ハチミツとクローバー II

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2006ハチミツとクローバー II

ハチミツとクローバー II

★ 4.0 / 5.0ドラマラブコメ日常系
放送年2006年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作J.C.STAFF

高い人気を誇るシリーズの続編にして最終章。武本祐太、真山拓実、森田忍の三人の人生と恋愛模様を再び描く。日本を巡る自分探しの旅を終えた武本からストーリーは始まる。相変わらず複雑な恋愛関係と困難が彼らを襲い、やがて人生の進路を決めることになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

美大を舞台にした青春群像劇『ハチミツとクローバー』、その完結編にあたる第2期。自分を見つめ直す旅から戻ってきた竹本祐太を起点に、物語は再び動き出します。陶芸の道で揺れる竹本、想いを募らせる真山、天才ゆえの孤独を抱える森田、そして将来を選び取ろうとするはぐみとあゆみ。それぞれが片想いの切なさと進路の不安に向き合いながら、青春の終わりと大人への一歩を静かに歩んでいきます。笑いと痛みが同居する、シリーズの集大成となる最終章です。

みどころ・魅力

① 報われない恋が交差する群像劇

竹本、真山、森田、はぐみ、あゆみ——それぞれの片想いが複雑に絡み合い、誰一人として簡単には結ばれません。その不器用さとひたむきさが胸を締めつけます。誰かに自分を重ねてしまう、普遍的な恋愛模様が最大の魅力です。

② 「青春の終わり」と進路の選択

卒業や就職という現実が、登場人物たちに人生の選択を迫ります。夢を追うか、現実を取るか。モラトリアムの終わりを誠実に描く展開は、社会へ踏み出す誰の心にも響く、シリーズ屈指の見せ場です。

③ 笑いと切なさが共存する空気感

シリアスな恋愛模様の合間に、森田兄弟のハイテンションな掛け合いや日常のギャグが挟まれ、絶妙な緩急を生み出します。泣き笑いの余韻を残す独特のトーンが、最終章をより味わい深いものにしています。

キャスト・声優一覧

真山巧
真山巧
メイン
杉田智和
花本はぐみ
花本はぐみ
メイン
工藤晴香
森田忍
森田忍
メイン
釘宮理恵
山田あゆみ
山田あゆみ
メイン
高橋美佳子
竹本祐太
竹本祐太
メイン
野島健児
森田司
森田司
サブ
マック・カルロス
マック・カルロス
サブ
小山力也
森田馨
森田馨
サブ
皆川純子
エマ
エマ
サブ
柚木涼香
花本修司
花本修司
サブ
藤原啓治
勅使河原美和子
勅使河原美和子
サブ
根谷美智子
野宮匠
野宮匠
サブ
浜田賢二

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スタッフ

監督長井龍雪
シリーズ構成黒田洋介
キャラクターデザイン島村秀一
音楽林有三
音響監督明田川仁
OP「ふがいないや」
EDスネオヘアー 「スプリット」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

名作と呼ばれる作品ほど、わざと後回しにする癖がある。みんなが褒めるものに、あとからのこのこ近づくのが気恥ずかしい。ハチクロもそうだった。一期は流し見して、正直、竹本くんが自転車で日本中をさまよう場面しか記憶に残っていなかった。何も解決しないまま、ただ海のほうへ走っていくあの感じ。それでも続きだけは妙に気になって、結局この二期を再生してしまった。最初は「美大の青春群像劇」くらいの軽い気持ちで見始めたら、二回目で、登場人物が全員それぞれ別の方向へ走り出しているだけの話だと気づいて、少し背筋が伸びた。誰も同じ場所にいない。それがこの続編の出発点だった。

誰の恋も報われないのに、なぜか前に進んでいく話

ハチクロIIを単なる三角関係……いや、四角でも五角でもいいが、とにかく恋愛群像劇として見ると、たぶん途中でしんどくなる。だってほとんど誰の片思いも、まっすぐには報われないからだ。好きな相手は別の誰かを見ていて、その誰かもまた別の方を向いている。連鎖のどこにも、きれいな着地点がない。最初に見たときは、この報われなさが意地悪に思えた。なんでこんなに全員すれ違わせるんだ、と。

