と若さというテーマで選ぶなら四月は君の嘘。スポーツではなく音楽だが、いなくなる誰かの存在が残された側を前に押し出していく構造は、クロスゲームの芯と確かに響き合う。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
アニメ「クロスゲーム」は、U-NEXT、DMM TV、Huluの3つの配信サービスで視聴できます。いずれも見放題作品として配信されているため、お好みのサービスを選んで楽しめます。複数の選択肢があるので、すでに利用中のサービスがあればそのまま視聴を始められます。