でも二回目に見て、この作品が描こうとしているのは恋の成就じゃないんだと腑に落ちた。報われなかった片思いが、その人を別の場所へ押し出していく。竹本が自分の手で何かを作る仕事へ向かうのも、真山が自分の感情の決着を自分でつけようとするのも、もとをたどれば「うまくいかなかった気持ち」が燃料になっている。叶わなかったからこそ、次の進路を真剣に選ぶしかなくなる。最終章という枠組みがそこに効いていて、青春のモラトリアムが終わり、全員が「で、お前はどう生きるの」と問われる。恋愛の話の顔をして、実は進路と覚悟の話をしている。報われなさは罰じゃなくて、背中を押す手なんだと、この続編はずっと言っているように見えた。

特に刺さったシーン

やっぱり竹本に引き戻される。一期で記憶に残っていた自転車の旅、その帰結が二期できちんと回収されたとき、思わず画面を止めた。遠くまで走って、何も見つからなかったように見えて、本人の中では確かに一本線が引かれている——その微妙な手応えを、野島健児の声がやりすぎずに掬っていた。叫ばない、決意も小さくつぶやく。あの抑えた芝居だからこそ、決めた瞬間の重さが伝わる。一方で森田の場面は完全に温度が逆で、釘宮理恵が転がすあの突拍子のなさが、終盤の真顔とのギャップで効いてくる。ふざけている人間が一瞬だけ本気の顔をするのは、ずるい。そして花本先生。藤原啓治の、何も言わずにただ見守る低い声があるだけで、この群像劇は一段やわらかく着地する。報われない子たちを、報われないまま肯定してくれる声だった。

読んで見たくなったら——『ハチミツとクローバー II』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 恋愛の「成就」より「そのあとどう生きるか」に興味がある人
  • 報われない片思いを、苦さごと味わいたい人
  • 進路や将来に迷った経験があって、あの宙ぶらりんの感覚を覚えている人
  • 声優の抑えた芝居や、間の取り方に耳がいくタイプ

合わない人

  • 恋愛ものには明確なゴールとハッピーエンドが欲しい人
  • すれ違いの連鎖を見続けるのがしんどい人
  • テンポの速い展開やわかりやすい盛り上がりを求めている人
  • 一期を未見で、いきなり最終章から入ろうとしている人(順番は守ったほうがいい)

次に見るなら

同じ羽海野チカ原作なら、まず3月のライオン。将棋という題材は違うけれど、報われなさを抱えた人間が少しずつ前に進む描き方は完全に地続きで、ハチクロの空気が好きならまず外さない。

美大ではなく音大だけれど、創作と青春と恋がぐちゃっと混ざる群像劇という意味ではのだめカンタービレ。才能と進路に揺れる感じが近い。

そして片思いの苦さで殴られたいならとらドラ!。誰かを好きな気持ちが、別の誰かをまっすぐ向いてくれない——あのすれ違いの構造が、ハチクロと同じ痛点を突いてくる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『ハチミツとクローバー II』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信されており、いずれのサービスでも視聴できます。複数の配信サービスに対応しているため、すでに利用中のサービスがあればそのまま楽しめます。完結編にあたる本作は、第1期から続けて視聴すると物語の余韻をより深く味わえます。

よくある質問

Q. ハチミツとクローバー II はどこで配信されていますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで配信されています。いずれでも視聴できるので、お使いのサービスに合わせて選べます。
Q. 第1期を見ていなくても楽しめますか?
A. 本作はシリーズの完結編のため、第1期から続けて視聴するのがおすすめです。登場人物の関係性や物語の積み重ねを知ることで、より深く感情移入できます。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. 美大生たちの恋愛と進路を描いた、ドラマ・ラブコメ・日常系の青春群像劇です。切ない片想いとコメディが共存する、しっとりとした作風が特徴です。
Q. 全何話ですか?一気見はしやすいですか?
A. 1クール規模の作品で、テンポよく完結まで描かれます。配信サービスならまとめて視聴できるので、週末などに一気見してラストまで楽しむのに向いています。

まとめ

『ハチミツとクローバー II』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信されており、いずれのサービスでも視聴できます。複数の配信サービスに対応しているため、すでに利用中のサービスがあればそのまま楽しめます。完結編にあたる本作は、第1期から続けて視聴すると物語の余韻をより深く味わえます。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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